BEST OF THE SUPER Jr.XXII
- 日時
- 2015年5月22日(金) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 1,580人(超満員)
ここでオカダがインタビュアーとなり、外道に勝利者インタビューを開始。2人の絶妙な掛け合いで場内が大盛り上がりとなった。
■実況席でのやりとり
——外道選手が放送席に来てくださいました。見事に勝利を収めました外道選手です。
(会場のお客さんから大外道コールが沸き起こる)
——大外道コールが沸き起こってますけども、オカダ選手がマイク持ってますからね。
オカダ「ボクがインタビューしてもいいっすか?」
——どうでしょう。
(会場のお客さんから大歓声)
——大歓声。オカダさん、オッケーが出ました。
オカダ「外道さん、勝利しましたけども今のお気持ちは?」
外道「その前にお前、さっき東スポに聞いたぞ。『アイツは絶対勝てない』って言ったらしいじゃないか」
オカダ「いや、違います、外道さん。絶対勝てないじゃないっす。絶対優勝できないって」
外道「お前、冷たいなぁ」
オカダ「そんなことないっす」
——今日の放送の解説でも「勝てないと思ってました」って言ってました。
オカダ「いやいや、ホント、優勝候補……ですよ。ハイ。優勝候補ですよ? ホントに」
——優勝候補はじゃぁ、外道選手ですか?
オカダ「最初はバルバロ(・カルベナリオ)だったんですけど。その後、カイル・オライリーになって。で、今メイン見たら、やっぱりカイル・オライリーかな?っていう」
——あれ? あれれ?? 外道選手どうですか?
外道「俺はね、今日手応え掴んだよ!!」(大声援)
オカダ「おぉ!!!」
外道「お前、田口は俺たちの(A)ブロックの大本命だろ!?」
オカダ「そうですね」
外道「それに勝ってんだぞオイ!!」
オカダ「おぉ!!!」
外道「大阪でよ、ダブルタイトルマッチやるわ!!(大声援) レインメーカーが、メインイベントでヘビー級。俺、ケニー・オメガ相手にジュニアやってやるわ!!!」(大声援)
オカダ「珍しくヤル気ですね!!」
外道「おお!!」
オカダ「行きますか!!!」
外道「行けるぞ!!!」
オカダ「おお!!」
(ここで会場から大外道コールが沸き起こる)
——大外道コールが沸き起こっております。改めてですけども外道選手、今日はオカダ・カズチカ選手のセコンドという形ではなく、今年新日本のリングでは初めてのシングルマッチだったそうですね。
外道「実は初めてなんすよ。シングルのメインに関しては2年ぶり」
——というと、オカダ選手をセコンドに従えたプリンス・デヴィット戦以来ということですね。
外道「あぁ、アレ以来だね」
——その中で見事の勝利でしたが?
外道「まぁ新日本としてみたら予定外だったかもしんないけどね。ケニー・オメガがドタキャンしたからじゃないかなぁと、俺は思ってるんだけどね」
——しかしそのオメガ選手の欠場を補って……
オカダ「ちょっといいですか。外道さん、(マイク)自分で持ってもらっていいですか」
外道「疲れてるんだからさ」
——すいません。ボクも気が回らなくて。
オカダ「いやいや。なんでボクずっとマイク持ってるのかなと思って。自分で持ってもらっていいですか?」
外道「レインメーカーに持たせるわけにはいかねぇもんな」
——でも今日の主役はレインメーカーではなく、外道選手ですからね。
外道「うまくハマったね。何個か用意してたんで。あぁいうパターンがうまくハマったよ。ただ一個読まれてたんだよ、途中で。ヤバいなぁと思ったんだけど、最後もう1つあったね」
オカダ「こんな素晴らしいレスラーだとは思わなかったですよ」
——改めて木槌を持ったり、コーナーマットを剥いだりなど、そういったラフファイトとうのは、オカダ選手がセコンドについた時には見せいないような闘いだったということで、オカダ選手は放送席で驚いてましたね。
オカダ「そっすね」
外道「そうだね。やっぱりね、俺は相手によって変えるんだよ」
オカダ「外道さん、ボクのイメージダウンにつながりますから、やめてもらっていいですか?」
外道「それは大問題だね」
——大問題ですか?
外道「これは大問題だね。それはマズイね」
——勝つために自分の引き出しを開けていかないとと思いますが?
外道「しゃあないね。もう勝とうと思ったら、手段選んでらんないよ」
——そして試合の中で、エプロンサイドから断崖式のDDTをやりましたが?
外道「アッ、ヤバい。使わせていただきました。ちょっと鉄柵がなかったからビックリしたんだけど」
オカダ「まぁいいんじゃないですか? 勝ったからいいっすよ。これで負けてたらエライことになってましたけど、勝ちましたから」
外道「良かったぁ、勝って。あぶねぇ」
——WARも出ましたし、闘いの中でいろんなメッセージが込められているように感じましたが?
(会場のお客さんから大歓声)
——後楽園ホールが沸いてます。
外道「首をね、首を狙ってたんでね。最初DDTいって、そっからレインメーカーとちょっと被る、いつもの首狙いを」
オカダ「真似したんすね、ボクの」
外道「その関係で、WARスペシャル有効かなぁと思ってね」
——さらにクロスフェース・オブ・JADOも出ましたが?
外道「ここに邪道背負ってるからね、俺ら」
——熱いコメントが届きました。
外道「嘘くさかった? 大丈夫?」
——いやいや、そんなことないですよ。(オカダ選手)どうですか? 嘘くさかったですか?
オカダ「いやいや、その邪道さんを背負ってる外道さんを背負ってますから」
外道「いつもお世話になっております」
——2人分ね。
オカダ「そうです、そうです」
外道「間違いないです」
——さぁそんな中で素晴らしい試合を見せていただきましたけど、これからリーグ戦続いていきます。先ほどお言葉にもありましたが、7.5大阪城ホールで、その夢を実現させる為に、目標を改めて聞かせて頂いてもよろしいですか?
外道「もちろんよ、レインメーカーがAJ(スタイルズ)の持つ『IWGPヘビー』を挑戦するからには、必ず(ベルトを)獲る。そんで俺はよ、この『SUPER Jr.』を勝ち抜いて、ケニー・オメガに挑戦してやる。(大声援) するってえと、大阪城に何が起こるか分かるか?! もちろんよぉ……カネの雨が降るぞ!!!」
(会場は大喝采に包まれた)
勝利者インタビューが終わると、外道とオカダがリングイン。オカダが青コーナーへのぼってレインメーカーポーズを披露し、外道がリング中央でレインテーカーポーズを決める。その後、今度は外道が青コーナーでレインテーカーポーズを披露し、オカダがリング中央でレインメーカーポーズを決めた。