『G1 CLIMAX 25』京都大会の公式戦で対戦が決まっている、真壁刀義とバッドラック・ファレ、飯伏幸太とドク・ギャローズが6人タッグで激突。
 
ゴング前からBULLET CLUBが奇襲攻撃を仕掛けると、飯伏とファレが先発で試合開始。
奇襲を喰らった飯伏だが、ファレへ打撃の連打から、その場飛びムーンサルトプレスを決めると、キャプテンとタッチ。
キャプテン対ファレの場面、キャプテンがエプロンサイドのギャローズに足をとられると、BULLET CLUBが本隊チームを襲撃し、場外での鉄柵攻撃を仕掛ける。
戦場がリングに戻ると、ファレとタッチして入ったコーディがキャプテンへギロチンドロップを敢行。
素早いタッチワークで入ったギャローズが、キャプテンへエルボードロップを狙うが、これはキャプテンがぎりぎりでかわし、真壁とタッチ。
真壁はギャローズへ串刺しラリアットから頭部へのナックルパート連打、ラリアットを決めるが、ギャローズも地獄突きで反撃する。
代わって入ったコーディが真壁へトレイン攻撃を敢行。
苦しい状況の真壁だが、ラリアットでギャローズとファレを場外に蹴散らすと、飯伏が場外の2人へ、コーナー2段目からムーンサルトアタックをお見舞いする。
リング上では、コーディが真壁へローリングラリアットを決めるが、これはキャプテンがカットに入る。
最後は、真壁はコーディへ串刺しラリアットの連打からキングコングニードロップを炸裂させ3カウントを奪った。

真壁「俺には通用しないんだよ。で、試合のことはあれだけど、何だ、飯伏の野郎？ またやりやがったな。これ、『G1』なんだよ。シングルじゃねえけど、由緒ある『G1 CLIMAX』の前半戦のスペシャルな試合だ。俺が（3カウント）獲ったろ？ 俺がコーナーでベルト持って見せびらかしてるのに、何であいつバック宙するんだよ？ バック宙、関係ねえだろ？ 前回の後楽園で、あいつに説教したのに、クドクドクドクド説教たれたのに、全然、効いてねぇじゃん。何だ、この野郎。今日は一晩かけて説教してやるからな。寝れると思うなよ。でもよ、明日はバッドラック・ファレと（公式戦）やるからよ、見せつけてやったよ、あの野郎に。これが宣戦布告だよな。前にも言ったろ？ 俺もちょっとだけ成長して大人になってるからよ、ただガムシャラにやるだけじゃねぇ。陽動作戦ってやつをバンバン仕掛けていくからよ。俺に対して、怒りは増してんだろ？ 怒りを増した突進バカ野郎は、足下すくってしまえばこっちのもんだよ。まあ、見せてやるよ。楽してNEVERのベルト巻いてるわけじゃないんだ。俺、NEVERのチャンピオンだ。NEVERのチャンピオンだって言ってるけどよ、インターコンチ（ネンタル）、IWGP（ヘビー級）、ちゃんちゃらおかしいぜ。どっちが興味あんだ、この野郎？ どっちが通をうならせるんだ？ そういう試合を俺はやってるからよ。過ぎた試合はどうでもいい。俺、前回、いかれてるだろ？4月のトーナメント（『NEW JAPAN CUP』）、俺、いかれてるんだ。借りたものはしっかり返すからよ。今回、チャンピオンとしてな」
飯伏「（ギャローズは）デカい。いやあ、みんなデカいです。タッグで当たってたけど、シングルで前回、勝ってるんですよね。同じやり方でくると思ってるかもしれないけど、そこはわかんないですね」
——黒星発進で、明日から巻き返さないといけないわけですけど・・・。
飯伏「2日間（試合がなくて）間が開いてたんで、体調的には万全なんですけど、このスケジュールは自分には初だし、初めてのハードスケジュールですけど、そんなに変わんないかなと。（勝ち上がるには）やっぱり体調を維持しないと」
——飯伏選手にとって、これだけの連戦は経験ないんじゃないですか？
飯伏「初めてですね、ここまでのハードなスケジュールは。今日は（公式戦で）対戦するはずの真壁さんと組んだんですけど、僕がちょっとそこで、真壁さんの隙を突いて（バック宙をして）・・・」
——怒られてませんでした？
飯伏「怒られました。真壁さん（を見ると）、テンション上がってしまうんで。悪気はないです」
※キャプテンはノーコメント
ギャローズ「あいつら何なんだ？ まともに来ないじゃないか？ クソッ！ キャプテンもイブシもマカベも・・・。次、アイツらと顔を合わせたら、ブッ潰してやるからな。お前らはそこで終わりだ。マカベは明日、『G1』の公式戦でこのサモアンモンスター（ファレ）と闘うんだろ？ そこで潰されるまでだ。彼のラリアットで首を吹っ飛ばされるからな」
ファレ「（※ギャローズのコメントを腕組みしてずっと聞いたのち、引き揚げようとするところで口を開いて）明日だ、マカベ。そこでお前は終わりだ」
※ホールはノーコメント