バディファイトPresents G1 CLIMAX 25

日時: 2015年8月9日(日) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1,738人（超満員札止め）

第8試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦

本間朋晃
中邑真輔

境界線

（0勝7敗＝0点）
（5勝2敗＝10点）

11分50秒　ボマイェ→片エビ固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　『G1』全敗中の本間が、初勝利を懸けて4勝2敗の中邑と激突。
　
　序盤、本間がショルダータックルとラリアットで先制し、中邑をダウンさせる。そして、強烈な逆水平チョップ3連射から串刺し攻撃へ行くが、中邑がカウンターキチンシンクで逆転。
　その直後、中邑は本間をコーナー最上段へ乗せてジャンピングニーアタックを食らわせ、場外へ転落させる。そして、今度は本間を鉄柵の上へ乗せ、ジャンピングニーアタックをお見舞い。
　リングへ戻り、中邑がミドルキック3連射、チンロック、小こけし式ニードロップなどで追撃。そして、フロントネックロックで絞り上げるものの、本間がブレーンバスターに切り返して逆転。
　さらに本間は、カウンターバックエルボー2連発、ボディスラム。続いて小こけしを放つも、中邑が回避して自爆を誘発。そして、本間の頭部に蹴りを見舞い、バイブレーション式踏みつけ攻撃を見舞う。
　しかし本間は、次のボマイェをかわし、串刺しジャンピングエルボー、フェースクラッシャーで逆襲。そして、今度こそ小こけしを食らわせると、シャリマティーに繋ぐ。
　続いて本間はブレーンバスターの体勢に入るが、中邑が頭部に膝蹴りを浴びせて脱出し、フェイント式ニールキックで逆転。さらに、エルボー連打で本間をダウンさせ、グラウンドで膝蹴りを連射して行く。
　中邑の攻勢は続き、前落としで追撃。だが、本間がカウンターラリアットで巻き返し、垂直落下式ブレーンバスターで叩きつける。
　次に本間はこけし落としに行くが、中邑が抵抗し、コーナー2段目からジャンピングボマイェをお見舞い。さらに、カウンターキチンシンクからかかと落としを食らわせる。
　ここで中邑はボマイェを放つが、本間が回避し、こけしロケットで逆襲。これで中邑がダウンすると、背後へ小こけしを浴びせる。そして、こけし落としからフォールするも、カウントは2。
　その直後、本間はコーナー最上段からこけしを敢行するが、かわされて自爆してしまう。すぐさま中邑がスライディングボマイェを食らわせ、リバースパワースラムで追い討ちする。
　ここで中邑は全身をたぎらせるが、本間がこけしロケットをお見舞い。そこからロープへ走るも、中邑がカウンターボマイェで轟沈した。
　
　試合後、中邑はナマ声で「イヤァオ!!!!」の雄叫びをあげた。

COMMENT

中邑「ハァハァハァ……(脱力してベンチに倒れ込む) 磁場が狂ってんな、後楽園の磁場がさぁ。おう正直に、正直に言うよ。紙一重だ。正直……言うよ。ハァ。本間朋晃、120%だって? オイ。甘かったなぁ。121%出して来いよ!! ただな、あの勢いは何だろうね……本物じゃないの!? それでも、紙一重でもな、勝ちは勝ちだ!! 光栄だね!!『I'm proud』!!」

本間「(本間は床に倒れ込む)俺は、俺は、俺は勝てないのか。こんだけの期待を背負って勝てないのか。今日も負けました。でも俺には次がある、次。次誰だ? 石井、俺が絶対みんなのこけしで勝ってみせます。後楽園ホールを最高に幸せな空間にしてみせます。それができるのは俺だけだ。次の後楽園こそ、こけしイズハッピー、幸せになろうぜ」