BEST OF THE SUPER Jr.XXII
- 日時
- 2015年5月29日(金) 18:00開場 19:00開始
- 会場
- 栃木・ニューサンピア栃木
- 観衆
- 600人(満員)
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第8試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
後藤対中邑で試合がスタート。後藤がアームホイップを切り返して投げるが、中邑がカウンターの膝蹴りで逆襲。そして、ストンピングとローキックを放つものの、後藤がいずれもかわし、カウンターショルダータックルでなぎ倒した。
これで棚橋対矢野になるが、矢野がまったく闘わずにYOSHI-HASHIと替わり、「バ〜〜カ!!」と叫んで棚橋を挑発。
本間対YOSHI-HASHIの場面。本間がチョップ合戦で押し込み、ダブルチョップから小こけしを発射。ところが、YOSHI-HASHIが回避して自爆へ追い込み、両軍入り乱れた場外乱闘が勃発。
そのまま中邑組が本間を捕まえ、石井と矢野が相次いでコーナーの金具へ叩きつける。さらに、中邑がバイブレーション式踏みつけ攻撃、小こけし式ニードロップ、YOSHI-HASHIが低空ドロップキック、石井がバックドロップなどでいたぶり続ける。
しかし本間は、ブレーンバスターを仕掛けた石井を反対に投げ捨て、小こけしを見舞って脱出。タッチを受けた真壁が、YOSHI-HASHIと石井に串刺しラリアットを食らわせ、石井には頭部へのパンチ連射、ノーザンライトスープレックスホールド、パワースラムで追撃する。
しかし、石井がカウンターショルダータックルで流れを変え、ブレーンバスターで追い討ち。そこから激しいラリアット合戦になり、競り勝った真壁がパワーボムの体勢に入る。だが、石井がバックスープレックスに切り返し、ジャーマンスープレックスホイップで報復した。
後藤対中邑の場面。後藤が追走式ラリアット、串刺しニールキック、バックドロップで先制。だが、中邑がカウンターキチンシンク、フェイント式ニールキックで逆転。さらに、後藤をコーナー最上段へ乗せてジャンピングニーアタックを見舞うと、リバースパワースラムで叩きつける。そしてボマイェを狙うも、後藤がカウンター牛殺しで迎え撃った。
棚橋対YOSHI-HASHIの場面。棚橋がエルボー&太陽ブロー連射で攻め込むも、矢野が場外から足を取ってロープワークを妨害。YOSHI-HASHIが串刺しバックエルボー、石井が串刺しラリアット、矢野がマンハッタンドロップを棚橋に食らわせ、YOSHI-HASHIがネックバスター、チャクラムへ繋げる。
続いてYOSHI-HASHIはパワーボムの体勢に入るが、後藤がラリアットでカット。その後藤を中邑がジャンピングカラテキックで吹き飛ばすが、本間が中邑と矢野にこけしロケットをお見舞い。
一方、YOSHI-HASHIが棚橋の張り手にも怯まずカウンターラリアットを浴びせ、パワーボムからジャックナイフ式エビ固め。その後、真壁が両腕ラリアットでYOSHI-HASHIと石井をなぎ倒す。
それでもYOSHI-HASHIは棚橋にカウンター逆水平チョップを食らわせ、ブレーンバスターの体勢に入る。しかし、棚橋が変型スイングネックブリーカーで叩きつけ、スリングブレイドで追撃。そして、本間がこけしでアシストし、棚橋がハイフライフローでYOSHI-HASHIにとどめを刺した。
試合後、後藤と中邑、真壁と石井が激しい睨み合いになる。そこから中邑たちが退場すると、後藤、真壁、棚橋、本間が四方のコーナーへのぼり、ファンの大歓声に応えた。
その後、ファンの大コールを受けた棚橋が「新日本プロレスが!! 栃木に!! 帰って来たぜーー!!」とマイクで絶叫。さらに、「今日も大応援ありがとうございました! 7月5日、大阪城ホールで、必ず矢野を倒して、またこれから上を目指します」とファンに約束した。
続いて棚橋は、ファンの要望に応えて3回のエアギターを敢行。1回目と2回目は2014年バージョンの新曲を奏で、3回目は栃木で初披露となる2015年バージョンの新曲を演奏した。
これで再び大コールが起きると、棚橋が「ありがとう・・・ありがとう。今日も楽しかったね。皆さんのおかげで、プロレス、スゲェ盛り上がってきました。ありがとうございます。でも! プロレス・・・もっと行けるだろ!? もっと行けるだろう!!」とマイクアピールし、場内が大歓声に包まれる。そして、最後は「栃木の皆さーー!! 愛してまーーす!!」の叫びで締めくくりとなった。
COMMENT
本間「いやぁ、今日は栃木鹿沼、最高に幸せ。なんでかって? それはみんなの笑顔が見られから。こけしが出ればみんなハッピー、当たればもっとハッピー。こけしis Happy。ありがとうございました」
棚橋「7月5日の大阪城ホール、前哨戦はすかされてばっかだけど、シングルマッチはまた違う形に俺はできるから、大いに期待してもらっていいし。今、その中でどういった部分でね、伏線をいれていくか。俺の腕が試されますね」
YOSHI-HASHI「負けようがなにしようが、オイ、後藤。俺は主張し続けるからなコノヤロー。絶対、テメェのベルトに挑戦してやるからな」
※中邑、石井、矢野はノーコメント