Road to レスリングどんたく 2015

日時: 2015年5月1日(金) 17:30開場　18:30開始
会場: 大分・大分イベントホール
観衆: 790人(満員)

第3試合 20分1本勝負

小島聡
タマ・トンガ

境界線

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　4月29日熊本でビッグダディ・ヤムヤムの挑戦を退けたNWA世界ヘビー級王者の天山が登場。
　
　小島対ファレで試合が始まると、場内が「小島」コールに包まれる。そんな中、小島のショルダータックルをファレがことごとく受け止め、反対に小島をなぎ倒す。これでトンガの出番になるが、小島がショルダータックルをお見舞い。
　天山対トンガとなり、天山がモンゴリアンチョップ、小島がエルボーを交互に打ち込む。そして、ヘッドドロップ＆ジャンピングエルボードロップの同時攻撃をお見舞い。
　続いて天山が串刺しラリアットでトンガに追撃し、コーナー最上段へのぼる。ところが、控えのファレが襲い掛かり、激しい場外乱闘が勃発。これを境に天山が孤立し、トンガが顔面攻撃、ファレがショルダークローなどで追撃。それでも天山はモンゴリアンチョップ連射でファレに逆襲し、カウンターニールキックをお見舞い。
　これでようやく出番となった小島は、ファレに対して逆水平チョップ乱射、串刺しジャンピングエルボー、「いっちゃうぞバカヤロー!」からのダイビングエルボードロップなどで追撃。だが、ファレが強烈なカウンターバックフリップで逆転。
　小島対トンガの場面。トンガが串刺しジャンピングボディアタック、ファレとトンガが連続でジャンピングボディプレス。そして、トンガが小島の仕草を真似てラリアットを放つも、小島が腕にラリアットを見舞って迎撃し、コジコジカッターで叩きつける。
　すると、天山がモンゴリアンチョップ連射とロープ際のラリアットでファレを場外へ追いやる。さらに、小島と天山がトンガへテンコジカッターを敢行し、最後は小島がウエスタンラリアットでとどめを刺した。

COMMENT

天山「OK。しっかりとね（勝った）。今日はタマとファレ? まぁ手ごたえないですね。やられてやられて言うのもなんやけど、最後にビシッとコジが伝家の宝刀で決めてくれたし、何も問題ないですよ。もうちょっと面白く（試合）やりたかったけど、あんな者、10年、20年早いね。俺らの相手ちゃうって。それだけですよ。あとはコジに聞いてください」

小島「大分、温泉パワーで２連戦乗り切ったんでね。明日から博多回って、最後、四国から明石。万全な状態で（終われるように）ね。俺らのキャリアになって何が一番大事かというと、体丈夫にして、一番いい状態でずっと試合やってること。（どこかに照準合わせて）ピークに持っていくんじゃなく、ずっといい状態をキープすること。それが必ず次の目標につながるから。最高のテンションを落とさないように……」

※ファレ&トンガはノーコメント