BEST OF THE SUPER Jr.XXII
- 日時
- 2015年5月27日(水) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 青森・青森県武道館
- 観衆
- 1,530人
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第2試合 20分1本勝負
レフェリー|佐藤健太
MATCH REPORT
KUSHIDAと本間が先発し、グラウンドの攻防でKUSHIDAが素早い動きを見せる。すると本間は、カウンターバックエルボーで逆襲し、小こけしを発射。これをKUSHIDAが回避してキックを放つも、本間が冷静にかわした。
田中対田口の場面。田中がアームホイップを連発するが、田口がカウンタージャンピングヒップアタックで逆転。スイッチしたKUSHIDAが、顔面踏みつけ攻撃、側転からの低空ドロップキックで追い討ちをかける。
続いてKUSHIDAはキーロックを極めるが、田中が腕を取られたまま変型バックドロップで叩きつける。だが、田中は脱出することができず、田口がヒップドロップで追撃。しかし田中は、田口のジャンピングヒップアタックをキャッチして流れを変え、カウンタードロップキックで逆転に成功。
ようやく出番となった本間は、エルボーとボディスラムで田口とKUSHIDAを圧倒。さらに、逆水平チョップ連射、串刺しジャンピングエルボー、フェースクラッシャーで畳み掛け、再び小こけしを放つ。ところが、田口にかわされてしまう。
その直後、田口がカウンタージャンピングヒップアタックを食らわせ、電動こけしで追撃。そして、スリーアミーゴを開始するものの、3回目のブレーンバスターを本間が抵抗。反対に田口を投げ捨て、ようやく田中とタッチ。
田中対KUSHIDAの場面。田中のエルボー連打に対し、KUSHIDAが張り手で報復。そして、ハンドスプリングエルボーを繰り出すが、田中が回避してフライングフォーアームをお見舞い。
さらに田中は、串刺しバックエルボー、変型アバランシュホールドでKUSHIDAに追撃。そして、本間が小こけしでアシストすると、逆エビ固めでKUSHIDAにギブアップを迫る。
ここで田口がリングへ入ると、田中がドロップキックで場外へ落とす。しかし、その間に体勢を立て直したKUSHIDAがトップロープを支点にしたバク転キックで田中へ逆襲。さらに、エプロンからの延髄斬り、スワンダイブミサイルキック、ムーンサルトプレスへ繋ぐ。
続いてKUSHIDAはバズソーキックを放つが、田中が回避してスクールボーイ。そして、返された直後に首固めを繰り出す。しかし、KUSHIDAがさらに切り返し、腕にパントキックをお見舞い。続いてホバーボーロックで田中を捕らえ、ギブアップを奪った。
試合後、KUSHIDAは田中が自力で立つのを見守る。しかし田中は、KUSHIDAに張り手を見舞って意地を見せた。
COMMENT
KUSHIDA「(田中は)元気いいですね。アレックス・シェリーが欠場して、誰が冷静にこの状況を見ているのか。セコンドで公式戦、全部、見てるでしょう。『シェリーンの代わりに俺がいく』とか、ギラついた野心がきっと彼の胸の中にあればいいなと願ってます」
本間「やっぱり田口とKUSHIDAってすごいね。さすが新日本Jr.を引っ張ってるだけあって、『BEST OF THE SUPER Jr.』に出てるだけあって、それも2人とも優勝候補で。いやあ、KUSHIDAは素晴らしい。俺、遊ばれちゃったよ。でも、もっと遊ばれたのは田口。いつから、ああなったの? ビックリしました。何、あのクネクネしたこけし。次は俺がナマのこけしをぶち込んでやりたいと思います、それでこそ、こけし・イス・ハッピー。幸せになろうぜ」
田中「『SUPERJr.』に出れなかったこと、そして同期の小松にこんなにも大きな差を開けられたこと、それが一番悔しい。周りの反応も変わってくる。扱いも変わってくる。でも俺は、すごい悔しい思いをして、何度も何度も、ここ最近、センスもない、実力も・・・もう辞めた方がいいんじゃないかって、ふと思うこともあるけど、やっぱり俺を応援してくれてる人たちの顔を思い出すと、あきらめることはできない。小松が『新日本のJr.を引っ張っていく』って・・・。あいつはそれでいい。おれは新日本を引っ張っていく。新日Jr.はあいつに任せた。俺は新日本を引っ張っていく」