BEST OF THE SUPER Jr.XXII

日時: 2015年5月30日(土) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1,702人（超満員札止め）

第1試合 20分1本勝負

デビッド・フィンレー
田中翔

本間朋晃
小松洋平

境界線

11分34秒　こけし→体固め

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　『BEST OF THE SUPER Jr.XXII』第7戦の後楽園ホール大会。
　第1試合は、『SUPER Jr．』で共に0勝4敗のフィンレー（Bブロック）と小松（Aブロック）がタッグマッチで対決。

　本間対田中で試合が始まり、田中がクリーンブレイクせずにエルボー連打。そして、本間の反撃を浴びても怯まず、フライングフォーアーム3連発。これで本間を倒し、ボディスラム、ストンピングへ繋いだ。
　フィンレー対小松の場面。小松がヘッドロックで絞ったのち、素早いロープワークからヘッドシザースホイップで投げ飛ばす。しかしフィンレーは、替わった田中にスリーパーホールドを極めて逆転。
　本間対田中の場面。本間がダブルスレッジハンマー、ショルダースルー、逆片エビ固め。そこからフィンレーがレッグロック、エルボースマッシュ、カウンターエルボースマッシュなどで続く。
　だが、田中がカウンタードロップキックでフィンレーに逆襲し、タッチを受けえた小松がランニングエルボー、串刺しバックエルボー、ウルトラタイガードロップで追撃。さらに、逆エビ固めを極めるも、本間がすぐさまカット。
　本間対小松の場面。本間が逆水平チョップ連射、串刺しジャンピングエルボー、フェースクラッシャー。そこから小こけしを放つが、小松がかわして自爆させる。
　これで本間対田中となり、田中がフライングフォーアーム、串刺しジャンピングエルボー、サイドスープレックス。さらに、本間の脚を担いでマットへ叩きつけ、逆片エビ固めで捕獲する。そして、小松もフィンレーに逆片エビ固めを極めて分断。
　本間が辛うじてロープへ逃げると、田中と小松はダブルドロップキックをお見舞い。そして、フィンレーにもダブルドロップキックを見舞って場外へ落とす。
　続いて田中は、ぶっこ抜きジャーマンスープレックスホールドで本間に追い討ち。次のアバランシュホールドを本間が抵抗すると、張り手を食らわせ、ロープへ走る。
　しかし、本間がこけしロケットで迎撃し、コーナー最上段からのこけしで田中を仕留めた。
　
　試合後、本間が再戦をアピールして田中へ握手を求める。だが、田中がその手を弾いて意地を見せた。

COMMENT

本間「いやぁ、凄い。凄い。あの2人やっぱり新日本プロレスでデビューして、だけど新人じゃないっす。あれは凄い。なんてったってあの体。そしてなにより気持ち。確かに現時点では、小松より田中の方が劣ってるかもしれない。でも田中、お前俺に言われて悔しいかもしれないけど、小松になくてお前にあるもの(胸を叩く)、お前そこを持ち続ければ、絶対お前は負けない。絶対負けない。でも今日は後楽園第1試合、最高に緊張しましたけど、最高にハッピーです。なんでかって? それはみんなのこけしで、お客さんを笑顔にできた。それこそが、こけしis Happy。みんなで幸せになろうぜ。ありがとうございました」
※フィンレーはノーコメント

小松「あぁ、のし上がって行くかんな、オイ。この二人でさ、新日本プロレス、支える柱になるからさ。今のうち、目に焼き付けとけよ。俺らで、新日本プロレスを引っ張って行きますから。OK!」
※田中は小松に肩を借り、控室へと去って行った。