Road to レスリングどんたく 2015
- 日時
- 2015年4月28日(火) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 鹿児島・姶良市総合運動公園体育館
- 観衆
- 3,120人(超満員札止め)
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第2試合 20分1本勝負
レフェリー|佐藤健太
MATCH REPORT
永田対中西で試合が始まると、場内が両者への大コールに包まれる。そんな中、中西が永田の蹴り脚を取り、ダブルチョップをお見舞い。すると、田口が背後からジャンピングヒップアタックを食らわせ、一目散に場外へエスケープ。
その後、永田の延髄斬り&田口のジャンピングヒップアタックという同時攻撃が中西にさく裂し、永田と田口が交互にヒップアタックを浴びせる。そして、田口がなおもジャンピングヒップアタックを放つも、中西が尻に野人ハンマーを浴びせて迎撃。
KUSHID対ドラダの場面。ドラダがハンドスプリング&バク宙でフェイントをかけ、セカンドエルボーロープからジャンピングバックエルボー。これでKUSHIDAが場外に落ちると、プランチャで押し潰した。
ここから中西組がKUSHIDAを逃がさず、集中攻撃を浴びせる。しかしKUSHIDAは、トレイン攻撃から脱出し、ヘッドシザースホイップでドラダ、ハンドスプリングエルボーでホワイトに逆襲。
永田対中西の場面。永田がミドルキック3連射、串刺しフロントハイキック。次のエクスプロイダーは阻止されたものの、すぐにフロントハイキックを食らわせる。さらに永田はフェイント式低空ドロップキックで追い討ちするが、中西がカウンタースピアーで巻き返す。
続いて中西は、野人ダンスラリアット、アルゼンチンバックブリーカーで永田に追撃。しかし、永田がショートレンジラリアットをかわし、今度こそエクスプロイダーで投げ捨てた。
田口対中西となり、田口がロープを何度も往復し、ジャンピングヒップアタック。それでも中西が倒れず、ブレーンチョップで反撃。さらに、KUSHIDAのスワンダイブブレーンチョップも受け止める。すると、KUSHIDAと田口が合体ブレーンバスターを仕掛けるも、中西が反対に2人を投げ捨てた。
田口対ホワイトの場面。ホワイトがリープフロッグからカウンターバックエルボー。さらに、開脚式ミサイルキックで田口とKUSHIDAを吹き飛ばす。ここで中西組がトレイン攻撃を敢行し、そこからドラダがセントーンアトミコで追い討ち。
苦しくなった田口は、カウンタージャンピングヒップアタックでホワイトに逆襲。すると、KUSHIDAがプランチャでドラダを分断。一方、田口はスリーアミーゴを開始するが、3回目のブレーンバスターをホワイトが回避。しかし田口は、すぐに前落としへ移行。
次に田口はどどんの体勢に入るが、ホワイトが前方回転エビ固めに切り返す。だが、田口がカウンター延髄斬りをクリーンヒットさせ、今度こそどどんでホワイトを葬った。
COMMENT
永田「ビッグマッチでもないのに、ビッグマッチ並みのお客さんの熱気があって。鹿児島ってずいぶん久しぶりだけど、鹿児島のファンの人たちが新日本を待っててくれたんだなっていう大会でしたね。都市部で声援を受けるのとまた違って、これはこれでうれしいよね。中西学と見合っただけであれだけ声援がくるっていうのは、俺たちの闘いの認知度っていうのが、かなり南の町まで十分すぎるほど伝わってるんだなって。それは我々のキャリアのなせる業だということがわかりました。とりあえず今日は、乗りに乗って試合ができましたゼア」
KUSHIDA「知らない土地で、知らない人たちの前でプロレスをして喜んでもらえるっていうことほど、プロレスラー冥利に尽きることはないですね。最初、僕とドラダが見合ったときにも、新日本プロレスのJr.への期待値をひしひしと感じたし、俺が今日受けた大声援も『(BEST OF THE)SUPER Jr.』に届けて、また(鹿児島に)帰ってきて、西郷どんに報告します。あとはシェリーの背中を押してあげるだけ。シェリーが(IWGP Jr.ヘビー級)ベルトを獲って、2人でシングルマッチができたらいいですね」
ドラダ「クシダ、タグチ、次は今日のようにはいかないぞ。(『BEST OF THE SUPER Jr.』の)トーナメント(リーグ戦)では、マスカラ・ドラダが優勝して、ヌメロ・ウノ、イチバンであることを証明するんだからな。よく、覚えておいてくれ」
※中西&ホワイトはノーコメント