Road to DESTRUCTION
- 日時
- 2015年9月8日(火) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 青森・八戸市東運動公園東体育館
- 観衆
- 1,068人
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第7試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
まずは棚橋とファレが先発で試合開始。ロープ際、棚橋はクリーンブレイク。しかしファレは棚橋の髪を引っ張りラフファイトを展開。続いて両者、手を合わせ力比べに入ると、これはファレが怪力で棚橋の手を絞り上げる。さらにエプロンサイドのギャローズが棚橋の髪を背後から引っ張る。
KUSHIDA対ケニーの場面、KUSHIDAはマンハッタン・ドロップ、ランニング低空ドロップキック、セルフ式タイムスプリッターズコンビネーションを連続で決めていく。しかしケニーもアームホイップでKUSHIDAを投げ飛ばす。
小島対トンガの場面、トンガは小島の顔面をかきむしってくるが、小島はショルダータックルでトンガをぶっ飛ばす。さらに小島はロープへ走るが、背後からギャローズが蹴りを見舞っていく。それでも再度トンガをショルダータックルでぶっ飛ばすと、天山とタッチ。天山はモンゴリアンチョップ、小島はエルボーをトンガに連続で見舞っていくと、続けて天山はトンガへ串刺しラリアットを放つ。しかしトンガも独特のムーヴからドロップキックで反撃に出ると、BULLET CLUBが本隊を襲撃し、場外で鉄柵攻撃を敢行。さらにファレは挑戦権利書の入ったケースで棚橋を攻撃。
戦場がリングに戻ってもやりたい放題のBULLET CLUBは、天山の顔面を踏みつぶしていく。苦しい状況の天山は代わって入ったギャローズへモンゴリアンチョップ、フライング・ニールキックで反撃に出ると、小島とタッチ。
小島はギャローズへマシンガンチョップ、串刺しジャンピングエルボー、ダイビングエルボードロップを連続で決めていく。さらに小島はコジコジカッターを放ち、ラリアットを狙うが、これはギャローズが迎撃。
KUSHIDA対ケニーの場面、KUSHIDAはケニーへハンドスプリングエルボー、断崖式アームブリーカーを決めると、ケニーのコタロー・クラッシャーをかわし、そのまま腕をつり三角締めを極める。
終盤、棚橋対トンガの場面、BULLET CLUBが本隊を再び襲撃すると、棚橋へトレイン攻撃を敢行。そしてトンガは棚橋へタマスペシャルを放つ。しかし棚橋もツイスト・アンド・シャウトで反撃に出ると、カットに入ったファレをスリングブレイドで蹴散らす。直後に両軍入り乱れる中、棚橋はトンガへもスリングブレイドを決めると、最後はハイフライフローを炸裂させ、トンガから3カウントを奪った。
試合後、マイクを持った棚橋は、「新日本プロレスが八戸に帰ってきたぞぉ〜!このスーツケース、2016年1月4日、東京ドームのメインイベントで(IWGPヘビー級王座に)挑戦する権利証が入ってます。じゃあ、俺、これから何をすればいいか?答えはシンプルです。東京ドームのメインイベントにふさわしい選手になる!これからも応援よろしくお願いします」とコメント。
さらに会場からのギターコールに、新曲を含むエアギター4曲を披露する。すると、チビッ子のファンから「そのかばん、ちょうだい!」の声が飛んで、再びマイクを握った棚橋は、「これはあげられない。その代わり、1月4日、チャンピオンになったら、ベルトに触らせてあげるから。どうも、本当にありがとうございました。じゃあ最後に、青森の皆さん、愛してま〜す!」と八戸大会を締めくくった。
リングを下りた棚橋は、「小さい子供とかいるんで、押さないでください」と注意を促し、リングサイド、花道のファン1人1人とタッチを交わしていった。
COMMENT
小島「テンコジ、週刊プロレス巻頭パワー!」
KUSHIDA「今日で開幕4連勝かな?ケニーとのタイトルマッチ、岡山でセミファイナルかな。これはベルトを懸けた闘いだけじゃなくて、新日本の顔となるための俺の闘い。その先の両国、大阪、海外にも、そして東京ドームにも闘いは続いていくから。このベルトを落とすわけには、絶対に、絶対にいかない」
棚橋「この新日本の闘いの中にいる限り、不安は消えない。だけど、その不安な状況の中だからこそ、努力もするし、神経も研ぎ澄まされてくるってこと。そういう中だからこそ、全選手が成長していってる。けど、その先の姿を見せるのは、絶対、俺の役目だから。さらに全力で走って、東京ドームにたどり着いてみせます。っていういいことが、昨日読んだ本に書いてありました」
ファレ「タナ、次はお前だ。必ず仕留めてやるからな」
ギャローズ「テンザン、コジマ、はっきりしてることがある。お前らは未来を変えられない。そう、お前たちは負けるんだ。負けるんだ。9月23日にな。俺たちはその日まで、そしてその日が過ぎてもIWGPタッグチャンピオンなんだ」
オメガ「何があったんだ?エッ、コメントは欲しいって?何を言ってるんだ。まあいい、出してやろう。KUSHIDA、よ〜く聞いておくんだな。お前は多少英語を理解できると知ってるから、英語で言ってやる。お前はこれからも恥ずかしい時間を過ごしていくんだ。それをファンに見せていってやる。KUSHIDA、お前の時間なんてないんだ。次、お前とシングルで闘えるんだ。こんなチャンスはない。俺がお前を倒して、チャンピオンに返り咲く。そして俺はIWGPジュニアヘビー級のゴッド(神)にな〜〜〜る!」
※トンガはノーコメント