第8試合は、ただいま「3勝3敗＝6点」の後藤洋央紀と、「2勝4敗＝4点」のYOSHI-HASHIが“CHAOS”同門対決が実現。
先輩・後藤に対して、YOSHI-HASHIがどんな闘いを挑むのか？

試合は、ロックアップでスタート。腕の取り合いから、YOSHI-HASHIがヘッドロック。さらにショルダータックル合戦へ。ここはYOSHI-HASHIが先制する。さらに腕攻めを続けるYOSHI-HASHIに対し、ヒップトスで逆襲する後藤は、ダウンしたYOSHI-HASHIにストンピング連射。
続いて後藤はブレーンバスターを発射、さらにYOSHI-HASHIの首を絞め上げていく。後藤のストンピングに対し、エルボーで切り返すYOSHI-HASHIだったが、これもカウンターのバックエルボーで返していく後藤。

さらに後藤は顔面を蹴り上げていくが、YOSHI-HASHIも強烈な逆水平チョップ！ さらにラリアットをかわしてのヘッドハンターを爆発させる。
勢いに乗るYOSHI-HASHIは逆水平チョップ、コーナーへ詰めての逆水平チョップ。後藤をトップロープへ乗せ、背中へ低空ドロップキック。さらにダイビング式ヘッドハンターとイッキに畳み掛ける。この勢いでパワーボムを狙ったものの、これを回避した後藤は、得意の村正からバックドロップ一閃。さらにローリング式のラリアットを狙ったが、これはYOSHI-HASHIと相打ち。しかし、パワーで勝る後藤が打ち勝ってみせた。

だが、YOSHI-HASHIもかちあげ式のラリアットですぐさま逆襲。さらに、パワーボムで後藤を叩きつけ、ジャックナイフ式エビ固めをズバリ。流れるように、得意のバタフライロックへ移行する。
これには、後藤も力で強引に切り返そうとするが、YOSHI-HASHIはフロントネックロック、回転して再度のバタフライロックで蛇のように締め上げていく。だが、これも強引に切り返した後藤は、裏GTRで反撃するも、ダメージは深い様子。

粘るYOSHI-HASHIを後藤は背後からスリーパーで捕獲。ここからグイグイ締め上げて、尻からダウンさせると走り込んでのP.Kを爆発！ さらに強烈な牛殺しをクリーンヒット！ ここはなんとかカウント2で返していくYOSHI-HASHI。

ここからのGTR狙いをYOSHI-HASHIはサムソンクラッチで切り返す。だが、YOSHI-HASHIのラリアット狙いを再びGTRで切り返していった後藤。だが、これも電光石火の首固めで固めていく。この切り返しに後藤がカウント3ギリギリで返すと場内は騒然…！
　
ここでYOSHI-HASHIはラリアット相打ちから、トラース・キック炸裂！　勝機と見たYOSHI-HASHIはイッキにカルマを狙うが、これは後藤がカット。さらにヘッドバッド、裏GTRと繋げたあと、すかさず正調のGTRを爆発！
これがズバリと決まって、カウント3を奪取した後藤。

最後の最後まで粘りまくったYOSHI-HASHIの攻撃を受け止めての完全勝利をはたし、混沌の荒武者が「4勝3敗＝8点」と勝ち星を伸ばしてみせた。

後藤「ま、今日は、最大のポイントになるかなと思ったんですけど、前々から。しっかり勝ててよかったです。YOSHI-HASHI、本当に強くなった。でもね、ここで負けるわけにはいかない。この『G1』、いろんな思いがあるんで……」

※YOSHI-HASHIはノーコメント