第6試合、場内に中邑真輔のカードが映し出されると凄まじい大歓声。リングインしたレッドシューズ海野レフェリーにも歓声が浴びせられる。
入場曲がかかると場内は大きな手拍子。リングインしたあとも「ナカムラ! ナカムラ!」と、この日一番の大コール発生。
相手のACHは、小兵ながら、中邑のレスリング勝負にもシッカリ呼応。しかし、中邑は腕ダラリムーブをキッチリと決めて、試合を支配する。ところが、ACHも得意のダンスムーブで自分の世界を披露。
このあと、中邑が場外へ大きく投げ飛ばして、場外のニーアタック。さらにエプロン際でもニーアタックでかちあげる中邑。さらに、中邑はACHをバイブレーション式踏みつけ攻撃に沈める。
しかし、ACHもドロップキックで反撃。さらにミドルキックのあとで中邑がボマイェ発射前にコーナーで見せるムーブを決めてからのコーナーへのニーアタック攻撃。
場内は「ナカムラ! ACH!」の双方向コールが発生。打撃技の攻防では、ナックルパート、キック、ニーアタックでACHの動きを止める中邑。
終盤、ACHは変形ネックブリーカー、組み付いての変形ラリアット、トップロープから背中にフットストンプとやりたい放題。
そして、中邑を場外へ吹っ飛ばすと、3本のロープの下から、順番に駆け上がった上でのトペコンヒーロ! この驚愕の動きには会場も「ホーリーシット!」の大合唱。しかし、360°プレスは失敗に終わったとみるや、中邑は冷静にACHの背後からボマイェを発射。
中邑はリバースパワースラムから、たぎりまくってボマイェを予告。これを一度は空中で回転しながら回避したACHだが、そのまま再度、ボマイェを食らわしていった中邑が3カウントを奪取した。
中邑「(ACHは)まだまだ若いかな? まぁそのうち、そのうち良くなるさ! 顔とダンスは覚えたぜ!」