Road to レスリングどんたく 2015
- 日時
- 2015年4月25日(土) 17:00開場 18:00開始
- 会場
- 愛媛・松山市総合コミュニティセンター・キャメリアホール
- 観衆
- 1,180人(超満員)
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第2試合 20分1本勝負
レフェリー|佐藤健太
MATCH REPORT
永田対中西で試合がスタート。中西がチョップで攻めると、永田はミドルキック連射でお返し。だが、中西がカウンター野人ハンマーでなぎ倒した。
これで田中対ドラダになると、「田中」コールが起きる。しかし、ドラダがハンドスプリング&バク宙でフェイントをかけ、ヘッドシザースホイップ。田中を場外に追いやると、ハンドスプリング式のトペフェイントで場内を沸かせた。
ライガー対タイガーの場面。タイガーがカウンタードロップキックでライガーを場外に落とし、トペスイシーダで追撃。しかし、リングに戻ったライガーは、風車式バックブリーカーで逆襲し、ロメロスペシャル、変型カベルナリアで追い討ち。
これでタイガーが孤立してしまい、田中がボディスラム、永田がカウンターキチンシンクなどで攻め立てる。しかしタイガーは、永田の蹴り脚をキャッチし、ドラゴンスクリューで逆転。
スイッチした中西は、逆水平チョップ連射、串刺しラリアットで永田に追撃。2回目の串刺しラリアットは永田がフロントハイキックで迎撃するも、中西はすぐにスピアーへ繋ぐ。
ここで中西は野人ダンスラリアットを永田に食らわせ、アルゼンチンバックブリーカーで担ぐ。そして、カットへ入ったライガーめがけて永田を投げつける。だが、直後に永田がエクスプロイダーで逆襲。
田中対中西となり、田中のエルボー連打を中西が受け止め、重いエルボー1発で蹴散らす。しかし、永田が中西を押さえつけ、田中がフライングフォーアームをお見舞い。さらに、永田のフロントハイキックから2人で合体ブレーンバスターを狙うが、中西が反対に投げ捨てた。
田中対ドラダの場面。ドラダがセカンドロープからジャンピングバックエルボーを浴びせ、セカンドロープを移動してミサイルキックをお見舞い。その後、タイガーのハイキック、中西の串刺しラリアットから、ドラダがラ・マヒストラルで押さえ込む。
次にドラダはコーナー最上段からセントーンアトミコを敢行するが、田中に回避されて自爆。これで永田組のトレイン攻撃となり、ライガーが串刺し掌底、永田が串刺しフロントハイキック。そこから田中がカウンターアバランシュホールドで追い討ちする。
さらに田中はドラダの脚を取って持ち上げるが、ドラダが回転エビ固めに切り返す。これを田中がさらに回転して押さえ込むも、ドラダがキックアウト。そして、追走式ドロップキックで田中を蹴散らすと、ムーンサルトプレスからの片エビ固めで3カウントを奪取した。
試合後、永田とライガーが田中の手をあげると、場内が大歓声に包まれた。
COMMENT
※中西&タイガーはノーコメント
永田「まぁ、結果は残念でしたけど、(田中は)持てるものをフルに出して、出しすぎぐらい出たんで・・・」
田中「ありがとうございました。この地元での試合、気持ちを入れすぎるぐらい入れてて。それが今日、逆に空回りしてしまったんですけど、そこがまだ自分の成長し切れてないところ。どんなときでも100%の力が出せるように。それがこれからの課題ですね。あれだけ声援を受けたのに負けて。でも、愛媛出身でよかったと思います。次はこの愛媛で勝てるように、頑張っていきます」
——永田選手も若い頃は試合で空回りしたり、結果がなかなか出なかったりしていた時期があったと思いますけど・・・。
永田「でも、それも試練なんで。持てるものを出そうと日々、精進して。出せなかったときにすごい悔しい思いをして、自分の中でいろいろ考えてやっていく。その積み重ねなんで。それがメインイベンターへの道のりだと思います。まぁ今日は、持てるもの、自分の一番(の持ち味)である元気というものを出せたんで、お客さんの心に響いて、それが声援になったと思いますよ。こういう熱烈な声援を送ってくれる地元の人たちへの感謝の気持ちを忘れず、頑張っていてほしいですね」
※ライガーはノーコメント