小島「SANADA、いよいよだな。いよいよ、２年越しの、ほんとは去年、お前とやるはずだったこと、やり忘れていたこと、明日、決着つけようじゃないか。今の俺を簡単に倒せると思うか、SANADA？　今の俺は、お前にとってはどういう相手に見えてる？　かつての全日本プロレスの先輩・後輩、それとも全く眼中にないロス・インゴと本隊のただのおじさんか？　どういうふうに見えるんだ？　どう見えたって、俺にはお前が特別な相手に見えるぞ。俺にとってのお前は、ほんとに特別な相手だ。いろんな意味で、たくさんの思い出が詰まってる。絶対に明日、忘れられない試合になると思う。だからこそ必ず、お前を倒す」
天山「今日もね、前哨戦、コジ、明日の大阪でSANADAと（の試合が組まれてる）。今日、当たってみて、これでコジ、勝ってもらわないと、ほんとに初勝利、これでホントに６試合もやられてるわけやから、そろそろてっていうかね。コジがね、SANADAをガッチリ（勝つように）、しっかり応援するしかないって。明日こそ必ず、コジがこの『G1』初勝利を味わってほしいと思います。コジ頑張れ、頼むから」
－－小島選手の応援に回ってて、去年、逆に彼がこういう気持ちで自分を応援してたんだなというのを感じてますか？
天山「去年は自分の……初戦こそ勝利で、そのまま２勝ぐらい挙げて調子よかったんですけども、途中からずっと負けが続いたっていうのもあったんですけど、その中でコジっていうのは、いつも背中を押してくれたっていうか、自分にとって強い力になりましたし。今回もね、コジのために、何がなんでも勝ってほしいっていう気持ちで応援してますけど。正直、ぶっちゃけ、結果が出ないっていうのは（自分のことのように）歯がゆいですけども、それは本人は一番、やっぱりね、結果が出ないことで苦しんでると思うし、ほんとに公式戦半分過ぎて、折り返しですけども、彼、コジに頑張ってほしいなって。体見たら絶好調でね、動きも全然おかしくないし、いい試合をしてるし……。とにかくガッチリ、ラリアットを決めてほしいなって。今日みたいにね、あれぐらいスカッと決めてくれればって思ってます。最後までとことん頑張ってほしいなと思います」
――できることなら俺が代わりに……っていう思いにはなりませんか？
天山「ウーン、やっぱり（リングの）下で見てて、コジのファイトスタイルは昔から見てて知っててあれですけど、もう一つ二つ、押さえ込めたらって思うんですけど。そこはもう、コジが頑張るしかないっていうか。自分からアドバイスっていうのは、とにかくこの『G1』に、コジの生きざまを見せつけてほしいと思ってるし、結果結果ってうるさいかもしれないけど、勝つとこ見たいと思うし。ファンの人にしたらやっぱり、コジが両手上げて勝利を飾ってるとこみたいと思うし。そういう、最後にやっぱり、いいとこ見せられるように、コジを支えたいと、後ろからしたいと思ってます」
　
※SANADA&BUSHIはノーコメント