BEST OF THE SUPER Jr.XXII
- 日時
- 2015年5月25日(月) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 新潟・燕市民体育館
- 観衆
- 1,280人(超満員)
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第6試合 30分1本勝負
「BEST OF THE SUPER Jr. XXII」Bブロック公式戦レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
序盤、フィッシュが下から潜り込んで足を取ると、タイガーは素早くロープエスケープ。しかし、フィッシュがタイガーの膝をエプロンの角へ叩きつけ、高速ブレーンバスターで追い討ち。
これでフィッシュのペースとなり、トップロープ越えのローリングセントーンから膝攻撃を連発。さらに、場外戦へ持ち込むと、タイガーを鉄柱の前に立たせてハイキックを放つ。しかし、タイガーにかわされて脚を痛めてしまう。
リングへ戻り、タイガーがフィッシュの左膝に低空ドロップキックをお見舞い。さらに、ハイキック、タイガードライバーへ繋ぐ。そして、タイガースープレックスの体勢に入るも、回避したフィッシュがジャンピングバックフリップで逆転。
続いてフィッシュは、膝蹴り、エクスプロイダー、ボディブロー、エルボー、ドラゴンスクリューなどで攻め込む。だが、タイガーが飛びつき膝十字固めで巻き返し、フィッシュをロープエスケープさせる。
ここでタイガーは再びタイガースープレックスの体勢に入るが、フィッシュが抵抗し、ジャンピングバックエルボーで逆襲。さらに、変型ファルコンアローから膝十字固めを極め、タイガーを追い詰める。
タイガーが辛くもロープへ逃れると、フィッシュはボディブロー、ローキックで追い討ち。しかし、タイガーが飛びつき回転十字架固めで素早く押さえ込み、逆転勝利を収めた。
COMMENT
——シェリー選手の負傷欠場により、これで3勝。勝ち点6で単独トップに立ちました。
タイガー「単独首位でいくと、いいことないんだよな。全勝で(予選突破して)決勝で負けたっていうのもあった気がする。だから今回は、選手もガラッと変わってるし、今を象徴するJr.の選手ばっかりだから、いつ足元をすくわれるかわからない。まあ次は、青森でドラダかな? あいつなんて要注意だよね。今日はこういう試合やったけど、今度はあいつにルチャを叩き込まれるというか、思い出させられるというか。そういう意味では今日みたいな殺伐とした試合。いつ、関節(技)に入られるかわからない。それを今日のお客さんもよくわかってた。俺、わかんないかな?って思ってた。けど、ああいう試合もできる(選手)。今日、試合やってて気持ちよかった。だいぶやられたんで、今すぐ冷やして、次の青森も勝って、“タイガーマスク強し”っていうのを見せつけたいと思います」
——今年は例年と違って、公式戦が凝縮されてない上に、公式戦がない日にもタッグマッチが組まれたりしますが・・・。
タイガー「逆に休んでるよりは、試合してた方がいいかな? 体動かしてると、気も紛れるし。それが吉と出るか、凶と出るかはわからないけど。もう、僕もキャリアだいぶ積んでるから。今年でウン十年目だし、記念イヤーだから、そんなこと言ってられない。(※『ライガー』コールが聞こえてきて)ライガーさんもこれだけ声援をもらってるし、これから一つも落とさないで、毎年言ってるけど、俺とライガーさんで決勝を闘いたいね」
※フィッシュはノーコメント