Road to DESTRUCTION

日時: 2015年9月8日(火) 17:30開場　18:30開始
会場: 青森・八戸市東運動公園東体育館
観衆: 1,068人

第2試合 20分1本勝負

境界線

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

“第3世代”同士の永田裕志と中西学がタッグマッチで激突。

まずは永田と中西が先発で試合開始。両者リストの取り合いから力比べへ。これは怪力の中西が制し、永田の腕を締め上げると、続いて両者エルボー合戦へ。
本間対フィンレーの場面、フィンレーはドロップキック、エルボーの連打と攻め立てるが、本間もバックエルボー、そしてボディスラムでフィンレーを寝かせると、小こけしを狙う。しかしこれはフィンレーにかわされ誤爆。しかし本間は強烈な逆水平チョップを見舞うと、そのままフィンレーを自軍に持ち帰り、永田とタッチ。代わった永田はエプロンサイドの中西へフロントハイキックを放ち、中西を挑発。そして永田はフィンレーへ強烈な蹴りを見舞うが、フィンレーもジャンピングエルボーアタックで反撃に出ると、中西とタッチ。
中西は逆水平チョップの連打から串刺しラリアットを打ち込むが、永田も蹴りで応戦。そして永田は延髄斬りのフェイントを入れ、低空ドロップキックを放つ。だが、中西もすぐさま野人ラリアットを見舞うと、アルゼンチンバックブリーカーを極める。そしてカットに入った本間へ永田を投げつける。
本間対中西の場面、本間は串刺しジャンピングエルボーを放つと、中西へ小こけしを的中させる。さらに本間は永田と合体のブレーン・バスターを狙うが、逆に中西が2人を投げ飛ばす。中西と変わったフィンレーは、本間へ串刺しランニングエルボースマッシュ、カミカゼを連続で決めていく。
しかし最後は、本間がフィンレーへカウンターのこけしロケット、さらにこけしを炸裂させ、フィンレーから3カウントを奪った。

COMMENT

永田「昨日のフィンレーのカミカゼで、また脇腹（のケガ）がぶり返した。でも今日は本間に助けられた。なんか、続くねえ……でも、このシリーズも完走、完璧に乗り切りますよ、以上」
本間「今日もやっぱり最高の夜でした。東北、青森、いや、こけしを応援してくれる人がいる最高の夜でした。ほんとに熱い試合をありがとうございました。確かに名前では永田、中西にはかなり劣りますけど、俺は絶対負ける気はしないし、負けるどころかデビッド・フィンレー、あいつはすごい器用だし、さすがデイブ・フィンレーの息子。二世らしい素晴らしいものを持ってると思います。でも俺だって引き出しにいろいろ持ってますし、酒屋の息子として負けるわけにはいかない。ルーツは違えど、俺は絶対に負けない。今日もこけしが決まって最高。まだまだ幸せは続きます」

※中西、フィンレーはノーコメント