NEW JAPAN ALIVE 2015
- 日時
- 2015年7月10日(金) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 新潟・新潟市体育館
- 観衆
- 2,200人
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第6試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
“G1連覇”に向けて絶好調のオカダに動きに注目が集まる。
棚橋とオカダが先発で試合開始。ゴング直後から両者のコールが沸き起こる中、まずはオカダが棚橋をヘッドロックで締め上げ、ショルダータックルで棚橋をぶっ飛ばす。続けてオカダはレインメーカーを狙うが、棚橋はこれをかわし逆にドラゴンスープレックスホールドを狙う。だがオカダはこれをかわし、矢野とタッチ。
棚橋対矢野の場面、棚橋は矢野の腕を締め上げ、続けてドロップキックを決めるが、矢野は場外へエスケープ。
ドラダ対外道の場面、ロープへ走った外道の足をエプロンサイドから内藤が引っ張り、そのまま場外へ引きづり下ろすが、そこへドラダがノータッチトペコンヒーロを放つ。しかしこれは外道がかわし、誤って内藤へ誤爆。
直後に、オカダ、矢野が場外で鉄柵攻撃を敢行。
戦場がリング上に戻り、オカダ対ドラダの場面、オカダがリングに横たわるドラダへセントーンアトミコを決める。
オカダとタッチして入った矢野はレフェリーにばれないように、隠し持っていた木槌でドラダを殴る。
そしてその木槌を矢野は棚橋へ投げつけ、ちょうど棚橋が木槌をキャッチしたところをレフェリーが目撃。レフェリーに問い詰められ棚橋は苦悶の表情。苦しい状況のドラダだが、エプロンサイドから矢野の顔面へキックを見舞い、続けてスワンダイブ式のフライングボディアタックで反撃。
棚橋対矢野の場面、棚橋は矢野を金具むき出しのコーナーに投げつけ、さらにフライングフォーアーム。またカットに入ったオカダの足をとるとドラゴンスクリューを決め、リングに倒れている矢野へサンセットフリップを敢行するが、矢野もなんとかマンハッタン・ドロップで対抗。しかし棚橋も負けじと矢野へマンハッタン・ドロップ。
内藤対外道の場面、内藤は外道へアームホイップから低空ランニングフロントキックを敢行。続けて外道をコーナーにふり、水面蹴りから顔面への低空ドロップキックも見舞う。さらに内藤は外道の足へ低空ドロップキックからメキシコ式足4の字固めを極める。
内藤対オカダの場面、オカダは内藤へDDTを決めると、負けじと内藤はオカダへスイング式DDTを見舞う。
内藤に代わって入ったドラダは棚橋とのトレイン攻撃、コーナートップからのスワトーンボムをオカダに決めると、カットに入った両チームで乱れる中、最後はオカダがドラダへドロップキック、ジャンピングエルボードロップとたたみかけ、最後はレインメーカーを炸裂させ、ドラダが3カウントを奪った。
試合後、勝ち名乗りを受けて、マイクを手にしたオカダ。大観衆から「オカダ」コールを浴びると、「オカダさんな」と釘を刺してから話し始める。
「3つだけ言わせてください。一つ、『G1』、ディフェンディング・チャンピオンとして、必ず優勝します。二つ、IWGPヘビー級チャンピオンとして必ず優勝します。三つ……特にありません。というわけで、あとは外道さんにしゃべってもらいます」
オカダからマイクを受け取った外道は、「レインメーカーの腰に、所有物が返ってきたぞ。レインメーカーはこのまま『G1』、いや、半永久的に突っ走るぞ。誰もレインメーカーを止めることはできねえ。何でかわかるか、オイ? レェェェベルが違うんだよ! レインメーカーはまた、この新潟にIWGPチャンピオン、及び『G1』ウィナーとして帰ってくる。その時は、また新潟に、金の雨が降るぞォ!!」
そして、オカダに促されて矢野もコーナーに上がってポーズを取った。
COMMENT
※内藤は一足先にコメントブースへ登場し、「ロース・インゴベルナブレース」と言いながら控室に戻った。
棚橋「なんかすげぇ“新しい闘いの始まり”っていう感じがした。まぁそう感じてるのは俺だけじゃないし。『G1』に向かって加速をつけてね、盛り上げてくシリーズだから。まず自分の心が燃え上がらないと。きてるね、俺。良い感じ」
※ドラダはノーコメント