Road to DESTRUCTION

日時: 2015年9月24日(木) 17:30開場　18:30開始
会場: 鳥取・鳥取産業体育館
観衆: 1,400人

第2試合 20分1本勝負

ジェイ・ホワイト
ボビー・フィッシュ

アレックス・シェリー
カイル・オライリー

境界線

10分35秒　チェイシング・ザ・ドラゴン→体固め

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　9・27神戸で行われるIWGP Jr.タッグ戦オライリー＆フィッシュvsKUSHIDA＆シェリーの前哨戦。
　
　シェリー対フィッシュで試合がスタートし、シェリーがアームホイップ、低空ランニングフロントキック。そこからホワイト対オライリーになり、ホワイトがアームホイップから腕を固める。
　これをオライリーが切り返し、エルボー、フロントハイキックなどで逆襲。それでもホワイトはドロップキックで巻き返すが、控えのフィッシュが転倒させ、オライリーがランニングニードロップを投下。
　これでホワイトは動きが止まってしまい、フィッシュがトップロープ越えのローリングセントーン、オライリーがアームロック、腕ひしぎ逆十字固めなどで攻め立てる。
　その後もオライリー＆フィッシュの集中攻撃は続いたが、ホワイトはカウンタードロップキックでオライリーに逆襲。ようやくタッチを受けたシェリーが、オライリーに強烈な延髄斬りを食らわせる。
　さらにシェリーは、串刺し攻撃を回避してエプロンへ飛び出し、エプロンから場外のフィッシュにジャンピングニーアタック。そして、リング内のオライリーには、コーナー最上段からライダーキックを食らわせる。それでもオライリーは打撃コンビネーションを繰り出すが、シェリーが水面蹴りをかわし、直後にトラースキックを見舞った。
　ホワイト対フィッシュとなり、ホワイトがエルボー連打、逆水平チョップ。さらに、リープフロッグからカウンターバックエルボーを浴びせる。
　続いてホワイトは、串刺しエルボースマッシュ、ブレーンバスター、ミサイルキックでフィッシュに追撃。そして、逆片エビ固めを極めると、オライリーがフロントネックロックでカットに入る。しかし、その背後からシェリーがスリーパーホールドを極め、オライリーを引きはがす。
　これでホワイトが逆エビ固めへ移行すると、シェリーはオライリーにコブラツイスト。だが、オライリーは空いている左手でホワイトの頬に張り手を連発。そして、シェリーを投げ捨て、ホワイトの後頭部に延髄斬りを浴びせてカット。
　すると、フィッシュがカウンターバックフリップでホワイトに逆襲し、エクスプロイダーで投げてニュートラルコーナーへ叩きつける。すかさずシェリーが飛び込むも、オライリー＆フィッシュがトレイン攻撃、合体ダイビングニードロップで排除。そして最後は、合体技チェイシング・ザ・ドラゴンでホワイトを葬った。

COMMENT

オライリー「今夜は予行演習だ。『DESTRUCTION in KOBE』で何が起こるかのな。今夜はアレックス・シェリーとジェイ・ホワイトを相手にそれを見せ付けてやった。アレックス・シェリーが誰を連れて来ようが結果は同じ。例えそれがKUSHIDAであっても。コーベでもう1度、同じものを見せてやる。なぜならチャンピオンである俺たちは、神と同じ力を持っているからだ」
フィッシュ「アレックス・シェリー、お前はもう、俺たちに倒されるメンバーに入ってるんだ。すでに予約番号を打っている。コーベでは今日のジェイ・ホワイトのようになるんだ。アレックス・シェリー、お前がならなくても、KUSHIDAがなる。俺たちがお前らの結果をハンドリングしているんだからな。お前らに逃げ道はないんだぞ」

シェリー「俺はこのニュージャパンで3年間闘ってきた。その間いろんなタッグチームがやって来た。そして闘った。reDRAGONはその中でもタイプの異なるタッグチームだ。タイムスプリッターズにとって、厄介な相手であるのは確かだ。だからといって、彼らとの闘いを避けるわけにはいかない。俺たちは今、彼らに勝つことを渇望している。それは俺たちにとって第一歩になるからだ。俺とKUSHIDAがIWGP Jr.ヘビー級のタイトルを懸けて闘うための。タイムスプリッターズにとって、reDRAGONと闘うのは運命だし、彼らに勝つことも運命なんだ。運命から逃げるわけにはいかない」
※ホワイトはノーコメント