KUSHIDAと田口隆祐、中西学が異色トリオを結成。マスカラ・ドラダ&タイガーマスク&永田裕志のトリオと対戦する。
先発はKUSHIDAとタイガーマスク。序盤からスピーディーな攻防で熊本を沸かせる二人。ここでマスカラ・ドラダがスイッチし、田口隆祐と対峙。田口は得意のヒップアタックを連発して挑発。しかし、ドラダもいきなりノータッチのトペコンヒーロ炸裂でお返しする。
田口をドラダが捕獲、変形のジャベを見せると、永田へタッチ。永田は田口に強烈なキチンシンク一閃。ここを田口がヒップアタックで反撃し、中西にタッチ。
中西は永田にコーナーでチョップ連射。永田もお返しするが、中西はコーナーラリアット。永田もフロントキックでお返し。中西は、「ホーー!」と雄叫びをいれて、野人ダンスからラリアット。
さらに永田をアルゼンチンで捕獲し、マンハッタンドロップ。続いて、タイガーにもマンハッタンドロップ。しかし、永田も中西にエクスプロイダーで反撃。
ここから、再びKUSHIDAとドラダがトリッキーな攻防。KUSHIDAがスワンダイブ式チョップを狙ったところをドラダがカウンターのドロップキックで切り返す。
永田組はトレイン攻撃でKUSHIDAへ狙いを定める。タイガーはタイガードライバーのあと、場外トペを炸裂。ドラダはKUSHIDAをあと一歩まで追い詰めるが、KUSHIDAが高速のジャパニーズ・レッグクラッチホールドをズバリ。「SUPER Jr.」を前に、ドラダから価千金の勝利を奪ったKUSHIDAだった。
KUSHIDA「(※シェリーが得意にしている“『進撃の巨人』式敬礼”をして)このポーズの意味、これは“心臓を捧げる”。どこにかって? 彼はTNAを辞めて、新日本プロレスのリングに来た。新日本プロレスのリングでハートを、心を捧げるために彼はやって来た。それは、僕がすごくよくわかってるから。俺ができることは、彼の背中を押してあげること。彼の夢であるIWGP Jr.のタイトルを獲って、その後、『(BEST OF THE)SUPER Jr.』、僕が優勝して、シェリーとシングルマッチ、実現させたいですね」
——今日は6人タッグながらマスカラ・ドラダに勝利しました。メキシコの王者に勝ったことになりますけど・・・。
KUSHIDA「彼、ドラダもある意味、このリングに心臓を捧げている。その気持ちはひしひしと感じてるんで、『SUPER Jr.』公式戦で(ドラダとの対戦が)組まれるんだったら、彼の心意気を全部、僕が受け止めてやりたい」
※中西&田口はノーコメント
ドラダ「KUSHIDA! もう1回だ! カモン! モウイッカイ!」
※永田&タイガーはノーコメント