KIZUNA ROAD 2017

日時
2017年6月27日(火)   17:30開場 18:30開始
会場
東京・後楽園ホール
放送
バナー
観衆
1,544人

第7試合 60分1本勝負
IWGPジュニアヘビー級選手権試合

  • <第77代チャンピオン>

  • <チャレンジャー>

※KUSHIDAが初防衛に成功

MATCH REPORT

 新日本プロレスJr.のライバルであるKUSHIDAとBUSHIがタイトル戦で激突する好カード。
 両者はこれまでシングルマッチで8度対戦しており、4勝4敗の五分。昨年9月17日の大田区大会では、BUSHIが勝利してKUSHIDAから同王座を獲得。しかし、11月5日大阪のリターンマッチで、KUSHIDAがリベンジを果たした。その後、KUSHIDAは今年の『BEST OF THE SUPER Jr.』を制し、6月11日大阪城ホールでヒロムから同王座を奪回。その直後、BUSHIが毒霧攻撃を食らわせ、次期挑戦者として名乗りをあげた。

 ゴング直後、両者への大コールで場内が二分される。すると、BUSHIが握手の手を差し出し、KUSHIDAが応じると見せかけてタックルをお見舞い。すると、BUSHIがリープフロッグから後転を繰り出すが、KUSHIDAがそれを飛び越える。その後、BUSHIがヘッドシザースホイップを繰り出すと、KUSHIDAが側転で着地。さらに、リープフロッグでフェイントをかけ、アームホイップからの腕ひしぎ逆十字固めでBUSHIをロープエスケープさせた。
 ここからKUSHIDAはBUSHIの腕に狙いをつけ、キーロック、変型鎌固め、低空ドロップキック、ショルダーアームブリーカーなどを集中させる。

 ところが、BUSHIがTシャツを悪用したチョーク攻撃で逆襲し、KUSHIDAのプランチャをかわして自爆させる。その直後、BUSHIがロープへ走ると、KUSHIDAは南側の場外から西側へ退避。ところが、BUSHIが斜めに走ってトペスイシーダを命中させる。
 これでBUSHIのペースとなり、ロープを利用した変型DDT、首4の字固めで追撃。それでもKUSHIDAはアームホイップでBUSHIを投げ、側転から低空ドロップキックを放つ。だが、BUSHIが回避してSTFを極める。
 苦しくなったKUSHIDAは、トップロープを支点にしたバク転キックで巻き返し、エプロンからのジャンピングハイキック、スワンダイブミサイルキックで追撃。さらに、ミドルキック3連発をBUSHIの腕に見舞い、ハンドスプリングエルボーに繋げる。
 それでもBUSHIがコーナーにのぼると、KUSHIDAがジャンピングハイキックで動きを止める。そこから2人はコーナー上でエルボー合戦を展開し、KUSHIDAがBUSHIの腕を取ってホバーボードロックを仕掛ける。そして、そのまま雪崩式でリングへ降り、さらに絞り上げる。
 すると、ここでヒロムが愛猫のダリルと共に登場し、エプロンへのぼる。しかし、KUSHIDAがハンドスプリング式ニールキックで蹴散らし、バックステージへ退散させる。その後、BUSHIがトップロープを支点にしてバク転キックを繰り出すも、KUSHIDAがブロックし、頭部に低空ドロップキックをお見舞い。これでBUSHIが場外に落ちると、トペコンヒーロで追い討ちをかける。
 BUSHIがリングへ戻ると、KUSHIDAは腕にローキックを2連発でお見舞い。そして、バックトゥザフューチャーの体勢に入るも、BUSHIが脱出してフェイント式ニールキック、変型スイングネックブリーカーで挽回。
 両者へ向けた大声援で場内が騒然となる中、KUSHIDAがコーナーを背にしてフロントハイキック。そこから腕を取りに行くが、BUSHIが突き飛ばし、レッドシューズ海野レフェリーと衝突してしまう。
 海野レフェリーが場外でダウンする中、KUSHIDAはシェルショックでBUSHIをニュートラルコーナーに叩きつける。そして、バックトゥザフューチャーを炸裂させてフォールに行くも、カウントが入らない。すると、なんとヒロムがリングへ飛び込んで3カウントを数え、KUSHIDAが自分の勝利と勘違いしてしまう。
 KUSHIDAがようやく異常に気づくと、ヒロムがトラースキックをお見舞い。そして、ロープ越しのカナディアンデストロイヤーで場外マットへ叩きつける。KUSHIDAが場外、BUSHIがリング上でダウンする中、ようやく海野レフェリーが戻り、場外カウントを開始。深手を負遭ったKUSHIDAは、カウントアウト寸前でリングへ戻る。
 なおも両者への大声援が巻き起こる中、BUSHIがエルボー連打でKUSHIDAに追撃。そして、ハンドスプリングエルボーをかわし、カナディアンデストロイヤーでマットへ突き刺す。
 続いてBUSHIはコーナー2段目からエムエックスを繰り出すが、KUSHIDAが受け止めてオートマティックミッドナイト。そこから2人はエルボー合戦を繰り広げ、チョップ合戦へ移行。BUSHIが連打で押し込むと、KUSHIDAはミドルキックで対抗する。その直後、BUSHIが張り手を見舞うと、KUSHIDAはマサヒロ・タナカを放つ。だが、BUSHIがブロックし、腕にコードブレイカーを食らわせる。
 それでもKUSHIDAはマサヒロ・タナカをヒットさせるが、BUSHIが海野レフェリーにしがみついて視界を遮り、グリーンミストを噴射。そして、ブシロールで押さえ込むも、KUSHIDAがギリギリで跳ね返す。
 するとBUSHIは、今度こそコーナー2段目からエムエックスを炸裂させるが、フォールはKUSHIDAがキックアウト。続いてBUSHIはトップロープからエムエックスを繰り出すが、KUSHIDAが受け止めて立ち上がり、そのままバックトゥザフューチャーで3カウントを奪取した。

