オープニングマッチは、7月26日仙台サンプラザホールのAブロック公式戦で行われる真壁刀義vs飯伏幸太の前哨タッグ戦が行われた。
飯伏幸太はヤングライオン・海野翔太と初タッグ結成。一方の真壁刀義はタグチジャパンのTシャツを着用、パートナーの田口隆祐もチェーンアクセサリを着用しての入場となった。

試合は、ゴングを前にいきなり飯伏組がつっかけていく。場外で真壁と飯伏がやりあう中、リング上では、田口が海野にヒップアタック！さらにグラウンドで海野をいたぶっていく田口。
田口のボディスラムから、真壁がリングイン。真壁は海野に強烈なエルボーからのボディスラム。早いタッチで田口がリングインし、バックエルボーで海野を蹴散らしていく。

苦しい海野は、真壁にも圧倒されながらも、逆転のカウンタードロップキック、さらにエルボーアタックを放つと、ここで飯伏にタッチ。
飯伏は真壁にミドルキック、エルボー発射。すると真壁もエルボーをお反ししてのエルボー合戦。
飯伏は鋭いローリングソバット、さらにその場飛び式ムーンサルトを矢継ぎ早に繰り出し、さらに真壁の頭部を挑発的に蹴り上げていくと、これは真壁がパワースラム、ラリアットで大逆襲。

飯伏もミドルキックを放つと、真壁はラリアット。このラリーが続くが、飯伏は打撃のコンビネーションからジャーマンスープレックス。しかし、すくっと立った真壁も体重をかけたラリアットを爆発！

ここで代わった田口が飯伏にヒップアタックを放つが、飯伏はフランケンシュタイナー、そしてミドルキック炸裂！　ここで「飯伏さん！」と叫んでタッチを求めた海野がリングイン。田口に走り込んでの串刺しバックエルボーを連射して、さらにヒップトスを繰り出していく。
ここから海野はスパインバスターからボストンクラブで田口を締め上げる。ここでカットに入ろうとした真壁をスワンダイブ式のミサイルキックで飯伏が迎撃！　さらに場外へのプランチャで襲いかかる。

リング上は、田口がセカンドロープからのミサイルキック、さらに「いきますよ～！」と吠えながらギタった田口監督だったが、これを横入り式エビ固め、続けて丸め込んで翻弄していく海野。
しかし慌てず騒がず田口は、低空ドロップキックから、最後はオーマイ＆ガーアンクルで、海野をキャッチ。グイグイ締め上げるとたまらず海野はタップアウト。

一方、場外戦では真壁と飯伏が止まらない。終了のゴングが乱打されながらも、感情をぶつけ合う二人。リング上で「上がって来い」と飯伏を挑発する真壁、これに応えてリングインした飯伏は、真壁と額を突き合わせた。
さらに飯伏はやっと退場したと思いきや再度、走り込んで真壁を急襲。これにはチェーンを持ち出して、怒りを爆発させた真壁。はたして、仙台大会の公式戦はどうなってしまうのか？

真壁「飯伏のヤロー、俺、去年、土つけられてんだよな？　負けてるよな？　しょうもねぇ、あんなクソヤローに負けてんだ。明日はよ、それを全部証明してやる。いままで借りがあった1年を、あのヤロー、潰してやるよ。そしたらわかるだろ。なにがわかるって？　縦の関係がわかるだろって。いいか、お前。俺は強ぇ先輩だ。だから飯伏、テメェ、覚悟して来い。俺にケンカ売ったんだ。テメェ、わかってんな？　それだけだ」
※田口はノーコメント

飯伏「いやぁ、楽しみですね、明日が。2年ぶりぐらい前を思い出して、楽しみです。明日、見ててもらえれば。やりますよ」
海野「実力不足です。（それ以外）何もありません……」