BEST OF THE SUPER Jr.XXII

日時: 2015年5月30日(土) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1,702人（超満員札止め）

第6試合 30分1本勝負
「BEST OF THE SUPER Jr. XXII」Aブロック公式戦

田口隆祐
カイル・オライリー

境界線

（3勝1敗＝6点）
（3勝1敗＝6点）

13分15秒　オーマイ＆ガーアンクル

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　2勝1敗同士の対決となった田口とオライリーの『SUPER Jr．』Aブロック公式戦。
　
　序盤、グラウンドの攻防から田口がアンクルホールドへ行くが、オライリーが切り返して回避。
　その後、田口のショルダータックルに対し、オライリーがフロントハイキックでお返し。だが、田口がカウンタージャンピングヒップアタックで流れを引き戻し、前方回転エビ固めを繰り出す。しかし、オライリーが腕ひしぎ逆十字固めに切り返す。
　さらにオライリーは、グラウンドで膝蹴りを連射し、カウンターキチンシンク、ボディシザース、顔面攻撃、ジャンピングニードロップ、コブラツイストなどで猛攻。
　その後、田口が前方回転エビ固めから低空ドロップキックを見舞うが、オライリーが怯まずに挑発。これで田口がなおも低空ドロップキックを放つと、オライリーが受け止めてサソリ固めに切り返す。
　苦しくなった田口はジャンピングヒップアタックに行くが、オライリーが回避して尻へキックを入れる。しかし田口は、今度こそカウンタージャンピングヒップアタックを浴びせてオライリーを場外に落とし、ノータッチトペコンヒーロで追撃。
　次に田口はスワンダイブヒップアタックを放つが、オライリーがかわしてローリングソバット。だが、田口は追走式ヒップアタックで巻き返し、ランニングヒップアタック連射、ヒップドロップへ繋げる。
　続いて田口はスリーアミーゴを開始するが、オライリーが変型フルネルソンバスターに切り返す。だが、田口も負けずに前落としで逆襲。
　だが、オライリーがミドルキックと水面蹴りで田口をダウンさせる。そして、ミドルキック連射、追走式ジャンピングニーアタックで追撃。
　その後、オライリーが張り手を見舞うと、田口が延髄斬りで報復。しかし、オライリーが倒れず、強烈なラリアットをお見舞い。そして、脚取り式バックドロップホールドで3カウントを迫る。
　次にオライリーはブレーンバスターの体勢に入り、抵抗した田口へローリングエルボーを見舞う。しかし、田口が強烈な張り手でやり返し、両者がフラフラになってしまう。
　ここでオライリーが田口に組みついてフロントネックロックを極めるが、田口が足を取ってアンクルホールドで捕らえる。そして、グラウンドで絞り上げるも、オライリーがサソリ固めに切り返す。しかし田口は、オライリーを丸め込んで脱出。
　するとオライリーがかかと落としとエルボーを浴びせるが、田口が延髄斬りで報復。そして、どどんからフォールに行くが、カウントは2。だが、直後に田口がアンクルホールドを繰り出し、オーマイ＆ガーアンクルでギブアップを奪った。

COMMENT

田口「ハァハァ、苦しい試合でした。強かった。タッグでもちょっとしかレッドラゴンの2人とは当たったことがなかったんすけど、こんなにストロングだとは思わなかった。ほんとフロントスリーパーで落ちそうになりましたけどね、これクッシーとタイトルマッチやった時、あの形を経験してたんで助かりました。汗で滑ったのもちょっとラッキーでした。ただね、開幕戦で外道に蹴られた急所がこんなにも立派になって帰ってきましたよ(大きく膨らんだ股間をアピール)。奥様方、小さいお子様をお持ちの夫婦生活に不満を持つ奥様方、元気な田口の息子が帰ってきましたよ。どうしますか?」

オライリー「あぁクッソ。クソ野郎。タグチ、お前は“ファンキー・ウェポン”らしいが、俺は“ファンキー・ドラゴン”だ。確かに今夜は1本獲られた。彼はいい選手だ。でもな、この俺の足の関節を見ろ。今やどうってことない。いいか、ちゃんと記事に書け。『カイル・オライリーはギブアップしてしまったが、今は元気に歩ける。何の問題もない。次はタグチを歩けなくしてやる』ってな」