COMMENT

KUSHIDA「どいつもこいつも。どいつもこいつも。デスペラードか?」
※若手に担がれ、KUSHIDAは控室に戻っていった。そして、セコンドについていた田口がKUSHIDAの思いを以下のように代弁した。
――非常に厳しい闘いだったと思いますが。
田口「ハイ。非常に厳しい闘いでしたね。なんとか防衛することが出来、非常に満足しています。アメリカ遠征もあり時差ボケもあるなか、こうやってまたIWGPのベルトをまた腰に戻ってきたということは、私の腰にあるべきなんでしょう」
――デスペラード選手についてはどう思いますか?
田口「デスペラードについては話にならんね。こんな簡単に試合後に乱入して来て、ベルトに挑戦出来ると思ったら大間違いですよ。いつでもかかって来い。いつでもやってやるよ!とKUSHIDA選手は言うと思います」

※BUSHIは若手に肩をかり、コメントブースに現れると、そのまま床に倒れ込む。すると、ここにタイチ&TAKAが登場。
タイチ「オイ、お前、また負けたのか? 負けてばっかりだな、お前。負けてばっかりのヤツはよ、この先仕事がなくなるだろう。俺らよ、優しいから、そんなお前に仕事与えてやる。(※メッセージ付きの8月28日19時~『タカタイチ興行』新宿FACE大会ポスターをBUSHIの胸に置き)この招待状を見ろ。(※ポスターを指さし)ここにお前がいる。アイツ(ヒロム)もいる」
TAKA「ハハハ。タカタイチ興行シーズンⅡに出してやるよ」
タイチ「そうだ。使ってやるよ」
TAKA「ありがたいと思え」
タイチ「(※マスコミに向かって)オイ、お前らもだ。お前らも来いよ」
TAKA「わかったか。オイ、なんとかセリオ、マ・ジ・だ。ハハハ(※タイチとともにコメントブースを去る)」
BUSHI「ハァハァ、(※身体を起こし、ポスターを見つけ)クソッ……(※コメントブースを去った)」

デスペラード「(※IWGPジュニアヘビーのベルトを眺めながら、コメントブースに現れると)うーん、思ったよりも汚ねぇな。まぁ、いいや。いいか、BUSHIもKUSHIDAも、俺に負けたまんまだ。あっ、そうだ。どっかの監督もそうだったな。おかしいな。チャンピオンっていうのはさ、勝った人間に許された称号だろ? なんで、負けたまんまのヤツらがそれを競い合う。本当の持ち主は、ここにいるんだ。いいか、間違えるな。『G1』が始まるな。『G1』はたしかにヘビーのシリーズだ。ボスが凄いぞ。ザックもいる。さっき言ってたな、ボスが。“鈴木軍総攻撃”だと。KUSHIDA、忙しいのはわかるんだよ。オメェが、昨日アメリカから帰って来たのか、今日アメリカから帰って来たのか知らない。アメリカに行ってる間、タイトルマッチがポンポンあったんだろ。いやぁ、大変だ。大変なのはわかる。休みたかっただろ? 休めると思ってただろ? 残念だ。次のシリーズ、俺はお前のことをずっと見てる(※口笛を吹きながら、コメントブースを去った)」

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