『G1 CLIMAX 27』公式戦前哨戦。
8月4日(金)愛媛大会の『G1』公式戦で対戦する、永田裕志と飯伏幸太がタッグマッチで激突。

まずは、永田と飯伏が先発で試合開始。
両者、リストの取り合いからロープ際、永田は「離れろよ、コノヤロー」と仕掛けていくと、エルボー合戦へ。
そして、両者パートナーとタッチをかわすと、タイガーは蹴りのコンビネーションからローリングソバットで、川人の顔面を打ち抜き、飯伏とタッチ。
飯伏はキャメルクラッチで川人を絞り上げるが、川人はロープへブレイク。飯伏は「どうした、オラ」と川人を挑発すると、川人もミドルキック3連発で返していくが、飯伏は強烈なミドルキック一発で川人を黙らせる。
だが、川人もカウンターのドロップキックで反撃に出ると、永田とタッチ。
永田は飯伏に串刺しフロントハイキックからエクスプロイダーを連続で決めると、飯伏もすぐさまドロップキックでお返し。
そして、両者ミドルキック合戦になると、飯伏は打撃のラッシュからその場飛びムーンサルトプレスを敢行。
それでも、永田は延髄斬りで応戦すると、飯伏もハイキックを放ち両者引かず。
ここで、それぞれパートナーとタッチをかわすと、川人はヘッドシザース・ホイップからランニングエルボースマッシュ、ミサイルキックと畳みかけ、逆エビ固めへ。
だが、ここは飯伏が川人の頭部に蹴りを見舞いカットに入ると、タイガーがキチンシンク、ローリングソバットからタイガードライバーを決めるが、これは永田がカットに入り、カウント2。
ここで、飯伏がカウンターに入った永田へミサイルキックからプランチャを決め分断すると、最後はタイガーが雪崩式ダブルアーム・スープレックスを炸裂させ、川人から3カウントを奪った。

飯伏「次は永田さんですね。前回、2013年の『G1 CLIMAX』出た時も、自分は負けてますんで、リベンジを。ま、今回は絶対、当たり前ですけど、勝ちます、絶対。負けれない。永田さんコンディションの良さが、ちょっと気になりますけどね。（『G1 CLIMAX』が）始まってからほぼ全部、ベストバウトなんじゃないかってレベルの試合をしてるんで。ちょっと永田さんは、強敵だと思いますね。厳しい（闘いになる）感じがしますんで。ま、自分にとってはリベンジだし。負けれない相手なんで。公式戦、このままずっと全部勝ち続けないと、優勝にはちょっと厳しいかなと思ってるんで。ま、負けれないですね。負けれない試合……。次でいろいろと可能性が……。負けれない試合をします」
－－昨夜、棚橋選手に勝利して、改めて『G1』のリングに上がる気持ちが変わった部分はありましたか？
飯伏「もちろん初めから強い気持ちで『G1』には来たつもりなんですけど、より新日本プロレスっていうものを自分の中で体感した分、少し棚橋弘至のプロレスを取り込めたのかなと思いますね。いろいろと気持ちは変わってきてるんで、いいタイミングで棚橋さんと試合できたかなと……」
※タイガーはノーコメント

永田「今日はさわりだけだったけど、飯伏は面白うそうだね。明後日、愛媛、飯伏の狂気に触れてみたいな。試合して、そんなことを感じましたね。思う存分、狂気を出してぶつかって（きて）ほしいね。俺もすべてをぶつけますんで。以上」
※川人はノーコメント