Road to DOMINION
- 日時
- 2015年6月26日(金) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 三重・四日市市中央緑地第2体育館
- 観衆
- 1,300人(満員)
-
第4試合 20分1本勝負
レフェリー|佐藤健太
MATCH REPORT
なお、内藤は5月23日からのメキシコ遠征を終え、この一戦が約1ヶ月ぶりの新日本マット復帰となる。
内藤対アンダーソンで試合がスタート。アンダーソンが髪の毛を引っ張ると、怒った内藤がフロントキック、トーキック、ストンピングで報復。さらに、アームホイップで投げると、低空ドロップキックを食らわせた。
キャプテン対ギャローズの場面。キャプテンが相撲の四股を踏んで身構え、ギャローズもそれに呼応して身構える。ところが、キャプテンが急に「やめたまえ!!」と叫び、地獄突きをお見舞い。
その直後、キャプテンはロープへ走るが、アンダーソンが場外から足を引っ張って転倒させる。たちまち激しい場外乱闘となり、深手を負ったキャプテンが完全に孤立。ギャローズが地獄突き、踏みつけ攻撃、エルボードロップ連射、アンダーソンがヘッドロックなどで攻め立てる。
しかしキャプテンは、カウンタージャンピングショルダータックルでアンダーソンに逆襲。内藤対ギャローズとなり、内藤が低空ドロップキックで先制。次のフライングボディアタックはギャローズが受け止めるも、内藤がコーナーへ追いやり、トップロープ越えの串刺し低空ドロップキックをお見舞い。
内藤の攻勢は続き、ミサイルキックからメキシコ式足4の字固め。だが、ギャローズはカウンター地獄突きで巻き返し、変型フェースクラッシャーで逆転。タッチを受けたアンダーソンがスピニングガンスタンの体勢に入るも、内藤が脱出し、ロープを利用したスイングDDTで突き刺した。
キャプテン対アンダーソンの場面。キャプテンが串刺しバックエルボー、フライングボディアタックで先制し、コーナー最上段からダイビングヘッドバットを発射。しかし、かわされて自爆してしまう。
すかさずアンダーソンがジャンピングフロントハイキック、ギャローズが串刺しボディアタックでキャプテンに追撃。そして、アンダーソンがスピニングガンスタンからフォールに行くも、キャプテンが跳ね返す。
続いてアンダーソンはガンスタンを狙うが、キャプテンがこらえ、ヒラボトムで逆襲。そして、ギャローズに地獄突きを見舞うと、内藤がミサイルキックで追撃。
それを見たキャプテンは、内藤へ向かって「行けー!!」と指示。一瞬動きが止まった内藤だったが、場外のギャローズめがけてプランチャを繰り出す。ところが、ギャローズが地獄突きで撃墜。
その直後、アンダーソンがガンスタンでキャプテンを叩きつけ、最後は合体殺法マジックキラーで完勝した。
COMMENT
ギャローズ「そう、3回目だ。キングダム(ターバン&ベネット)の腰から、ベルトを引っ剥がしてやる」
アンダーソン「俺にとっては4度目になるけどな。俺はもうレジェンドなんだ。ガイジン・レジェンド、そしてタッグチーム・レジェンドさ。今、俺の頭の中はマリア(・ケネリス)のことしかない」
ギャローズ「また、そんなこと言ってるのか? マリアのことは忘れろ」
アンダーソン「まあ、聞け。もう、アイ・ラブ・マリアじゃない。あんなヤツ、くたばってしまえばいい」
ギャローズ「そうだ。俺はマリアのことが大嫌いなんだ」
アンダーソン「オーサカではマリアには見向きもしない。俺が見据えているのは、IWGPタッグのチャンピオンベルトだけ。マリアがちょっかいを出してくるのなら、叩きのめすだけ。マリアなんてどうでもいい。頭の中はベルトを再び巻くことだけしかないんだから」
ギャローズ「BULLET BABE(アンバー・ギャローズ)がマリアを追い払ってくれるさ」
内藤「1カ月以上もメキシコにいたんで、メキシコの自由なリズムが、自由な闘いが染み付いてしまったというか。何かこの新日本プロレス、そしてこの新日本プロレス本隊の、この堅っ苦しさが、イライラくるね。ちょっとメキシコの自由な空気を吸いすぎちゃったかなと・・・。俺が(ラ・)ソンブラと組んで入ったチーム、ロス・インゴベルナブレス。インゴベルナブレ・・・制御不能っていう意味。いい言葉だな・・・」
※キャプテンはノーコメント