Road to POWER STRUGGLE
- 日時
- 2015年11月1日(日) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 1,739人(超満員札止め)
MATCH REPORT
そこから始まった第5試合は、1月4日(月)東京ドームで行われるIWGPヘビー戦オカダvs棚橋、11・7大阪で行われるNEVER戦・石井vs本間のダブル前哨戦。
田口対外道で試合がスタート。外道が前方回転エビ固めを繰り出すと、田口が踏ん張ってこらえる。すると、外道はヒップドロップを予想して逃げ出すが、田口がその動きを読んで自爆を避ける。そして、カウンタージャンピングヒップアタックで外道をなぎ倒した。
本間対石井の場面。両者がエルボーとショルダータックルを出し合い、石井が競り勝つ。だが、次の串刺し攻撃を本間がフロントハイキックで阻止。さらに、カウンターショルダータックル、ボディスラムで追い討ちをかけるものの、小こけしはかわされて自爆してしまう。
ここからオカダ組が本間を逃がさず、石井が逆水平チョップ連射、オカダがトップロープ越えのセントーンアトミコなどで追撃。それでも本間は、石井の串刺し攻撃を回避し、串刺しジャンピングエルボー、フェースクラッシャー、小こけしで逆襲。
しかし、オカダ組が本間にトレイン攻撃を敢行し、石井がパワーボムでフォール。これを本間がキックアウトし、2人がブレーンバスターを仕掛け合う。だが、どちらも投げられず、石井が本間をバックドロップで叩きつける。
だが、本間は石井に攻撃すると見せかけ、控えのオカダにこけしロケットをお見舞い。そして、石井に追走式バックエルボーを浴びせ、直後に2人のラリアットが相打ちとなった。
棚橋対外道の場面。外道がサミング、顔面パンチ連射、ボディへのトラースキック。さらに、顔面にもトラースキックを放つが、棚橋が足を受け止めてドラゴンスクリュー。そこからテキサスクローバーホールドを極めるも、オカダのカットが間に合う。
これで棚橋対オカダとなり、オカダがエルボー、フラップジャック、串刺しバックエルボー、DDT、低空ランニングエルボースマッシュ。続いてオカダはコーナー最上段へのぼるが、棚橋が立ち上がったため何もせずに着地。そして、フロントネックロックを放つも、棚橋が受け止めてドラゴンスクリュー。
田口対オカダとなり、田口がヒップアタックとランニングヒップアタックを連射。さらに、石井と外道にもジャンピングヒップアタックを見舞うと、3人へランニングヒップアタックを連発。そして、オカダにスライディングヒップアタックを食らわせる。
しかしオカダは、田口の串刺し攻撃を切り返し、リバースネックブリーカーで逆転。続いてツームストンパイルドライバーを狙うが、田口が抵抗し、本間がオカダに背後からこけしロケットをお見舞い。さらに、棚橋がスリングブレイド、本間が小こけしでオカダに追撃し、棚橋がプランチャで外道を分断。
攻勢の田口は、オカダにダイビングヒップアタックを食らわせ、オヤァイ式レインメーカーポーズ。そこからレインメーカー式ジャンピングヒップアタックを繰り出すも、オカダが受け止め、レインメーカーを繰り出す。しかし、田口がカウンターでジャンピングヒップアタックを浴びせる。
ここで田口はどどんに行くが、オカダが抵抗。それでも田口は延髄斬りへ繋ぐが、オカダがカウンタードロップキックで吹き飛ばし、ダイビングエルボードロップで追撃。そして最後は、レインメーカーからの片エビ固めで3カウントを奪った。
試合後、本間と石井が一触即発で激しく睨み合った。
COMMENT
外道「オイ、棚橋!オマエ言ったな?ベルトが近づいたってな。近づいただけだな!テメェは絶対、レインメーカーに勝てねぇ!」
※石井はノーコメント
田口「ハァハァ……IWGPヘビーのベルトは……遠いなぁ。でもそんなに遠くはないから、一歩一歩近づいていって、69歩目にベルトに到達すれば、それでよしとしようじゃあ〜りませんか」
本間「いよいよ決戦まで1週間を切りました。もうイメトレバッチリ。俺はもうベルトを獲ることしかイメージがないですから。石井、今はよ、奇跡が起きないと思ってんだろ?でもよ、お前の知らない、まだ見ぬこけしがあんだよ、俺には。ビックリさせてやるから楽しみにしとけ。大阪で俺が勝って、大阪のみんなを絶対幸せにしてみせる。こけし・イズ・ハッピー、幸せになろうぜ。ありがとうございました」
棚橋「いいか!疲れてる、疲れてない、泣いた、泣いてない、そういう意地の張り合いがあったけど、1月4日東京ドーム、この意地の張り合いにも必ず、(権利書のケースを叩き)終わりが来るから!」