Road to DESTRUCTION
- 日時
- 2015年9月15日(火) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 新潟・サンビレッジしばた
- 観衆
- 1,053人(超満員札止め)
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第7試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
KUSHIDA対オメガで試合が始まり、意外にもオメガがクリーンに握手。その後、やはり不意打ちに出たものの、KUSHIDAが低空ドロップキック、側転からの低空ドロップキックでお仕置き。
KUSHIDA対ファレとなり、KUSHIDAがローキック連射からボディスラムを仕掛けるが、持ち上げることができず。替わった棚橋もボディスラムを狙うが、押し潰されてしまう。これで棚橋対アンダーソンとなり、アンダーソンが噛みつき攻撃。だが、棚橋はカウンターバックエルボー&フライングボディアタックで逆転。
小島対アンダーソンの場面。小島がショルダータックルで先制し、大胸筋を動かしてアピール。そこから天山対アンダーソンとなり、天山が小島たちのアシストを受け、BULLET CLUB全員にモンゴリアンチョップ。
天山の攻勢は続き、アンダーソンに串刺しラリアット、ブレーンバスター。ところが、控えのファレがロープワークを妨害し、アンダーソンが逆転に成功。たちまち両軍入り乱れた場外乱闘へ突入し、BULLET CLUBが棚橋組を圧倒。
これで天山がローンバトルへ追い込まれ、アンダーソンが顔面攻撃、ギャローズがボディブロー連射、オメガが踏みつけ攻撃、キャメルクラッチ、ファレがショルダークローなどで攻め立てる。
しかし、天山がファレのエルボードロップを回避して脱出し、タッチを受けた棚橋がファレに串刺しボディアタック。さらに、ファレの串刺し攻撃を回避して今度こそボディスラムで投げ捨てると、ジャンピングエルボードロップ、サンセットフリップで追い討ち。その後、場外に落とされそうになった棚橋が逆上がりで復活。さらに、張り手からロープへ走るが、ファレがカウンターショルダータックルでなぎ倒した。
KUSHIDA対オメガの場面。KUSHIDAがスワンダイブチョップ、ローキック連射、ハンドスプリングエルボー。そして、控えのアンダーソン&ギャローズへ向けてハンドスプリング式ニールキックを繰り出すも、受け止められてしまう。
これでオメガがKUSHIDAを担ぐが、KUSHIDAが脱出し、ローリングエルボー。すると、オメガがカウンター逆水平チョップで巻き返し、コタローフェースクラッシャーに行く。これをKUSHIDAが回避して腕ひしぎ逆十字固めを極めるが、オメガが強引に持ち上げ、変型パワーボムで叩きつけた。
小島対ギャローズの場面。小島が逆水平チョップ乱射、串刺しジャンピングエルボー、「いっちゃうぞバカヤロー!」からのダイビングエルボードロップと得意技を連発。すると、ギャローズが地獄突き、リバースサイドバスターで逆襲に出るが、小島もコジコジカッターで対抗。
続いて小島はラリアットを狙うが、アンダーソンが妨害。これでBULLET CLUBがトレイン攻撃を小島に食らわせ、アンダーソン&ギャローズ&オメガが合体リバースガンスタンで追撃。そして、ギャローズがチョークスラムからフォールに行くが、小島がキックアウト。
すると、ギャローズとアンダーソンがマジックキラーを仕掛けるが、棚橋がカット。その直後、棚橋がギャローズにスリングブレイド、KUSHIDAがオメガにスワンダイブミサイルキック、棚橋がファレにドロップキック。そして、棚橋とファレが同時にプランチャを繰り出し、ファレとオメガを押し潰す。
一方、リング上では小島と天山がテンコジカッターでアンダーソンを排除。それでもギャローズはトラースキックを小島に浴びせ、ハングマンズヌースからフォール。しかし、小島がカウント2で跳ね返し、ギャローズのラリアットを腕へのラリアットで迎撃。
さらに小島は、垂直落下式ブレーンバスターでギャローズに追撃し、最後はウエスタンラリアットで引導を渡した。
試合後、小島、天山、棚橋、KUSHIDAが四方のコーナーへのぼり、ファンの大歓声を浴びる。
その後、小島がマイクアピールを敢行し、IWGPタッグ王座奪取をファンに約束した。
小島「新発田大会へご来場の皆様、ありがとうございます!(※大歓声&大拍手) タナ、クッシー、どうもありがとう!(※2人と握手してファンが大拍手) そして、天山!! 天山!! 俺たち、今度の9月23日岡山で、IWGPタッグ挑戦が決まっています!(※大歓声&大拍手) これがどういう意味か、わかりますか? どういう意味かわかりますか? (※『わからない!』の声が飛び)わからない、そうか(笑)。俺たちが、IWGPタッグチャンピオンに! なるということです!(※大拍手) ということで、テンコジ! IWGPタッグのベルト・・・獲っちゃうぞバカヤロー、オイ!!(※大歓声)」
COMMENT
天山「コジがリング上で言いましたよね。IWGPタッグ(獲るって)。あと1週間、岡山で。次、獲ったら8回目。ちょうど今のチャンピオンが第68代。俺らが獲ったら第69代。しっかりとテンコジがシックスティナインになってやるから。俺らが獲って、この新日本プロレスを引っ張っていかないと。いつまでも BULLET CLUB、あんなヤツらに持たしとくわけいにはいかん。ほかにもあのベルトを狙ってるやつがいるかも知れんけど、ここは俺たちが一発で獲ってみせる。誰にも邪魔させんから。テンコジが69代IWGPタッグチャンピオンになってみせる」
小島「テンコジが初めて(IWGPタッグ)ベルトを獲ってから16年、17年目。1999年なんでね。それからまだ、ベルトを獲れる位置に来た。ただ組 んでるだけじゃないんだ。まだベルトを狙える位置にいる。それがすべて。この16年間の、それよりもっともっと長い時間をテンコジとして過ごしてきた。この歴史を必ず証明してみせようと思います。次、獲れば、6度目の戴冠。楽しみにしといてください」
KUSHIDA「セオリーにない動き、理にかなってない動き、それが彼(オメガ)の持ち味とするならば、タイトルマッチでいくらでも出してきていい。それを全部受け止めるから。全部受け止めて、すべて跳ね返す。それがチャンピオンだから」
ファレ「タナ、これを見ろ! バックルが壊れてしまった。だけどな、それならベルトでお前を叩きのめすだけだ。コノヤローめ!」
アンダーソン「タナハシ、コーベでお前が持ってる(挑戦権利証の)ブリーフケースをファレが奪う。そしてトーキョードームでバッドラック・ファレがIWGPヘビー級チャンピオンになるんだ」
オメガ「KUSHIDA、俺にとってのチャンスはビッグショーにあるんだ。今日のようなハウスショーは、ビッグショーに向けてチューンアップするためにあるだけだ。そんな大会にサムライTVがなんで来てるんだ? お前はS・H・I・Tだ。サムライTVなんて大嫌いだ。俺が好きなのはベルト。そしてファレが好きなのは(挑戦権利証の)ブリーフケースなんだ。俺たちはビッグショーで、お前らが持ってるものを奪い取ってやるからな。楽しみに待っておくんだな」
アンダーソン「そうだ。テンザン、コジマ、お前らもその日に終わるんだ」
ギャローズ「(※弱々しい声で)テンコジ、お前らはもうすぐ終わるんだぞ」