Road to POWER STRUGGLE

日時: 2015年10月24日(土) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1,738人（超満員札止め）

第2試合 20分1本勝負

YOSHI-HASHI
タマ・トンガ

桜庭和志
バッドラック・ファレ

矢野通
ドク・ギャローズ

中邑真輔
“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン

境界線

10分47秒　ボマイェ→片エビ固め

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

　11月7日（土）大阪のIWGP IC戦を控え、中邑とアンダーソンが8人タッグマッチで前哨対決。
　
　BULLET CLUBが奇襲を仕掛け、混乱の中で試合開始のゴングが鳴る。
　そして、リング上ではYOSHI-HASHIとトンガの対決となり、トンガが独特のムーブからドロップキック。しかし、YOSHI-HASHIがヘッドシザースホイップで巻き返し、トンガをトップロープへ乗せて低空ドロップキックを浴びせた。
　桜庭対ギャローズの場面。ギャローズがボディスラムで叩きつけ、ストンピングを連発する。しかし、桜庭がことごとく回避し、ギャローズの脚を取って膝十字固めを狙う。しかしギャローズは、桜庭を引きずって強引に逃げ、ファレとタッチした。
　矢野対ファレの場面。矢野がまともに闘わずにロープへ逃げ、ファレを挑発。ファレが怒って襲い掛かると、タイガー服部レフェリーが注意。すると矢野は、取り外したニュートラルコーナーのクッションで、ファレの頭頂部を背後から殴打。そして、YTRアピールを開始するも、ファレが途中で妨害。
　これをきっかけに矢野が孤立し、トンガがヘッドバット連射で追い討ち。その後、アンダーソンが中邑のコスチュームを勝手に着込み、“たぎる”ポーズを真似て挑発。そして、“マ・シン・ガン”アピールを開始するも、矢野が背後から両耳を掴んで阻止。
　これで中邑の登場となり、アンダーソンの頭部へキックを見舞う。そして、バイブレーション式踏みつけ攻撃に繋ぐと、アンダーソンをコーナー最上段へ乗せてジャンピングニーアタック。しかしアンダーソンは、スピニングスパインバスターで逆転。
　中邑対トンガの場面。BULLET CLUBがトレイン攻撃を敢行し、アンダーソンがジャンピングフロントハイキック、トンガが串刺しジャンピングボディアタック、ファレとギャローズが串刺しボディアタック。さらに、アンダーソンとギャローズの合体リバースガンスタンから、トンガがジャンピングボディプレスを浴びせる。
　次にトンガは串刺し攻撃に行くが、中邑が両脚キックで迎撃し、ジャンピングボマイェで逆転。そして、ボマイェを仕掛けるも、アンダーソンがジャンピングフロントハイキックで妨害。
　その直後、YOSHI-HASHIがアンダーソンにラリアット、ファレがYOSHI-HASHIにエルボー。だが、矢野がトップロープをずらし、ファレを場外に落とす。
　一方、トンガはトンガンツイストで中邑に追撃し、ベレノの体勢に入る。ところが、桜庭が背後からスリーパーホールドを極めて引き離し、直後に中邑がボマイェでとどめを刺した。
　
　試合後、中邑とアンダーソンは一触即発で視殺戦を展開。最後は中邑が「イヤァオ!!!!」で締めた。

COMMENT

中邑「ハァハァ、そうそうそうそう。よくわかってるねぇ、マシンガン、コイツ（ベルト）の価値をなぁ。いかようにでも、オイ。それこそ、マシンガン、同い年、同じキャリア。なにが違うかって？（自身の頭を指さす）なんだろうなぁ？」
※矢野、桜庭、YOSHI-HASHIはノーコメント

アンダーソン「オーサカで今日の借りは必ず返してやる！オーサカでシングルとタッグの二冠王になってやる！そして俺たちはレジェンドになるんだ！ナカムラよ、オマエはオーサカで終わりだ！そしてBULLET CLUBの新しいキャッチフレーズができるだろう。『BULLET CLUB、イヤァオ！BULLET CLUB、イヤァオ！イヤァオ！』だ!!」
※ギャローズはアンダーソンのコメント中、「フ○ック・ユー！」と連呼
※ファレ、トンガはノーコメント