9・27神戸のIWGP IC戦を控え、王者・後藤と挑戦者・中邑が前哨対決。なお、NEVER王者・真壁は9・23岡山のメインイベントで、飯伏幸太を相手に2度目の防衛戦を行なう。
　
　後藤と中邑の対決で試合が始まり、中邑が脱力してロープブレイク。そして、後藤を押し倒してストンピングとローキックを放つが、いずれも後藤が回避。さらに、アームホイップを切り返して中邑を投げると、ショルダータックルで吹き飛ばした。
　真壁対YOSHI-HASHIの場面。YOSHI-HASHIが逆水平チョップ連射で押し込むものの、真壁がカウンターショルダータックルで報復。
　キャプテン対矢野の場面。矢野がまともに闘わず、自らロープへ逃げてブレイクを要求。キャプテンが素直に応じると、「こいつ、バカだぞ!!」などと大声で罵倒する。
　その後、キャプテンが地獄突きで報復し、エルボー合戦が勃発。そこからキャプテンがヘッドロック、カウンターショルダータックル、頭部へのパンチ連射と畳み掛ける。だが、次のジャンピングショルダータックルを矢野が叩き落とし、両軍入り乱れての大乱闘へ突入。
　ここから中邑組がキャプテンを逃がさず、矢野が金具攻撃、中邑がジャンピングニードロップで追撃。さらに、矢野が再び金具攻撃で痛めつけ、マスクに手をかけて精神的に揺さぶる。
　キャプテンのピンチは続き、YOSHI-HASHIが逆水平チョップ。さらに、キャプテンをトップロープへ乗せ、低空ドロップキックを浴びせる。これで「キャプテン」コールが起きると、キャプテンはカウンタージャンピングショルダータックルでYOSHI-HASHIに反撃。
　ようやく出番となった真壁が、乱入した矢野にショルダータックルを食らわせ、YOSHI-HASHIに串刺しラリアット、頭部へのパンチ連射ノーザンライトスープレックスホールドで追い討ちをかける。
　しかしYOSHI-HASHIは、カウンターヘッドハンターで逆転し、串刺し逆水平チョップ、ネックバスターへ繋げる。だが、真壁が右ラリアットを発射し、回避されたところに左ラリアットを浴びせた。
　後藤対中邑の場面。後藤が串刺しニールキック、ブルドッキングヘッドロックを見舞うも、次の追走式ラリアットを中邑がかわし、エルボー合戦へ持ち込む。これは後藤が競り勝つも、矢野に背中を蹴られて動きがストップ。すかさず中邑が頭部にキックを食らわせ、コーナー最上段へ固定してジャンピングニーアタック。
　しかし後藤は昇龍結界で逆転し、キャプテンとスイッチ。これで後藤組が中邑にトレイン攻撃を敢行し、キャプテンが串刺しバックエルボー、後藤と真壁が串刺しラリアット。さらに、キャプテンと後藤が合体ブレーンバスターで追撃する。
　ここでキャプテンはリバースフルネルソンの体勢になるが、YOSHI-HASHIがトラースキックでカット。しかし、真壁がYOSHI-HASHIと矢野に両腕ラリアットをお見舞い。
　すると、キャプテンがカウンターヒラボトムで中邑を叩きつけ、コーナー最上段からダイビングヘッドバットを発射。これは中邑が回避したものの、後藤がカウンター牛殺しでアシストし、キャプテンが中邑にカリビアンデスグリップ。しかし、中邑がレッドシューズ海野レフェリーにしがみつき、矢野がキャプテンの背後から急所攻撃。そこから中邑がフォールに行くも、真壁のカットが間に合う。
　するとキャプテンは、下から回転エビ固めを繰り出すが、2で返した中邑がリバースパワースラムで逆転。続いて全身をのけぞらせてたぎると、ボマイェでキャプテンを葬った。
　
　試合後、中邑と後藤が激しい視殺戦を展開。そこから中邑が「イヤァオ!!!!」の雄叫びをあげた。

中邑「まあ、俺が言うのもおこがましいけど、チャンピオンらしくなってきたじゃねえか。いい感じで追い込まれてきてるぜ、この俺様が。次の神戸、俺がきれいに首洗っててやるから、テメエもそのベルト、ピッカピカにして持って来んだぞ」
※矢野＆YOSHI-HASHIはノーコメント
 
※後藤＆真壁＆キャプテンはノーコメント