Road to DOMINION

日時: 2015年6月28日(日) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1,725人（超満員札止め）

第6試合 30分1本勝負

KUSHIDA
ケニー・オメガ

中西学
タマ・トンガ

境界線

10分27秒　ジャックナイフ式エビ固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　7月5日（日）大阪城ホール大会『DOMINION 7.5 in OSAKA-JO HALL』で行われるIWGP Jr.戦オメガvsKUSHIDAの前哨戦。
　まずはKUSHIDAのテーマ曲に乗って、内藤組が登場。しかし、内藤はなぜか1人だけ遅れて入場する。
　
　KUSHIDA対オメガで試合が始まり、KUSHIDAがグラウンドで圧倒。そこから手四つの力比べになり、押し込まれたKUSHIDAが強靭なブリッジを披露。それをオメガが潰そうとするが、KUSHIDAが腕を極めて逆襲した。
　中西対ファレの場面。両者がショルダータックル合戦からエルボーとチョップを打ち合う。そして、中西がいきなりアルゼンチンバックブリーカーを繰り出し、カットに入ったオメガをカウンタースピアーで蹴散らす。
　大「中西」コールの中、中西は野人ダンスからラリアットを狙うが、ファレがチョークで抵抗。すかさず中西ものど輪で対抗するが、オメガが背後から急襲。
　これで中西の動きが止まり、ファレがボディブロー連射で追い討ち。さらにトンガが「ホー！」と叫んで中西を挑発し、顔面攻撃。そして、野人ダンスを真似してなおも挑発し、オメガがチョーク攻撃で続く。
　しかし中西は、合体ブレーンバスターを仕掛けたトンガとオメガをまとめて投げ捨て、ようやく自軍コーナーへ帰還。
　タッチを受けたKUSHIDAがオメガにスワンダイブチョップを食らわせ、トンガ、オメガの順でエプロンから延髄斬りを浴びせる。そして、2人の腕をまとめて掴むと、ロープを利用したアームブリーカーを同時にお見舞い。
　するとオメガは、強烈な逆水平チョップで逆襲。さらに、ホバーボードロックを抵抗し、変型バックドロップで叩きつけた。
　内藤対トンガの場面。内藤がトンガと控えのファレに低空ドロップキック。そして、エプロンからトップロープ越えの串刺し低空ドロップキックを繰り出すが、トンガが受け止める。
　これでファレ組のトレイン攻撃となり、トンガが串刺しジャンピングボディアタック、オメガが串刺しジャンピングバックエルボー、ファレが串刺しボディアタック、トンガがカウンタースピアー。
　その直後、KUSHIDAがトンガにオーバーヘッドキックを見舞うと、内藤がマンハッタンドロップで追撃。そして、ジャックナイフ式エビ固めで一気に3カウントを奪取した。
　
　試合後、内藤はマーティー浅見レフェリーの勝ち名乗りを拒否し、足早に退場。

　一方、オメガが『BEST OF THE SUPER Jr.』優勝トロフィーを盗み、KUSHIDAが走って追いかけた・・・。

COMMENT

内藤「今日は日曜日? ドミンゴ? いや、CMLLはさ、毎週日曜日アレナメヒコで試合してんだよね。今日俺、てっきり朝起きた時、『あぁ、アレナメヒコ行かなきゃ』って思っちゃったよ。それぐらい俺、ちょっとメキシコの空気を吸い過ぎてまったかなと。あの空気が懐かしいなぁ、恋しいなぁ。俺はCHAOSではない。もちろんBULLET CLUBでもない。ましてや本隊でもない。俺の居場所は……ロス・インゴベルナブレス」
※中西、KUSHIDAはノーコメント

オメガ「オレはチャンピオンだ!! FOOO!!!」
※ここで、ファレがKUSHIDAを連行!! KUSHIDAをオメガの前に投げ捨てると、オメガを含めたBULLET CLUBの集団がKUSHIDAを叩きのめす。
オメガ「よく聞けお前ら。KUSHIDA、オレは夢だとか希望はどうだっていいと思ってる。お前らはどうせ夢物語を語ってるんだろうけど。SUPER Jr.のチャンピオン?だから何だよ。何の意味もねぇ。オレはIWGPジュニアのチャンピオンなんだぞ? オマエはきっとこう思ってるだろう。俺と闘い、ベルトを獲り、IWGPジュニアのベルトを自分の物にしたい。そう思ってるんだろ? バカけてる。SUPER Jr.のチャンピオンになれて嬉しいんだろ?おめでとう。よかったな!! しかし、王者はこのオレだ。No.1はオレなんだよ。KUSHIDA、オマエはハードワーカーだということは分かってる。日本人はよく働くからなぁ。せいぜい頑張ってくれ。しかし、オレの前では無意味だからな? チャンピオンは常にオレだ」
※ファレ、トンガはノーコメント