Road to レスリングどんたく 2015

日時: 2015年4月28日(火) 17:30開場　18:30開始
会場: 鹿児島・姶良市総合運動公園体育館
観衆: 3,120人（超満員札止め）

第5試合 30分1本勝負

外道
ケニー・オメガ

オカダ・カズチカ
バッドラック・ファレ

境界線

10分56秒　片翼の天使→片エビ固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　オカダ組vsファレ組のタッグマッチ。オカダは7月5日の大阪城ホール大会『DOMINION 7.5 in OSAKA-JO HALL』で、IWGPヘビー王者AJスタイルズに挑戦する。また、IWGP Jr.王者のオメガは、5月3日福岡でアレックス・シェリーと3度目の防衛戦を行なう。
　
　オカダ対ファレで試合が始まると、場内が「オカダ」コールに包まれる。そんな中、オカダがカニばさみでファレを倒してロープへ激突させ、低空ランニングフロントキックをお見舞い。そして、レインメーカーポーズで大歓声を浴びた。
　外道対オメガの場面。外道がパンチ連射で攻め込むも、オメガが自ら場外へエスケープ。これで外道のペースが狂い、乱入したファレがショルダータックルで吹き飛ばす。
　ここから激しい場外乱闘が勃発し、大ダメージを負った外道が完全に孤立。ファレが全体重をかけて押し潰し、オメガが串刺しタックルを連発する。しかし外道は、ファレのジャンピングボディプレスを回避して流れを変え、ファレのラリアットをオメガに誤爆させる。
　これでようやくタッチを受けたオカダは、フロントハイキック、DDTをファレに見舞い、巨体をボディスラムで投げ捨てる。だが、ファレはカウンターバックフリップで逆転。
　オカダ対オメガとなり、オメガがいきなりスタイルズクラッシュを仕掛けるも、脱出したオカダがリバースネックブリーカーで反撃。これで外道の出番になるも、控えのファレがチョークで介入し、オメガが変型バックブリーカーで叩きつける。
　オメガの攻撃は続き、カミカゼ、コーナー2段目からのムーンサルトプレス。そして、片翼の天使を仕掛けるも、外道が回避してコンプリートショット。間髪入れずに外道クラッチで押さえ込むが、ファレがカットする。
　そのファレをオカダがドロップキックで蹴散らすと、外道はオメガへチンクラッシャー。そして、トラースキックを放つものの、オメガがブロックし、カウンタージャンピングニーアタックで逆転。そこから片翼の天使をさく裂させ、外道を葬った。

COMMENT

オメガ「ゲドー、お前はJr.（ヘビー級の）レジェンドだ。でも、お前に勝つのなんて、いとも簡単だった。オカダ？お前もやっつけてやる。日本人のゴミはすべて捨て去ってやるから。俺がなぜクリーナーを名乗ってるのか、わかってるのか？ Jr.もヘビーも関係ない。俺たちBULLET CLUBがニュージャパンをきれいにしてやる。いや、壊滅させてやる。オーサカジョーでな」
※ファレは隣でオメガのコメントを不敵な笑みを浮かべながら黙って聞いていた。

オカダ「まあ、（今日の負けは）いいでしょう。ここまでいい感じで来てましたけど、AJが来る前に勢いが止まっちゃったら悔しいなと。あ、僕がやられたわけじゃないから、勢いは止まってないです。僕の勢いは止まらないです。明日また、AJは来ないですけど、しっかり熊本にいっぱいカネの雨を降らせますよ」
※外道はノーコメント