1月4日（月）東京ドームで行われるIWGP戦オカダvs棚橋、11月7日（土）大阪で行われるNEVER戦・石井vs本間のダブル前哨戦。
　
　棚橋対オカダで試合が始まると、両者へ向けた大コールで場内が騒然となる。そこから棚橋がヘッドロックを極めると、オカダもヘッドロックを返し、ショルダータックル。その後、棚橋が下から回転エビ固めを繰り出すも、オカダがすり抜け、棚橋を押さえ込んだ。
　ロビンソン対外道の場面。外道がサミングで不意打ちすると、ロビンソンがリープフロッグから後転でフェイントを試みる。しかし、外道が引っ掛からずにストンピングをお見舞い。
　だが、ロビンソンがショルダースルーで逆襲し、高速エアプレーンスピン。これで外道を場外へ追いやってロープへ走るも、石井が乱入してカウンターラリアット。
　激しい場外乱闘を挟み、オカダ組がロビンソンの捕獲に成功。外道が顔面攻撃、石井が逆水平チョップ、オカダがトップロープ越えのセントーンアトミコ、石井がエルボー＆逆水平チョップなどで攻め立てる。
　苦しくなったロビンソンは、カウンターバックエルボー、セントーンで石井に逆襲。タッチを受けた本間が、逆水平チョップ3連発、串刺しジャンピングエルボー、フェースクラッシャー、小こけし、コーナーからのシャリマティー、低空シャリマティー、追走式バックエルボー、カウンターラリアットと一気に畳み掛ける。
　続いて本間はブレーンバスターの体勢に入るが、石井が踏ん張って抵抗し、反対に本間を投げ捨てる。しかし本間は、カウンターこけしロケットで報復。
　棚橋対オカダの場面。棚橋がフロントハイキックを受け止め、ドラゴンスクリューからテキサスクローバーホールド。しかし、外道のカットを警戒し、オカダを離す。
　するとオカダは棚橋を逆さづりで担ぐが、棚橋が前方回転エビ固めに切り返す。しかし、オカダがすり抜け、レッドインクで捕獲。これをロビンソンがカットすると、外道がオカダに助太刀。外道が棚橋にトラースキックを見舞い、直後にオカダが低空ランニングエルボースマッシュを浴びせる。
　続いてオカダはツームストンパイルドライバーを狙うが、棚橋が回避してレインメーカー。これをオカダがかわして“本家”レインメーカーを仕掛けるものの、棚橋が阻止してスリングブレイドでなぎ倒した。
　ロビンソン対オカダの場面。ロビンソンがオカダにジャンピングネックブリーカー、バックスピンキック、外道にパンチ連射。そして、オカダと外道をコーナーに重ね、串刺しボディアタック、キャノンボールを食らわせる。
　ロビンソンの攻撃は続き、オカダにコーナー最上段からダイビングヘッドバット。さらに、パワーボムの体勢に入るも、オカダが脱出してカウンタードロップキック。
　続いてオカダは、ダイビングエルボードロップでロビンソンに追撃。そして、レインメーカーポーズからレインメーカーをさく裂させ、3カウントを奪った。

オカダ「こんな感じじゃないですかね？（腕の血を見ながら）ジュースの血が。これは何かわかるか？ドロップキックだよ。気をつけろ、レベルが違うから。棚橋さん、アンタもドロップキックで血祭りに上げるぞ？」
外道「オイ、棚橋！オマエも感じたろ？今日の試合で感じたろ？どっちがベターなレスラーかわかったろ？一目瞭然だ、オイ！今日の後楽園の客、みんなわかってるぞ？どっちがよ、ベターなレスラーかな」
※石井はノーコメント

棚橋「いいこと思いついた……オカダはまだ外道に頼ってる部分がある。言ったらば、外道はプレイングマネージャーだな。よし、まずは正攻法じゃないけど、まずは外道を潰す。なにふり構ってられないからさぁ」
本間「石井、軌跡は2度は起きないって言ってるのかもしれないけど、俺は絶対軌跡を起こしてみせる。1回、まぐれかもしんないけど、俺がお前からシングルマッチで勝ったのは、間違いない事実だから。2度目の奇跡、起こしてみせます、大阪で。絶対起こしてみせる。もう今から俺はNEVERのベルトを巻く姿をイメージしてますから。イメトレ大事ですから。絶対獲ってみせます。みんなでのこけしでバッチリ獲って、大阪を最高の空間にしてみせます。こけし・イズ・ハッピー、幸せになろうぜ」
ロビンソン「（鼻から出た血を指さし）見てみろ、この鼻をやられたんだ。しかし、新日本プロレスにはこの闘いがあるからこそ、ここに来たんだ。鼻が折れようと、なにがあろうと、俺は闘っていく。そして、闘いを続けていくんだ。見ていてくれ、俺の闘いを」