Road to DOMINION

日時: 2015年6月28日(日) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1,725人（超満員札止め）

第3試合 20分1本勝負

境界線

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

　ライガーvsフィンレーのシングルマッチ。なお、この試合から新しく阿部誠リングアナウンサーが登場。
　
　ライガーが変型キャメルクラッチで先制し、変型コブラツイスト、ショルダータックルへ繋ぐ。フィンレーはエルボー連打、エルボースマッシュで反撃に出るが、ライガーがショルダースルーで場外に落とし、スライディングキックをお見舞い。
　さらにライガーは鉄柵攻撃で追い討ちし、リング上ではロメロスペシャル、変型カベルナリア、キャメルクラッチ、強烈なチョップ、逆エビ固め。一方的な展開になるが、フィンレーはカウンターエルボースマッシュ、フライングフォーアームで逆転。
　ここからフィンレーは、串刺しエルボースマッシュ、カミカゼ、マフラーホールドで追撃。しかし、ライガーがカウンター掌底で報復し、ライガーボムで叩きつける。
　次にライガーはブレーンバスターを狙うが、フィンレーが首固めに切り返す。そして、チョークスラム式バックブリーカーで逆転に成功。
　続いてフィンレーはブレーンバスターの体勢に入るが、ライガーが脇固めに切り返し、一気にギブアップを奪った。
　
　試合後、両者は握手で互いの健闘を称えた。

COMMENT

ライガー「まぁ親子2代で試合やってるわけで、それは感慨深いものがありますね。小っちゃい頃から知ってるし。センスはもちろんいいし、血筋もいいし、練習も新日本の道場にいますけども、練習もよくするし、礼儀正しい。じゃあなにが足りないのか? キャリアだ。試合経験。あの勢いがあれば、必ず大物喰いも近いうちにするだろうし、伸びてくればおとっつぁんを超えると思います。それぐらいのものを彼は持ってると思うので、ある意味期待してますね。まぁ親子2代、俺もよくやったよと思うわ。まぁ彼が『やっぱライガー凄かったよ』とおとっつぁんに報告してくれれば嬉しいですね。それだけです。ありがとうございます」

——新日本のレスラーとして、新たな幕開けとなりましたが
フィンレー「そうだね。今日はオレの新しい道の始まりだ。その幕開けにライガー選手と戦えた事を誇りに思うよ。自分の父はレスラーとして多くの戦いをこなしてきた。だからオレもそんな父と同じようになりたいね」
——コスチュームはヤングライオン仕様にリニューアルしたんですか?
フィンレー「そう。俺はヤングライオンになったんだからね」