Road to DOMINION
- 日時
- 2015年6月26日(金) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 三重・四日市市中央緑地第2体育館
- 観衆
- 1,300人(満員)
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第3試合 20分1本勝負
レフェリー|佐藤健太
MATCH REPORT
ゴングを待たずに高橋組が奇襲を仕掛け、混乱の中で試合が始まる。そして、高橋とホールが天山と小島を捕まえ、鉢合わせ攻撃に出る。だが、天山たちが切り返して高橋たちを衝突させ、ホールに合体ブレーンバスターをお見舞い。そして、高橋にはモンゴリアンチョップとエルボーを交互に打ち込み、ヘッドドロップ&ジャンピングエルボードロップの同時攻撃で追い討ちした。
ここでKUSHIDAが登場し、高橋へモンゴリアンチョップ。しかし、高橋が受けきり、顔面攻撃で逆襲。これでKUSHIDA対オメガとなり、オメガがリープフロッグから後転を繰り出す。だが、KUSHIDAがジャンプしてオメガを飛び越え、マンハッタンドロップをお見舞い。さらに、オメガの膝へ低空ドロップキックを浴びせてダウンさせると、側転から顔面にも低空ドロップキックを食らわせた。
KUSHIDAの攻撃は続き、オメガの左腕にミドルキックを連射。だが、オメガが強引にKUSHIDAを持ち上げ、串刺しタックルでニュートラルコーナーへ叩きつける。そして、強烈な逆水平チョップ、ロープを悪用した踏みつけ攻撃で追い討ち。
するとKUSHIDAは、トップロープを支点にしたバク転キック、エプロンからの延髄斬りで逆襲。そして、ロープを挟んでショルダーアームブリーカーの体勢に入るが、ホールが場外から脚を引っ張って妨害。オメガが低空ドロップキックでKUSHIDAを場外へ落とす。
KUSHIDAは場外戦で大ダメージを負ってしまい、高橋が頭部へのパンチ連射、ホールがローリングエルボー、ギロチンドロップ、オメガがバックブリーカーなどで追撃。しかしKUSHIDAは、オーバーヘッドキックでオメガに逆襲。そして、ショルダースルーで高橋を投げ捨て、ようやく脱出に成功。
スイッチした天山は、モンゴリアンチョップ連射、ストンピング連射、串刺しラリアット、ブレーンバスター、マウンテンボムで高橋に追い討ち。しかし高橋は、カウンターフロントハイキックとラリアットで逆襲。
これでホールが登場するも、天山がカウンターニールキックをお見舞い。替わった小島が、逆水平チョップ乱射、串刺しジャンピングエルボー、「いっちゃうぞバカヤロー!」からのダイビングエルボードロップで追撃する。
さらに小島はエルボー連打からローリングエルボーを狙うが、ホールがカウンターエルボーで阻止。さらに、フロントキック、バックブリーカーで小島の動きを止める。
ここで高橋組のトレイン攻撃となり、オメガの串刺しバックエルボー、高橋の串刺しフロントハイキックから、ホールがカウンターローリングラリアット。そして、アウトサイダーズエッジの体勢に入るも、天山がボディにヘッドバットを浴びせてカット。
その直後、KUSHIDAがホールにミサイルキックを食らわせ、ハンドスプリングエルボーで高橋とオメガを蹴散らす。続いて小島と天山がテンコジカッターでホールに追い討ちし、最後は小島がウエスタンラリアットでとどめを刺した。
COMMENT
オメガ「今日、みんなの声が聞こえたね。『KUSHIDA、KUSHIDA』って。ここ日本ではやっぱり、KUSHIDAはみんなのヒーロー。でも、それはKUSHIDAが勝つべきだから起こってるんじゃなく、いつもやられ役だから勝ってほしいって応援してる感じ。でも、見たらわかるはず。俺の方が強い。実力差があるから、ああいう声援が起きるんだ。KUSHIDAは日本だけ。カナダやアメリカ、違う世界では俺がみんなのヒーロー。ファンの気持ちなんでどうでもいい。次のオーサカジョーでの試合で、俺とKUSHIDAの違いをはっきり見せてやる。『SUPER Jr.』に優勝して、確かに成長したと思う。でも、それはあくまで新日本の選手の中での成長。だって、今年の『SUPER Jr.』に他団体からトップクラスの選手は出てなかったでしょ? 彼は『SUPER Jr.』に優勝して、“SUPER GARBAGE”になった。でも、GARBAGE(ゴミ)であることに変わりない。だから掃除するべきだ。SUPER GARBAGEってことは、一番汚いゴミなんだ。俺が自動的に掃除してやるよ。俺は“スーパー・ルンバ”なんだから。オーサカジョーできれいにしてやるよ」
※高橋&ホールはノーコメント