川人拓来が、“レスリングマスター”ディック東郷と初遭遇。東郷は2011年以来、ひさびさの新日本マット登場。
開始のゴング。両者はロックアップで組み合うと、川人がバックを取る。しかし、東郷はリストを奪い、川人をコントロール。川人も切り返すが、東郷はファイヤーマンズキャリー。そして、リストを決めていく。川人が切り返そうとすると、東郷はすばやくグラウンドに持ち込み、川人の足首を決めていく。そこから弓矢固めに持ち込もうとするが、これは川人がディフェンス。
続いて川人はリストを取るが、東郷はカニ挟みでグラウンドへ。川人が立ち上がろうとするも、フライングメイヤーで逃がさない。川人はなんとか抜け出し、一旦距離を取る。
東郷は顔面かきむしりで川人の動きを止めると、場外戦に持ち込む。そして、川人を客席に投げ込み、さらに鉄柱に叩きつける。
東郷は戦場をリングに戻すと、フライングメイヤーから顔面を踏みつける。そして、エプロンサイドに降りるとセントーン・アトミコ。さらにエルボーを繰り出すと、川人は張り手で反撃。しかし、東郷はエルボー一発で黙らせる。
東郷はヒップトスからエルボードロップ。そしてスリーパーで固めていく。川人はエルボーで切り抜けるとロープに走るが、東郷はショルダータックル。そして執拗にフォールするが、川人はキックアウト。
東郷は川人をロープに飛ばすも、川人は前蹴りを放ち、さらにドロップキックをヒット。しかし、二発目は東郷がかわす。だが、川人はロープワークからドロップキック。そして、串刺しエルボーからランニングエルボーでダウンを奪う。
川人はスワンダイブ式のドロップキックを決めるが、これはカウント2。ならばと川人は逆エビ固めで捕獲。しかし、東郷はロープエスケープ。川人はロープに飛ばそうとするが、こらえた東郷はサミングからフライングメイヤー。そして丸め込みへ。これを川人が返すと、すかさずグラウンドフェイスロックで捕獲するが、川人はなんとかロープへ。
ここで東郷は首切りポーズから、ペディグリーの体勢に入るも、川人は首固めで切り返す。これをはねかえされた川人は、ロープに飛ぶも、東郷はカウンターの強烈なラリアット。そして、ペディグリーで川人の動きを止めると、トップコーナーからセントーンを決め、3カウントを奪取した。