Road to DESTRUCTION

日時: 2015年9月18日(金) 17:30開場　18:30開始
会場: 富山・魚津ありそドーム
観衆: 1,115人

第6試合 30分1本勝負

後藤洋央紀
中邑真輔

境界線

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　9・27神戸のIWGP IC戦を控えた王者・後藤と挑戦者・中邑が、今シリーズ11度目の前哨対決。
　
　両者の先発で試合が始まり、中邑が後藤を押し倒してストンピング、ローキックを矢継ぎ早に繰り出す。しかし、いずれも後藤が回避し、アームホイップ、ショルダータックルをお見舞い。
　タッチを受けた本間が小こけしを狙うも、中邑にかわされて自爆。本間対YOSHI-HASHIとなり、激しいチョップ合戦で場内がヒートアップ。そして、本間がアームホイップから小こけしを狙うが、またもやかわされてしまう。
　直後に激しい場外乱闘へ突入し、大ダメージを負った本間を中邑組が捕獲。中邑がジャンピングニードロップ、YOSHI-HASHIが串刺しラリアットを食らわせる。
　その後、中邑がバイブレーション式踏みつけ攻撃、スリーパーホールド、リバースパワースラムで本間に追撃。そして、ボマイェの発射体勢に入るものの、本間が立ち上がれずに断念。
　それでも中邑はフロントネックロックを極めるが、本間がブレーンバスターに切り返す。そして、カウンターボディスラムから今度こそ小こけしを命中させた。
　後藤対中邑となり、後藤がミドルキック、串刺しニールキック、バックドロップ。しかし中邑は、次の追走式ラリアットを回避し、エルボー合戦へ持ち込む。競り勝った後藤がロープへ走るが、YOSHI-HASHIが場外から如意棒攻撃で妨害。中邑が後藤をコーナー最上段へ追い込み、ボディにジャンピングニーアタックをヒットさせた。
　後藤対YOSHI-HASHIの場面。YOSHI-HASHIがヘッドハンター、串刺し逆水平チョップで後藤に追撃し、中邑が串刺しジャンピングニーアタックでアシスト。そして、中邑が後藤をトップロープへ乗せ、YOSHI-HASHIが低空ドロップキックをお見舞い。その直後、中邑がスライディングボマイェを食らわせる。
　次にYOSHI-HASHIはパワーボムを狙うが、後藤がバックスープレックスに切り返す。そして、ミドルキックで反撃するも、YOSHI-HASHIがカウンターラリアットで吹き飛ばす。
　続いてYOSHI-HASHIはパワーボムを仕掛け、抵抗した後藤へトラースキックを見舞う。しかし、本間がこけしロケットを食らわせ、中邑にもこけしロケット。すると、後藤がカウンター牛殺しでYOSHI-HASHIに追撃し、本間が後藤のアシストを受けてこけし・改。最後は、後藤が昇天・改からの片エビ固めで3カウントを奪取した。
　
　試合後、後藤と中邑は額を突きつけて激しく睨み合った。

COMMENT

本間「今日、プロレスに入って初めて魚津で試合したんですよ。アッチッチ、熱くて熱くて、最高です。お客さんもたくさん入っていただいて。それで俺と後藤、後藤いいね、洋央紀いいよ。チャンピオンになった選手はやっぱり違うね。俺がこんなこと言うような立場じゃないですけど。すごいチャンピオンですよ。今シリーズ2回目のタッグですけど、こけし・改からの昇天。最高です」
後藤「チームワークがいい形になってきた。決断力が固まりつつありますよ。インターコンチ（ネンタル王座防衛戦）もあるけれど、やっぱりその前に、本隊の一員として、CHAOSやBULLET CLUBに負けてられない」

※中邑＆YOSHI-HASHIはノーコメント