ライガー組vs矢野組の8人タッグマッチ。なお、タイガーは9・23岡山でNWA Jr.王者スティーブ・アンソニーに挑戦する。
　
　タイガー対バレッタで試合がスタート。バレッタの挑発に対し、タイガーはローキック3連発で報復。すると、バレッタがマスクに手をかけるが、タイガーが脚払いで転倒させる。たまらずバレッタは控えのロメロへ泣きついた。
　ライガー対ロメロの場面。クリーンブレイクしたロメロが握手を求め、控えのバレッタが「大丈夫」コールを煽る。するとライガーは、四方のファンに「大丈夫!?」と確認し、ようやく握手に応じる。すかさずロメロはトーキックで不意打ちに出るが、ライガーが風車式バックブリーカーでお仕置き。ロメロはたまらず外道へ泣きついた。
　田口対外道の場面。外道が顔面攻撃で先制するも、田口のカウンタージャンピングヒップアタックを被弾し、控えの矢野へ泣きつく。これで田口対矢野となり、田口がヒップアタックのアクションでけん制。すると、矢野がロープから体を出してブレイクをアピールし、直後に外道が田口を背後から急襲。
　これでCHAOSが田口を捕まえ、矢野が金具攻撃。さらに、バレッタが田口を押さえ、外道が尻を蹴り上げる。そして、ロメロがランニングローキック、バレッタがその場飛びムーンサルトプレスで追い討ち。
　その後、外道が田口のジャンピングヒップアタックを受け止め、アトミックドロップで叩きつける。しかし、それでも田口がジャンピングヒップアタックを食らわせ、ようやく自軍コーナーへ帰還。
　スイッチしたタイガーは、コーナー最上段から外道にフライングボディアタック。すると、ロメロがタイガーを背後から捕まえるが、タイガーが外道をフロントキックで蹴散らし、ロメロにはカンガルーキック。
　その直後、今度はバレッタがタイガーを捕まえるが、ロメロと外道の突進をタイガーがフロントキックで迎撃し、背後のバレッタにカンガルーキック。さらに、控えの矢野をドロップキックで場外に落とすと、外道とロメロを同時に投げ飛ばす。
　タイガーの攻勢は続き、ハイキック、タイガードライバーで外道に追撃。しかし、ロメロとバレッタが、ダブルジャンピングニーアタックで勢いを止めた。
　キャプテン対矢野の場面。キャプテンがいきなり右手を突き出して矢野をたじろがせ、地獄突きをお見舞い。すると、ロメロとバレッタがコーナー最上段から飛び込むが、キャプテンが両手で“待ちたまえポーズ”を繰り出し、それぞれに地獄突き。そして、再び矢野の眼前に右手を突き出し、地獄突き、ヒラボトムで追撃する。
　その後、タイガーがローリングソバット、ライガーが掌底を矢野に見舞い、キャプテンがコーナー最上段からダイビングヘッドバットを敢行。ところが、かわされて自爆してしまう。
　それでもキャプテンは、下からの回転エビ固めで矢野に3カウントを迫る。しかし、矢野がキャプテンを突き飛ばしてマーティー浅見レフェリーと衝突させ、背後から急所攻撃。そして、キャプテンの“皮膚”を顔面に被せて視界を遮り、横入り式エビ固めで押さえ込んだ。

田口「シックスティナイン・タッグチャンピオン・・・、シックスティナインの神はすでに私の元に降りてます。第69代の神はあのタッグチームを選ばないでしょう。やはり69代、シックスナインの神は（テンコジを）選ばないでしょう。テンコジが挑戦失敗したら、私に挑戦権を下さい。1発で獲る。いや、そんな年老いた男の夜の発言みたいなことは私は言わない。3発（挑戦権を）もらえれば獲ります。3発下さい。しかも連続で。休みなしで。3日連続でもいいです。いや、1大会3発でもいいです」
※ライガー＆タイガー＆キャプテンはノーコメント
 
ロメロ「また今日も勝ったぞ！ ロッポンギヴァイスは絶好調だぜ」
バレッタ「ニュージャパンだけじゃなく、世界で最もイカしたチームだな」
ロメロ「そういうことだ、ハッハッハ」
バレッタ「俺たちにはそれだけのセンスがあるからな。当然のことだぜ。こうなったらあとはタイトルに挑戦するだけだ。もちろん挑戦するだけじゃないぜ。ベルトも奪うぞ」
ロメロ「バッカスプリッターズ（※タイムスプリッターズのこと）が何でタイトルに挑戦できるんだ？ あいつらずっと休んでたじゃないか？ ロッポンギヴァイスこそがタイトルに挑戦するにふさわしいチームなんだぞ。どういうことなんだ？ まあ、決まってしまったんなら仕方ない。でも、その次、俺たちがコーベで勝ったチームに挑戦する。それだけの実績を上げてきてるはずだ。ロッポンギヴァイスがチャンピオンに返り咲いて、永遠にベルトを持ち続けるんだ」
バレッタ「永遠にだって？ 俺はそんなに長くプロレスをしないぞ。早い時期に引退するつもりなんだけど・・・」
ロメロ「何言ってるんだ？ ずっと持ち続けるんだ。俺が75歳になっても、お前は62歳だろ？ ダイジョーブ」
バレッタ「俺はまだ29年も（プロレスを）続ける気はないぞ」
ロメロ「まあ、いい。今日はヤノさんのおごりだ」
バレッタ「お前はそんなことばっかり言ってるけど、いつも俺たちが払ってるじゃないか！」
ロメロ「オッ、そうだな。じゃあ、今日はどっちが払う？」
バレッタ「俺は払わない」
ロメロ「そうか。じゃあ、仕方ない。今日の勘定は別々にしよう」
※矢野＆外道はノーコメント