レスリングどんたく 2015

日時: 2015年5月3日(日) 15:30開場　17:00開始
会場: 福岡・福岡国際センター
観衆: 5,180人（超満員）

第2試合 20分1本勝負

田中翔
小松洋平

内藤哲也
飯伏幸太

境界線

11分55秒　逆片エビ固め

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　共に1982年生まれの内藤と飯伏が、それぞれヤングライオンの同期である田中と小松を従え、タッグ戦で対決。
　
　田中対飯伏で試合が始まり、田中がリープフロッグからアームホイップ。そして、ドロップキックを命中させた。
　内藤対小松の場面。チョップ合戦で内藤が押し込むも、小松がヘッドシザースホイップで逆襲。そのまま一気呵成に攻めるが、内藤がショルダースルーで逆転。
　これで小松の動きが止まり、田中がストンピング連射、ボディスラム、さらに内藤もボディスラムで続き、バックドロップ、張り手などで追い討ち。だが、小松は追走式エルボー、フライングフォーアームで内藤へ逆襲。
　内藤対飯伏となり、飯伏がミサイルキックから打撃ラッシュ。さらに、カウンターミドルキック、その場飛びシューティングスタープレス、パワースラムに繋ぐ。
　だが、内藤が低空ドロップキック、ランニングサンセットフリップで反撃。エルボー合戦を挟み、内藤が延髄斬りをお見舞い。しかし、直後に飯伏がオーバーヘッドキックで巻き返した。
　田中対小松の場面。小松がハーフハッチから逆エビ固めを極めるが、次のファルコンアローを田中が逃れ、カウンターボディスラムで逆転。続いて田中が串刺しジャンピングエルボーで小松に追撃し、内藤が田中を踏み台にして串刺しドロップキックを浴びせる。そして、田中が逆エビ固めで絞るが、飯伏が内藤を振り切ってカット。
　ここで田中がバックを取ると、小松が回転エビ固めに切り返す。さらに小松はスクールボーイを繰り出すが、田中が返して張り手。さらに、小松の脚を首にかけて持ち上げ、前方へ叩きつける。だが、小松が田中を下から丸め込み、返されると超低空タックルで足を取る。そして、逆片エビ固めでギブアップを奪った。

COMMENT

飯伏「気持ちよかったですね。AJ戦以降、新しい気持ちに、新人の頃の気持ちになってるんで。小松と組んで気持ちよかったし、田中もいいですね。内藤選手には……何もないです」
小松「勝ったよ。ビッグマッチで、結果出したよ。（『BEST OF THE SUPER Jr.』出場メンバーの）発表はいつだって? 俺を出せって、『SUPER Jr.』に。欲望があふれて止まらないんだよ。『SUPER Jr.』に俺を出せって。早くエントリーを発表しろって!」

田中「ビッグマッチでこんなチャンスもらえて……なんにもできねぇ。しかも負けた。同期の小松だぞ。言いたいことは一杯あったけど、勝つまでは言いません」
内藤はノーコメント