8・15両国で行われるBブロック公式戦・永田（2勝6敗）vs後藤（6勝2敗）の前哨戦。また、8・16両国で行われるIWGP Jr.戦KUSHIDAvsリコシェの前哨戦でもある。
　
　永田と後藤の先発で試合が始まり、後藤がショルダータックル。そこからエルボー合戦を挟み、永田がミドルキック。しかし、後藤もミドルキックを返し、背中へサッカーボールキックを見舞った。
　中西対キャプテンの場面。キャプテンが逆水平チョップ連射、のど輪ラリアットをお見舞い。そこから野人ダンスラリアットに行くが、キャプテンが回避して地獄突き。すると、後藤が加勢に入って合体ブレーンバスターを仕掛けるが、中西が反対に2人を投げ捨てた。
　これでキャプテンは動きが止まってしまい、永田がカウンターキチンシンク、KUSHIDAが側転からの低空ドロップキックなどでいたぶる。しかしキャプテンは、カウンタージャンピングショルダータックルでKUSHIDAに逆襲。
　KUSHIDA対リコシェとなり、リコシェが串刺しタックル、エプロンからの延髄斬り、スワンダイブエルボーと一気に攻め、ノータッチトルニージョで追撃。
　リングへ戻り、KUSHIDAがローリングエルボーで逆襲。そして、リコシェが逃走するのを見切り、ハンドスプリングでフェイントをかける。だが、リコシェがスワンダイブダブルニーアタックをお見舞い。
　それでもKUSHIDAは、リコシェの腕にキックを集中し、コーナーを利用してホバーボードロックを極める。これをリコシェがすぐにロープエスケープすると、KUSHIDAはショルダーアームブリーカーからバズソーキックを発射。だが、リコシェが回避し、次のマサヒロ・タナカもかわしてバックスピンキックをお見舞い。しかし、KUSHIDAはすぐにオーバーヘッドキックで報復した。
　後藤対永田の場面。永田がミドルキック3連射、串刺しフロントハイキック、エクスプロイダー。ここからエルボー合戦になり、永田が連打で押しこむが、後藤が顔面にヘッドバットを食らわせる。その後、永田がカウンターフロントハイキックを浴びせると、後藤がカウンター牛殺しでお返しした。
　永田対キャプテンの場面。永田組がトレイン攻撃を敢行し、後藤の串刺しラリアットからキャプテンがダイビングヘッドバットを発射。しかし、永田がかわしてナガタロックIIで捕獲。
　これを後藤がカットすると、永田が張り手を見舞い、場外に放り捨てる。その直後、キャプテンが下からの前方回転エビ固めで丸め込むも、カウントは2。すると、キャプテンは右手を突き出して永田の動きを止め、いきなり地獄突き。
　続いてキャプテンは串刺し攻撃に行くが、永田がかわしてタイナーをお見舞い。さらに、中西を呼び込み、合体技イーストゴールドを食らわせる。そして、KUSHIDAがトペコンヒーロでリコシェ、中西がアルゼンチンバックブリーカーで後藤を分断する中、永田が腕固めでキャプテンを仕留めた。

——最終戦が近づいてきましたが、コンディションはいかがですか?
永田「17回出てきた中で、一番の満身創痍ですよ」
中西「ありがとうございました(永田とガッチリ握手してコメントブースを去った)」
永田「でもしょうがない、それを理由にしても。とにかくどんな状況であっても最後まで闘い抜くのが、今の俺のテーマなんで。最後は笑って終わりたいから、明日の後藤戦はすべてを賭けて、後藤を倒しにいきます。最後の俺の闘いぶり、生き様、見てくださいゼァ!」
KUSHIDA「ハァハァ、Welcome to the NEW JAPAN PRO-WRESTLING．リコシェ、ようやく現れたな。前哨戦、待ってました。この両国の盛り上がり、このベルトが輝きを増すためには、ヘビー級『G1』決勝戦、お客さんの目、すべてと闘って、すべてに勝って、新日本プロレス内の序列をまたIWGPジュニアヘビー1つ2つ3つ上にあげます」
 
後藤「泣いても笑ってもあと一戦。あとは、祈るだけだ」
リコシェ「ハハハ。KUSHIDA、聞いてるか? 今夜はKUSHIDAのチームが勝ったかもしれないが、デモ、アサッテ!! 明後日は1対1だ。オマエとオレだけ。オレの記憶が正しければ、1対1での勝負は、オレが勝ってるよな。この1対1の勝負も貰ったよ。(IWGP Jr.の)タイトルは頂くぜ! (と、舌を出しKUSHIDAを挑発した)」
※キャプテンはノーコメント