BEST OF THE SUPER Jr.XXII

日時: 2015年5月26日(火) 18:00開場　19:00開始
会場: 山形市総合スポーツセンター・第二体育館
観衆: 1,120人（超満員札止め）

第7試合 30分1本勝負
「BEST OF THE SUPER Jr. XXII」Aブロック公式戦

田口隆祐
バレッタ

境界線

（2勝1敗＝4点）
（1勝2敗＝2点）

10分58秒　スライディングヒップアタック→片エビ固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　1勝1敗同士の対決となった田口とバレッタの『SUPER Jr.』Aブロック公式戦。
　
　試合開始早々、バレッタが場外へ降りて間を取る。だが、リングへ戻ると、気を取り直して田口と握手。そして、ジャンピングヒップアタックを回避してペースを握る。
　さらにバレッタは前方回転エビ固めを繰り出すが、田口がすり抜けて顔面に低空ドロップキックをお見舞い。
　その後、田口がセカンドロープへ尻を乗せて急停止してフェイントを見せるが、バレッタが低空ドロップキックで場外に落とす。これで場外戦になり、田口が鉄柱を利用して串刺しジャンピングヒップアタックを狙う。だが、バレッタにかわされ、尻を鉄柱で痛打。
　リングへ戻ると、バレッタが串刺しジャンピングニーアタック、ジャンピングラリアット、カウンターバックエルボー、トップロープを利用した変型ブレーンバスター、尻へのストンピング連射、ジャンピングニードロップなどで一方的に攻め立てる。
　それでも田口はジャンピングヒップドロップを繰り出すが、かわされて自爆してしまう。しかし、今度こそカウンタージャンピングヒップアタックを命中させ、ようやく逆転に成功。
　ここから田口は、セカンドロープからのダイビングヒップアタック、ショートレンジヒップアタック連射、ランニングヒップアタック3連発と尻攻撃でラッシュ。続いてどどんを狙うが、バレッタが前方回転エビ固めに切り返す。
　それでも田口は串刺し攻撃へ行くが、バレッタがカウンターの踏みつけ攻撃で阻止。そこからコーナー最上段へのぼり、田口の背中へダイビングフットスタンプを浴びせる。
　すると田口はスクールボーイでバレッタを丸め込み、アンクルホールドで捕獲。これでバレッタが場外へ逃げると、エプロンからダイビングヒップアタックを食らわせる。
　次に田口はコーナー最上段へのぼるが、バレッタが追いかけて雪崩式フロントスープレックスで逆襲。さらに、ジャンピングニーアタックで追撃する。ここで両者がエルボーを打ち合い、バレッタが串刺しジャンピングエルボーへ繋ぐ。
　しかし、田口がカウンタージャンピングヒップアタックで逆襲し、どどんスズスロウンで追い討ち。そして最後は、スライディングヒップアタックからの片エビ固めで3カウントを奪った。

COMMENT

田口「ケツから実が出て2連勝。ケツから白いのが出て2連勝だからいいんじゃないですか。ここまで3人、みんなJr.のトップでやってる人たちですから、キツいですよ。キツい・・・でも、キツければキツいほど、気持ちいいでしょ。キツいほうが、気持ちいいでしょ。緩いより、緩くてガバガバより、キツキツの方がすっごく気持ちいい。やっててすっごく気持ちいいからな！」

バレッタ「何てたくさんケツを叩き込んできやがるんだ。今夜はケツの悪夢を見たぜ。これは『BEST OF THE SUPER Jr.』だろ？『BEST OF THE SUPER“A〇S”』じゃないんだ。タグチはレスリングする気なんてない。ただ、ケツを俺の顔に叩き込むことだけしか考えてない。あいつは“ケツ男”だ。今夜は負けてしまって、楽しめなくなってしまった。まあ、このトーナメントでケツを叩き込まれるのは、これで終わりだ。ケツを武器に闘うのはタグチだけだからな。だから俺は先を見て進むだけだ。そう、『SUPER Jr.』のファイナル（決勝戦）の舞台に立つためにな。そしてそこで勝って、このトーナメントを制するんだ」