Road to DESTRUCTION
- 日時
- 2015年9月11日(金) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 1,587人(満員)
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第5試合 30分1本勝負
スペシャル8人タッグマッチレフェリー|マーティー浅見
MATCH REPORT
そこから始まった第5試合は、9月27日神戸で行われるIWGP挑戦権利証争奪戦・棚橋vsファレ、9・23岡山で行われるIWGPタッグ戦アンダーソン&ギャローズvs天山&小島、IWGP Jr.戦KUSHIDAvsオメガの4重前哨戦。
KUSHIDA対オメガで試合がスタート。オメガがラフで攻めるも、KUSHIDAが膝へカウンター低空ドロップキックを見舞って報復。さらに、側転から顔面へ低空ドロップキックを食らわせる。しかし、オメガは顔面攻撃で逆転。
小島対アンダーソンの場面。小島と天山が棚橋たちのアシストを受け、BULLET CLUBメンバーを次々と蹴散らして行く。そこから棚橋対ファレとなり、ファレがヘアー攻撃で先制。
しかし棚橋は、フライングフォーアームでファレに逆襲し、場外へ落とす。ところが、次に放ったスライディングキックをファレがかわし、場外でバッドラックフォールを仕掛ける。これは棚橋が回避したものの、ファレはすぐにカウンターラリアットをお見舞い。
ここからBULLET CLUBが棚橋をローンバトルへ引き込み、チョーク攻撃や同時攻撃などのラフ殺法でいたぶり続ける。苦しくなった棚橋だったが、ドラゴンスクリューでギャローズに逆襲し、ようやく自軍コーナーへ生還。
天山対ギャローズとなり、天山がモンゴリアンチョップ連射、ヘッドバット、串刺しラリアット、ブレーンバスターなどでラッシュ。だが、ギャローズはカウンター地獄突き、トラースキック、ジャンピングフロントハイキックで逆転。
天山対オメガとなり、オメガが強烈な逆水平チョップ。しかし天山は、カウンターニールキックで反撃し、KUSHIDAとタッチ。そのKUSHIDAは、ハンドスプリングエルボー、その場飛びムーンサルトプレス、腕ひしぎ逆十字固め、ショルダーアームブリーカーでオメガに追い討ちをかける。
続いてKUSHIDAはホバーボードロックに行くが、オメガが受け止めてコーナーに叩きつけ、コタローフェースクラッシャーで逆襲。ここでBULLET CLUBのトレイン攻撃となり、オメガが串刺しバックエルボー、アンダーソンがジャンピングフロントハイキック、ギャローズとファレが串刺しボディアタック。さらに、アンダーソンがセントーン、ファレがジャンピングボディプレスで続くと、オメガがギャローズを背負ってKUSHIDAへ近づき、そこにアンダーソンが飛びついて3人がかりでKUSHIDAを押し潰す。
アンダーソン対KUSHIDAとなり、アンダーソンがKUSHIDAを羽交い絞めにする。しかし、オメガが放ったトラースキックはかわされて誤爆。これで小島が登場し、アンダーソンに逆水平チョップ乱射、串刺しジャンピングエルボー、「いっちゃうぞバカヤロー!」からのダイビングエルボードロップ。
さらに小島は、エルボー連打からローリングエルボーを狙うが、アンダーソンがいち早くエルボースマッシュを見舞い、ジャンピングフロントハイキックで報復。だが、次のパワーボムから逃れた小島が、コジコジカッター、ブレーンバスターで巻き返す。
その後、棚橋がファレを場外に落としてプランチャで分断すると、小島と天山がアンダーソンにテンコジカッター。そして、小島がラリアットを放つも、アンダーソンが回避してガンスタンで叩きつける。
ここでファレが棚橋にグラネード、オメガがKUSHIDAにジャンピングニーアタック、ギャローズが天山にハングマンズヌース。そして最後は、アンダーソンとギャローズが小島をマジックキラーで仕留めた。
試合後、ファレが挑戦権利証の入ったアタッシュケースを持ち出し、動けない棚橋を挑発。そして、アンダーソンとギャローズは小島、オメガはKUSHIDAを踏みつけた。
COMMENT
ケニー「タナハシ、クシダ、テンコジ、新日本のメンバーがこんだけ揃っていた。それを叩きのめした。まさにBULLET CLUBの時代だ」
アンダーソン「AJスタイルズを含めて、BULLET CLUBこそが世界のナンバーワンなんだ。そしてこのファレを見ろ。ファレこそキングだ。東京ドームで挑戦する権利を得るのは、ファレなんだ」
アンダーソン「テンコジよ、お前たちを必ず叩きのめして、ゴーストにしてやる」
ギャローズ「テンコジ、オカヤマでお前たちの時代は終わりだ。そしてそれだけじゃない。BULLET CLUBがすべてを奪ってやる」
ケニー「クシダ、お前の動きは確かに良いかもしれない。だが、ただそれだけだ。俺こそがナンバーワンだ」
全員「Too sweet」
棚橋「シリーズ中の負けは、シリーズ中に取り戻すから。これ(挑戦者権利証が入ったアタッシュケース)がかかってるから!」
KUSHIDA「アバラ、いってるかもしれない。クソー!」
天山「毎日毎日ね、BULLETとやってるけど。アンダーソン、ギャローズ。最後……(小島が倒れ込む)オイ、コジ!大丈夫か?コジ、すまんな。最後、見殺しにして。クソッタレ……あんな完璧にやられるとは思わなかった。でも、いい教訓になったよ。この一日、忘れんと。最後に岡山でタイトルマッチあるからね。最後の最後、本番に強いオレらテンコジ、ガッチリ獲りますよ。今日は向こうに花持たせてやった。それだけですよ。なぁ、コジ?ここはもうとにかく、最後まで。まだ続くからね。岡山でガッチリ、テンコジがテンコジである意味を証明する。もう一回、タッグのベルト、巻きたいと思ってるので。最後までしっかりと、あきらめないでいきますよ!」
※小島はノーコメント