8.5岩手大会での『G1 CLIMAX 25』Aブロック公式戦激突する、現在3勝2敗同士の内藤と飯伏が、それぞれKUSHIDA、ドラダをパートナーに激突。
 
先発はKUSHIDAと飯伏。しかし、飯伏の姿を見た内藤は、KUSHIDAを押しのけてリングイン。だが、飯伏が内藤に組み付こうとすると、すかさずスカす内藤。そして、飯伏にロープに追い詰められると、離れ際に飯伏の顔面をかきむしり、さらにレフェリーを投げ飛ばすなど、制御不能なところを見せる。そして、内藤は飯伏にロープに振られると、そのまま自軍コーナーに戻ってKUSHIDAとスイッチ。内藤は花道途中まで下がり、ニヤリと笑う。
リング上はKUSHIDAとドラダ。素早いロープワークの展開からドロップキックの相打ちを見せる両者に、場内からは拍手。ドラダはKUSHIDAのリストを取ると、トップロープに飛び乗って投げを打つ。KUSHIDAが場外に逃げると、すかさずロープに飛ぶドラダ。しかし、内藤がドラダの足を引っ張って場外戦に引きずり込むと、場内はブーイングに包まれる。
内藤がドラダをリング上に戻すと、KUSHIDAはドラダの腕を攻めていく。そしてKUSHIDAは内藤にタッチを要求するが、内藤はこれを拒否。ならばとKUSHIDAはドラダに低空ドロップキックからキーロック。そして自軍コーナーに持ち込み、ふたたび内藤にタッチを求めると、内藤は時間をおいてそれに応える。続いて内藤はドラダに串刺し攻撃を狙うが、これを交わしたドラダは、内藤に飛びついてアクロバチックなDDT。
ここで飯伏が登場。内藤に打撃のコンビネーションからレッグラリアート、さらにその場飛びのムーンサルトをお見舞い。そして串刺し攻撃を狙うが、これを交わした内藤は、低空ドロップキック。そして飯伏の顔面を踏みつけながら挑発ポーズ。続いて内藤は延髄斬りを叩き込むが、飯伏も負けじとオーバーヘッドキックで反撃。
続いてKUSHIDAとドラダが登場。ドラダがスワンダイブ式のフライングボディアタックを繰り出せば、KUSHIDAはトップロープ越しのアームブリーカー。そして、KUSHIDAはトップコーナーに乗ぼるが、ドラダは素早く飛びついて、雪崩式のアームホイップ。そこからKUSHIDAを丸め込むが、これはカウント2。ならばとドラダはトペ・レベルサから、場外のKUSHIDAに対してプランチャ。飯伏も内藤を場外に追放し、バミューダトライアングルを繰り出すが、これは交わされてしまう。
リング上はドラダとKUSHIDA。ドラダはドラダスクリュードライバーを狙うが、これを交わしたKUSHIDAは、ホバーボードロックを狙う。しかし、ドラダもこれをしのぎ、ロープの反動を利用して丸め込み。これが返されると、ふたたびドラダはドラダスクリュードライバーの体勢に入るが、これを読んだKUSHIDAはホバーボードロックで捕獲。粘るドラダだったが、最後はKUSHIDAがギブアップを奪った。
 
場外では飯伏と内藤がエスカレート。内藤はリングに戻っても、KUSHIDAの頭にロス・インゴベルナブレスのキャップをかぶせる。そしてふたたび場外に降りると、飯伏が内藤にエルボーを数発叩き込み、ストンピングをお見舞い。しかし、それに対して反撃せず、不敵な笑みを浮かべる内藤だった。