8月2日（日）名古屋で行われる『G1』Aブロック公式戦・真壁（2勝2敗）vs内藤（3勝1敗）、天山（1勝3敗）vs飯伏（2勝2敗）のダブル前哨戦。また、8月14日（金）両国国技館で行われる真壁vs飯伏、天山vs内藤の前哨戦でもある。

　真壁の指名を受けて内藤が登場し、両者の先発で試合がスタート。ところが、内藤は何もせずに飯伏とタッチし、サッと場外に降りてしまった。そんな中、飯伏が天山にドロップキックをお見舞い。しかし、天山がモンゴリアンチョップ連射で報復。
　小松対ドラダの場面。ドラダがハンドスプリング＆バク宙でフェイントをかけ、ヘッドシザースホイップを側転で着地する。そして、セカンドロープからのジャンピングバックエルボーで小松を場外に落とし、ラ・ケブラーダで追撃。
　これで小松が孤立する展開になり、ドラダと飯伏が代わる代わる攻め立てる。しかし小松は、カウンタードロップキックで飯伏に逆襲。スイッチした天山が、モンゴリアンチョップ連射、ヘッドバット連射、串刺しラリアット、ブレーンバスター、マウンテンボムで飯伏に追い討ちをかける。
　しかし飯伏は、天山のラリアットを回避し、打撃コンビネーションで逆襲。さらに、その場飛びムーンサルトプレス、セカンドロープからのムーンサルトプレスへ繋ぐ。
　真壁対飯伏の場面。飯伏がラリアットを浴びせるも、真壁が受け止め、2発目のラリアットを相打ちへ持ち込む。そして、ショートレンジラリアットで飯伏を吹き飛ばした。
　真壁対内藤の場面。真壁が串刺しラリアット、頭部へのパンチ連射、ノーザンライトスープレックスホールド。だが、内藤が膝へカウンター低空ドロップキックをお見舞い。
　さらに内藤は、真壁を踏み台にしてエプロンへ飛び出すと、トップロープ越えの串刺し低空ドロップキックをヒットさせる。そして、真壁の頭を踏みつけ、片目を見開く得意のポーズで挑発。続いて、メキシコ式足4の字固めを極めるが、天山がカットに入り、それをとがめた佐藤健太レフェリーを突き飛ばす。ところが、ここで内藤は自ら追撃をやめてしまい、強引にドラダとタッチした。
　小松対ドラダの場面。小松がフライングフォーアーム、ハーフハッチで先制し、コーナー最上段へのぼる。ところが、ドラダが一瞬でコーナー最上段へ飛び乗り、雪崩式アームドラッグで投げ捨てる。そして、トップロープの反動を利用してトルニージョをお見舞い。
　劣勢の小松は、逆さ押さえ込み、ラ・マヒストラルで押さえ込むが、いずれもドラダが跳ね返す。そして、カウンタードロップキックで小松をなぎ倒すと、ドラダスクリュードライバーで一気に勝負を決めた。
　
　試合終了直後、内藤はすでに特設花道を中ほどまで退場。しかも、不敵な笑みを浮かべてそこへ寝転び、天山を激しく挑発した。