『G1 CLIMAX 27』公式戦。
3勝4敗のマイケル・エルガンと、5勝2敗のEVILが激突。
ゴング前からEVILが仕掛けていくが、エルガンはショルダー・タックルですぐさま応戦すると、ボディスラムでEVILを寝かし、エプロンサイドからトップロープをまたいでのボディプレスを決める。
これには、EVILもたまらず場外へエスケープすると、EVILは一度間をつくってからエルガンを場外に引き込み、鉄柵攻撃を敢行。
さらに、EVILはエルガンの首にパイプ椅子を固定し、そのまま鉄柱に叩きつけていく。
戦場がリング上に戻っても、EVILはサーフボードクラッチの体勢からエルガンの顔面をリングに叩きつけ、セントーンも発射し攻勢に出る。
しかし、エルガンもパワースラムで反撃に出ると、串刺しラリアット、延髄斬りからジャーマンでコーナーマットにEVILを投げ捨てていく。
続けて、エルガンは前後からのラリアットと畳み掛けるが、EVILもエルガンの足をレフェリーにとらせてのトラースキックから串刺しローリングラリアットを見舞い、すぐさま反撃。
続けて、EVILはコーナートップからエルガンへ向かって飛んでいくが、エルガンはこれを受け止めファルコンアローで切り返していく。
ここでエルガンはエルガンボムの体勢に入るが、EVILはこれをなんとかこらえるとフィッシャーマン・バスターでエルガンを投げ捨てると、両者ラリアット合戦へ。
そんな中、EVILは力任せにエルガンをジャーマンで放ると、ラリアットを振り抜きダークネスフォールズを決めるが、カウント2。
ここを勝機とみたエルガンは決めポーズからEVILを狙うが、エルガンはエルボーで逃れると、投げっぱなしジャーマンでお返し。
続けて、エルガンは串刺しラリアット2連発から雪崩式ブレーンバスターを敢行。
苦しい状況のEVILは、カウンターのヘッドバット&エルボーでエルガンの動きを止めると、再びEVILの体勢に入るが、エルガンは延髄斬り2連発でペースを引き戻し、ハイジャック式のエルガンボムを決める。
そして最後は、エルガンがラリアットを振り抜き、とどめのエルガンボムを炸裂させEVILから3カウントを奪い、公式戦4勝目を奪取した。