バディファイトPresents G1 CLIMAX 25
- 日時
- 2015年7月20日(月) 13:30開場 15:00開始
- 会場
- 北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
- 観衆
- 5,490人(超満員)
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第1試合 30分1本勝負
レフェリー|佐藤健太
MATCH REPORT
オープニングマッチの8人タッグ戦は、7月23日静岡で行われるBブロック公式戦・永田vs本間の前哨戦。本間組は本間の新しい入場テーマ曲で登場。
両者の先発で試合が始まり、場内が「本間」コールに包まれる。そんな中、本間は小こけしを放つが、永田にかわされてしまう。それでも本間は永田の脚をキャッチし、張り手をお見舞い。だが、永田はカウンターキチンシンクで巻き返した。
ライガー対ドラダの場面。ドラダがンハンドスプリング&バク宙でフェイントをかけ、セカンドロープを飛び移ってミサイルキック。これでライガーが場外に落ちると、トペスイシーダで追撃する。
しかし、リングに戻ったライガーは、風車式バックブリーカーで逆転。続いてロメロスペシャルを極めるが、ホワイトがカットした。
小松対フィンレーの場面。小松がヘッドシザースホイップで先制し、ショートレンジドロップキックで追撃。しかし、フィンレーがカウンターバックエルボーで逆襲。さらに、トップロープを越えて場外に飛び降り、アームブリーカーを食らわせる。
これで小松の動きが止まり、長時間のローンバトルが続く。しかし小松は、カウンターフライングフォーアームでフィンレーに逆襲。
タイガー対ホワイトの場面。フィンレーがタイガーを羽交い絞めにし、ホワイトが突進する。しかし、タイガーが両脚キックで迎撃し、カンガルーキックでフィンレーを蹴散らす。
さらにタイガーは、コーナー最上段からムーンサルトを繰り出し、ホワイトの回避行動を読んで安全に着地。そして、回転十字固めで丸め込む。だが、ホワイトがリープフロッグからのカウンターバックエルボーで逆転。そこから串刺しエルボースマッシュ、ミサイルキックに繋ぐが、タイガーがタイガードライバーで報復した。
タイガー対本間の場面。本間が串刺しジャンピングエルボー、フェースクラッシャーを見舞い、小こけしを発射。だが、タイガーが回避し、永田とタッチ。
その永田は、ミドルキック3連射、串刺しフロントハイキック、エクスプロイダーで本間に追い討ち。続いてブレーンバスターを仕掛け、抵抗した本間の頬に張り手を食らわせる。
永田の攻勢は続き、胸板へローキック、顔面へフロントハイキックをお見舞い。それでも本間が立ち向かうと、永田はブレーンバスターの体勢に入る。しかし、本間が踏ん張り、反対に永田を投げ飛ばす。そして、直後に小こけしをヒットさせた。
永田対フィンレーの場面。本間組がトレイン攻撃を敢行し、本間が串刺しバックエルボー、ドラダが串刺しラリアット、ホワイトとフィンレーが串刺しエルボースマッシュ。さらに、フィンレーがカミカゼへ繋ぐ。
だが、永田がカウンターフロントスープレックスでフィンレーを投げ捨て、タイナーで追撃。そこからバックドロップホールドで一気に勝負を決めた。
試合後、永田と本間は至近距離で睨み合った。
COMMENT
小松「この『G1』、ボクとしてもひとつの試練っていうかね、今までに組んだことない、対戦したことない選手と一杯試合するんでね、もうワクワクしてしょうがないですよ。これでもう一段俺は上にいきますよ」
ライガー「まぁ夏の『G1』が始まって、ジュニアはその添え物みたいな感じかもしれませんけども、ヘビー級のトーナメントに勝るとも劣らないような試合を、これからも続けていきますんで、ジュニアのタッグも是非応援してほしいですね」
※タイガーはノーコメント
本間「今日、永田裕志と闘って再確認しました。俺は永田裕志には負けたくない。いや、絶対負けない。負ける要素っていったら声量くらいで、あとはなんにも負けない。たしかに永田選手は試合中、メチャクチャ声出る。俺だって簡単な思いして二年連続『G1』出場したわけじゃないですから。いろいろ悩みがあって、恋に破れて、ここまできたんですから。いまの俺は並みの男じゃないんで。あとやっぱり俺には何よりお客さんの期待を背負って出てるんで。俺は負けるわけにはいかないし、こけしが出ればハッピー。いや、こけしが決まって、みんなのこけしが当たって、俺が勝てばもっとハッピー。こけしイズハッピー。最高の空間に俺がしてみせます。そのためにも絶対なんとしてでも、初戦・静岡。永田裕志に勝ちます」
——開幕戦で最初に花道に出ていった感想は?
本間「いやぁ、やっぱり最高の空間であり……なんともいえないお客さんの……公式戦じゃないにもかかわらず期待感があって。すごくこの空間はいいなって再確認しました。去年は奇跡的に補欠でまぐれで、誰も思わなかった俺が出場したんであって。今年は最初からエントリーされたんで。今年はその空間を楽しんで、楽しんだ上で相手選手に勝ちたいと思います。みんなのこけしで勝ちたいと思います」
ドラダ「マスカラ・ドラダ、イチバーン。オネガイシマス」
※フィンレー、ジェイはノーコメント