WRESTLING WORLD 2015 in SINGAPORE

日時: 2015年6月21日(日) 10:00開場　16:00開始
会場: シンガポールエキスポ・ホール7
観衆: 未発表

第1試合 15分1本勝負

小松洋平
田中翔

境界線

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　『WRESTLING WORLD 2015 in SINGAPORE』の2日目。シンガポールエキスポ・ホール7にて前日より開催されている『CharaExpo 2015』の目玉として、場内に特設リングが組まれた。
　今回も試合前から英語のアナウンスを比嘉セリーナさんが担当し、尾崎仁彦リングアナウンサーをサポート。
　
　そこから始まった第1試合は、2日間連続となる小松vs田中のヤングライオン同期対決。
　
　小松がクリーンブレイクせずにチョップで不意打ち。これに田中が応戦し、エルボー連打からショルダータックル。しかし小松は、リープフロッグからアームホイップで投げ、ヘッドシザースホイップ、ドロップキックで逆襲。
　だが、田中がカウンターバックエルボーで巻き返し、エルボー連打、チョップ2連発、串刺しバックエルボー、チンロック、変型キャメルクラッチと畳み掛ける。
　苦しくなった小松がエルボー連打で反撃に出ると、田中は張り手をお見舞い。しかし、小松がカウンタードロップキックで逆転し、フライングフォーアーム、ウルトラタイガードロップ、ハーフハッチと得意技を連発。
　続いて小松は腕ひしぎ逆十字固めを極めるが、田中がロープへ脚を伸ばし、カウンタードロップキックで逆襲。そして、ボディスラムから逆エビ固めを極め、体重を落として絞るも、小松はロープエスケープ。
　さらに小松は、下から回転エビ固めで丸め込み、返された直後に首固めで押さえ込む。そして、張り手からラリアットを放つも、田中が回避。
　さらに、田中が脚をキャッチすると、小松が片足立ちで張り手を連発。だが、田中が構わず小松を持ち上げて前方へ落とし、逆片エビ固め。小松がロープへ近づくと、リング中央へ引き戻してギブアップを奪った。

COMMENT

田中「小松と、もう何勝何敗とか、数えてねーよ。ずっと負けてて、数えてたらむなしくなるだけだよ。全部勝ちゃあいいだろ！　これから、全部勝てばいいだけのこと。前にどれだけ負けたってな、これから、全勝すればそれだけのことだ」

——ノアのジュニアリーグに参戦が決まりました。

田中「ハイ。チャンピオンのタイチ、アイツにはいろいろ借りがあるから。優勝して、伸びきった鼻を、伸びきって折れやすくなった鼻をブチ折ってやる！」

小松「いや〜、ダメだ。今日は1本取られたね。ここ最近、ずっと勝ち越していて。もうアイツには負けないと思っていたけどね。あ〜、今日は一本取られた。少し自信過剰？　少し、そんなふうになってたかな・あと、田中。ノアのジュニアリーグ、出るらしいじゃん？　ガッチリさ、新日本プロレスレスラーのツメ跡を残してきてくれよ」