0勝3敗で苦しい展開の続くフィンレーが、IWGP Jr．タッグ王者のニックと対決する『SUPER Jr．』Bブロック公式戦。
　
　腕の取り合いからフィンレーがヘッドロックを極めるが、ニックがグラウンドに持ち込んで脱出。その後、両者が同時に放ったドロップキックが交錯する。
　その直後、ニックが自分の股間を強調しつつ、「サ〇ク・ユー!!」と叫んで挑発。怒ったフィンレーがショルダータックルでなぎ倒すものの、ニックはなおも挑発を続ける。
　さらにニックは、カウンタージャンピングニーアタックでフィンレーをダウンさせ、なおも「サ〇ク・ユー!!」と叫んで挑発。これにフィンレーが激怒して場外でニックを追い回す。そしてリングに戻ると、ジャンピングエルボーとドロップキックでお仕置き。
　するとニックが握手を要求してフィンレーに揺さぶりをかけ、またもや「サ〇ク・ユー!!」で挑発。さらに、トップロープをずらしてフィンレーを場外へ落とし、エプロンからランニングローキックを食らわせる。
　これでニックのペースとなり、ロープを悪用したネックブリーカー、ニーリフト、背中へのタックル、ひっかき攻撃、グラウンドでのフロントネックロックなどで一方的に試合を進める。
　しかしフィンレーは、ジャンピングスピンキックを回避して突破口を作り、カウンターラリアット、ラリアットで逆転に成功。さらに、ショルダースルーでニックを投げ飛ばす。
　するとニックは、串刺し攻撃をかわしてフィンレーをエプロンへ追いやり、三角飛びミサイルキックで場外に落とす。そして、エプロンからムーンサルトアタックを繰り出すも、フィンレーが回避。続いてフィンレーはエプロンで倒立し、そこからヘッドシザースホイップでニックを投げ飛ばす。
　リングへ戻り、フィンレーがニュートラルコーナー最上段へ座る。ところが、ニックが脚を持って引きずり下ろし、後頭部をコーナーに激突させる。そして、ジャンピングスピンキックでフィンレーをダウンさせると、コーナー最上段からスワントーンボムを敢行。だが、フィンレーが両膝を立てて防御。
　ここでフィンレーは串刺しエルボースマッシュでニックに追撃。さらに、串刺し攻撃を回避し、ジャーマンスープレックスホイップで叩きつける。そして、串刺しエルボースマッシュ、カミカゼへ繋げる。
　それでもニックはローリングバックエルボーで反撃するが、フィンレーがカウンターエルボースマッシュ、エルボースマッシュ2連発で報復。すると、ニックが逆さ押さえ込みを繰り出すが、フィンレーが返してエルボースマッシュで吹き飛ばす。
　続いてフィンレーはスワンダイブフライングボディアタックに行くが、ニックがトラースキックで迎撃。さらに、串刺しジャンピングニーアタックから低空ランニングニーアタックを放つも、フィンレーがかわしてスクールボーイで丸め込む。
　だが、返したニックが今度こそ低空ランニングニーアタックを食らわせ、450°スプラッシュで決着をつけた。

ニック「オー、これでまた勝ち点を取ってしまった。そして俺たち(ヤングバックス)がベストタッグチームだからだ。今、俺は最高にエクスタシーな状態だ。これからお前たちに2つの言葉をプレゼントしてやる、Suck it!」
 
※フィンレーはノーコメント