Road to DOMINION
- 日時
- 2015年7月3日(金) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 1,686人(超満員札止め)
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第7試合 30分1本勝負
スペシャル10人タッグマッチ-
バレッタ
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ニック・ジャクソン
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ロッキー・ロメロ
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マット・ジャクソン
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マイケル・ベネット
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ドク・ギャローズ
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マット・ターバン
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“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン
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オカダ・カズチカ
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AJスタイルズ
- WITHマリア・ケネリス
- WITHアンバー・ギャローズ
レフェリー|レッドシューズ海野 -
MATCH REPORT
またこの一戦は、IWGPタッグ戦ターバン&ベネットWITHマリアvsアンダーソン&ギャローズWITHアンバー、IWGP Jr.戦3WAYマッチ・マット&ニックvsロメロ&バレッタvsオライリー&フィッシュの前哨戦でもある(※オライリー組は本日の第1試合に出場)。
試合前、オカダ組の6人が全員でレインメーカーポーズを披露し、BULLET CLUBを挑発。
そして、オカダ対AJで試合が始まり、オカダがフライングメイヤーを着地。さらに、いきなりレインメーカーも繰り出すが、AJが回避し、前方回転エビ固めからスタイルズクラッシュを仕掛ける。だが、今度はオカダが脱出した。
ロメロ対アンダーソンの場面。ロメロがロープのあいだで急停止するフェイントでアンダーソンを惑わし、場外へ追いやる。しかし、マットとニックが合体攻撃でロメロを場外に落とし、激しい大乱闘が勃発。これでロメロが完全に孤立してしまい、長時間のローンバトルを強いられる。
しかしロメロは、ニックのスワントーンボムを両膝でブロックし、フェイント式ニールキックでアンダーソンに逆襲。ターバン対アンダーソンとなり、ターバンがドロップキック、延髄斬り。続いてセカンドロープへ飛び乗るが、控えのギャローズが妨害。
しかしターバンは、トレイン攻撃から逃れ、アンダーソンにトラースキック。そして、セカンドロープからジャンプし、ムーンサルトプレスで押し潰す。その後、ベネットがギャローズを担ぐが、ギャローズが脱出。直後にターバンがトラースキックを食らわせるも、アンダーソンがフロントハイキックで蹴散らした。
オカダ対AJになり、オカダがニックのジャンピングハイキックをマットに誤爆させる。そして、ニックをコーナー最上段へ乗せ、ドロップキックで場外へ落とす。
続いてオカダはレインメーカーを狙うが、AJが回避してローリングソバット。そして、スタイルズクラッシュの体勢に入るが、オカダがバックスープレックスで投げ捨てた。
バレッタ対AJの場面。バレッタとロメロがダブルジャンピングニーアタックを見舞い、ベネットがエルボー、ターバンがミサイルキックで追い討ち。さらに、オカダとバレッタがトップロープへ乗せ、ロメロがミサイルキックを浴びせる。その直後、オカダが低空ランニングフロントキック、バレッタがジャンピングニーアタックで追撃。
だが、BULLET CLUBが巻き返し、バレッタにトレイン攻撃を敢行。そして、マットがパワーボムホイップで投げ捨て、ニックが背中へハイキックを食らわせると、AJがブラディサンデーをお見舞い。
その後、ロメロがスワンダイブミサイルキックでアンダーソンとギャローズを蹴散らす。そして、マットとニックも含めて四方のコーナーへ追い込み、それぞれに串刺しラリアットを敢行。
さらにロメロは、ヘッドシザースホイップでマットとニックを同時に投げ捨てる。ところが、アンダーソンたち4人がトラースキックの一斉発射でロメロを蹴散らす。しかし、ターバンとベネットがアンダーソンとギャローズを場外に落とし、2人同時にトペコンヒーロをお見舞い。
一方、オカダとAJがエルボー合戦を繰り広げ、AJが打撃コンビネーション。それをオカダが途中で逃れるも、AJが追走式ラリアットで場外に落とす。そして、アンダーソンがロメロを捕まえ、パワーボムホイップで場外に放り捨てる。
続いてアンダーソンはロープへ走るが、マリがその前へ立ちはだかる。これで場内が「マリア」コールに包まれると、2人はリング中央でダンスを開始。ところが、マリアがいきなり張り手を食らわせる。
その直後、アンバーがスピアーでマリアを転倒させ、両者が取っ組み合いのケンカになる。すると、アンダーソンがマリアの髪の毛を掴んで引き起こし、ギャローズとマジックキラーの体勢に入る。しかし、ベネットがカットに入り、アンダーソンたちへパンチを連射。
だが、アンダーソンがカウンターガンスタンでべネットを排除し、アンダーソンとギャローズがターバンにマジックキラーを敢行。ところが、マット&ニックがダブルトーラスキック、AJがオーバーヘッドキックを同時にアンダーソンへ食らわせる。
さらに、ニック、マット、AJが順番にバレッタへファイヤーバードスプラッシュ。だが、オカダがマットとニックをフラップジャックで同時に叩きつけ、アンダーソンをカウンタードロップキックで蹴散らす。
次にオカダはマットを捕まえるが、AJがスワンダイブフライングフォーアームで排除。ここでマットとニックがAJのアシストを受け、バレッタにインディーテイカーを敢行。そして最後は、AJがスタイルズクラッシュで勝負を決めた。
COMMENT
一同「TOO SWEET!!」
ニック「ククク。最後のバレッタ……アイツは首が破壊されたんじゃないのか?」
ギャローズ「いいか、今日の試合でわかっただろ? 俺たち、BULLET CLUBがプロレス界の勢力図を変化させているんだ!」
アンダーソン「フフフ。そして、俺たちはファミリーであり最強のチーム、ビジネスでも成功しているし、デカい家だって持っている。それにどうだ? 俺たちは日本人にはない立派なヒゲをたくわえてるんだ!」
マット「イエス! それに、デカいタマ○ンも持ってるぞ! S○CK IT!!」
一同「TOO SWEET!!」
ロッキー「今夜はCHAOSとキングダムの連携が上手くいかなかった。だが大阪城ホールを出る時は、俺たちが必ずチャンピオンとして出ていく。チャンピオン、イズ、フォーエバー」
ターバン「今日は連携が上手くいかなくて、ほんと負けるなんて変な気分だ。この金色のIWGPタッグのベルト、欲しければ俺たちを殺してから獲れ。殺さなければ獲れない。」
ベネット「そうだ。BULLET CLUB覚悟しとけ。カール・アンダーソン、ドク・ギャローズ、俺らを殺さなければこのベルトを獲れないと思ってかかってこい。マリアにも手をかけさせない」
キングダム一同「キングダム、カム」
オカダ「最後の最後でいい前哨戦ができたと思います。ほんと俺が待ってたのはね、こういう闘いなんですよ。やっとAJが来て、ただ次はタイトルマッチだ。ほんと自分の中では最高ですね。大阪城ホール、チケット完売。そして対戦相手がAJ。改めてAJが相手で良かったなって思いますよ。ほんと楽しくなってきました、大阪城ホールが。また『大阪城ホールによく帰って来てくれた』ってね、言われるような大会にしたいなと思います。ほんと『オカダ、ありがとう』って大阪城ホールに言わせますんで、しっかり勝ちます」
※バレッタはノーコメント