BEST OF THE SUPER Jr.XXII

日時: 2015年6月3日(水) 17:00開場　18:00開始
会場: 愛知・名古屋国際会議場・イベントホール
観衆: 1,700人（超満員）

第1試合 20分1本勝負

田中翔
ジェイ・ホワイト

小松洋平
デビッド・フィンレー

本間朋晃
マスカラ・ドラダ

境界線

10分46秒　こけし→片エビ固め

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　『BEST OF THE SUPER Jr.XXII』第10戦の名古屋大会は、本間組vsドラダ組の6人タッグマッチでスタート。

　小松とホワイトが先発して試合が始まり、グラウンドの攻防で一歩も譲らず。本間対フィンレーとなり、チョップ合戦を展開。そこからフィンレーがエルボースマッシュを3連発で見舞うと、本間がバックエルボーで逆襲。さらに、小こけしを放つも、かわされて自爆してしまった。
　田中対ドラダの場面。ドラダがショルダータックルで先制し、ハンドスプリング＆バク宙でフェイントをかける。そして、握手を求めて田中を油断させ、トーキックからジャーマンスープレックスホイップで投げ捨てた。
　これで田中の動きが止まり、ホワイトがドロップキック、フィンレーがエルボースマッシュなどで攻め立てる。そこから小松対フィンレーとなり、小松がウルトラタイガードロップ、ハーフハッチ。さらに、逆片エビ固めを極めると、田中がホワイト、本間がドラダを逆エビ固めで分断。だが、フィンレーが何とかロープへ逃れ、カミカゼで小松へ逆襲。
　小松対ホワイトとなり、ホワイトがエルボー攻撃で猛攻。しかし、小松がカウンターサイドバスターに切り返して逆転。これで本間が登場し、ホワイトへ逆水平チョップ連射、串刺しジャンピングエルボー、フェースクラッシャー。しかし、次の小こけしはまたもや回避されてしまう。
　ドラダ組のトレイン攻撃となり、ホワイトが串刺しエルボースマッシュ、ドラダが串刺しラリアット、フィンレーがカウンターエルボースマッシュ。そして、フィンレーが本間を押さえつけ、ホワイトがミサイルキックを見舞う。
　しかし本間は、追走式バックエルボー、ラリアットでホワイトに逆襲。すると、田中と小松がダブルドロップキックを連発し、フィンレーとドラダを排除。そして、本間がこけしロケットでホワイトを吹き飛ばし、こけしでとどめを刺した。

COMMENT

小松「ハァハァ、勝ったよ。先輩の力借りてさ、勝ったけどさ、リーグ戦今のところ5敗。なんとしてでもあとの2戦で、1勝白星あげてやる」
田中「この『SUPER Jr.』のシリーズ公式戦は組まれてないけど、俺は公式戦に出てるヤツらを喰う勢い、覚悟で闘ってる。でも今日もいいとこは一つもない。それがまだまだ自分の実力。ヤングライオンのうちに一つ、必ず結果を残してやる」
本間「今日は最高の日です。なんでかって? みんなのこけし、みんなの大好きなこけしが決められて、みんなの笑顔が見れたから最高です。でも俺の中ですげぇ焦りあるんです。やっぱり田中と小松ってのは凄い勢いあるし、若いし、すげぇ俺にないもん一杯あるから、俺もはっきし言ってウカウカしてらんないし。彼らと切磋琢磨して頑張っていこうと思っております。やっぱり彼らには俺は何一つ。向こうはエリートだし、俺なんか雑草のクソみたいなもんだけど、でも俺が田中と小松に負けないもの、一つだけあるんですよ。それはプロレスが大好きだってこと。これだけは他の全部において、体格もそう、筋肉もそう、すべて劣っていたとしても、俺の心だけは絶対負けない。その気持ちだけは絶対に負けない。それがある限りみんなで幸せになろうと思ってます。ありがとうございました」

※ドラダ、フィンレー、ジェイはノーコメント