バディファイトPresents G1 CLIMAX 25
- 日時
- 2015年7月25日(土) 16:30開場 18:00開始
- 会場
- 香川・高松市総合体育館
- 観衆
- 2,070人
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第9試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
1勝のオカダと、1敗の本間が激突。本間がメインの舞台で大番狂わせを演じるか?
ゴングと同時に場内は大「本間」コール。オカダはロックアップで本間をロープに押し込むとクリーンブレイク。続いて両者はリストの取り合いを展開。そこからヘッドロックに固めたオカダは、気合もろとも本間を絞め上げていく。ロープワークを使った攻防を経て、両者はエルボー合戦を展開。競り勝ったオカダがロープに飛ぶと、本間はカウンターのエルボー。さらに追撃のエルボーでダウンを奪う。そしてボディスラムから小こけしを狙うが、これは交わされてしまう。オカダは場外戦に持ち込むと、本間に鉄柵攻撃からフロントキック。さらに硬いフロアめがけてDDTを敢行。本間はカウント18で生還。
リング上、オカダは本間の両腕をクロスさせてジャベ。これは本間がロープに逃げるが、すかさずオカダは低空のドロップキック。本間は立ち上げるとオカダの胸板に張り手を連発するが、オカダはヒザ蹴りでこれを黙らせる。さらに串刺しエルボーを狙うが、交わした本間はオカダに気迫のこもったブレーンバスター。そして逆水平チョップの連発から串刺しエルボー、フェースクラッシャー。そして小こけしを成功させると、場内は大歓声。
勢いに乗る本間は逆片エビ固め。これをロープに逃げたオカダはフラップジャック、そして串刺しエルボーで反撃開始。さらにレッドインクで固めていくが、本間は必死にロープエスケープ。そして、エルボーをオカダの腹に叩きこむと、強烈なラリアット。続くエルボー合戦はオカダが優勢となるが、本間は張り手を見舞い、さらにオカダのキックを交わして小こけし。続いてこけし落としを狙うが、これはオカダがディフェンス。しかし、本間は垂直落下式ブレーンバスターでオカダを突き刺し、さらにこけしを狙うが、オカダはトップコーナーの本間にドロップキックをグサリ。そして両肩に本間を抱えるとヘビーヘビーレイン。さらにリバースネックブリーカーを繰り出すが、本間はカウント2でキックアウト。場内からは本間コールが巻き起こる。
オカダはツームストンパイルドライバーを狙うが、本間はこれを防ぐとヘッドバット。さらにロープに飛ぶが、待っていたのはオカダのドロップキック。そして、オカダはダイビングエルボーからレインメーカーの体勢に入るが、本間はその場飛びのこけしロケットで迎撃。続いて本間はこけし落としを成功させ、もう一度こけしを敢行するが、またしてもオカダによけられてしまう。オカダは本間の後頭部にドロップキックを浴びせるとツームストンパイルドライバーを狙うも、本間はこれを切り返して丸め込み。さらにオカダの背中にこけしロケット。続いて、こけしロケットをもう一度放つが、オカダはこれを交わすと高角度のジャーマンスープレックス。そしてそのままリストを離さず、レインメーカーに繋いでカウント3。粘る本間を仕留め、手堅く2勝目をあげた。
試合後、大オカダコールの中、マイクを握ったオカダは、「3つ、言わせてください。1つ、今日で軽く2勝しました。このままの勢いで、誰も止められないほどの勢いで、ぶっちぎりで優勝させていただきます。2つ、もちろん2連覇、ディフェンディングチャンピオンとして、IWGPヘビー級チャンピオンとして、全勝2連覇、軽くいただきます。3つ、特にありません。というわけであとは外道さんに喋ってもらいます」とコメントすると、外道へマイクを手渡す。
そして大外道コールが沸き起こる中、オカダからマイクを預かった外道は、「レインメーカー全勝優勝まで、あと8つだな、オイ。レインメーカーはIWGPヘビー級チャンピオンとして、この『G1』を完全制覇してくれるわ。本間もよ、まぁ思ったよりも粘ったけどよぉ、レインメーカーを止めることはできねぇ。誰一人レインメーカーを止めることはできねぇ。なんでかわかるか、オイ。レベェェェルが違うんだよコノヤロー。レインメーカーはまたこの高松に、IWGPヘビー級チャンピオン、および『G1 CLIMAX 2015』覇者として帰ってくる。そん時はよぉ、また高松にカネの雨が降るぞ!」と高松大会を締めくくった。
COMMENT
外道「あと8勝だ。あと、たった8勝だ。レインメーカーにすれば、何の苦もねぇよ。(※指をパチンと鳴らして)これぐらいのもんだ。8勝だ、よく見とけ」
本間「やっぱりオカダは強い。強いし、カッコいい。でも、でも、俺には目標ができた。こんなこと言うのは、おこがましいかもしれないけど、俺は絶対、IWGPにたどり着いてみせる。それこそ、全レスラー、すべてのファンの願い、それを背負って、たどり着いてみせる。今日で(『G1』)12連敗。何てことねぇよ。クソッ。負けたって、次だよ次。次、別府の後藤戦、絶対勝ってみせる。絶対勝ってみせる。今日の結果が、今の実力なんだよ。また、明日のこと考えて、闘いたいと思います」