IWGP Jr.タッグ王者組のロメロ＆バレッタが登場。2人は5月3日福岡の『レスリングどんたく2015』にて3WAYマッチ形式の初防衛戦を行なう（※対戦相手はカイル・オライリー＆ボビー・フィッシュ、マット・ジャクソン＆ニック・ジャクソン）。
　
　田口対バレッタで試合が始まり、バレッタがショルダータックルで先制。しかし、田口が前方回転エビ固めから顔面へ低空ドロップキックをお見舞い。次のジャンピングヒップアタックとヒップアタックはかわされたものの、バレッタは赤コーナーへ逃げ帰った。
　田中対ロメロの場面。田中がアームホイップからドロップキックを見舞うと、ロメロも赤コーナーへ退散。しかし、バレッタに叱責されて再び田中と対峙する。
　そこから田中はロープへ走るが、控えのバレッタが背中へキック。田中が怒ってバレッタを場外へ蹴散らすと、ロメロがトップロープとセカンドロープのあいだに留まってフェイント。そこへ田中が突っ込むも、回避されて場外へ転落してしまう。
　場外戦で大ダメージを受けた田中は、ロメロのジャンピングニーアタック、バレッタのフライングラリアット、ロメロのグラウンド卍固めなどでいたぶられる。さらに、ロメロが「ナカスゾコノヤロー！」と叫んで脅しをかけるが、田中がブレーンバスターで逆転。
　田口対ロメロの場面。田口がロメロにカウンタージャンピングヒップアタックを食らわせ、バレッタにもジャンピングヒップアタックを見舞う。そして、ブレーンバスターでロメロに追撃すると、ロメロをリバースDDT、バレッタをDDTで同時に叩きつける。
　次に田口は「フォーエバー！」と叫びつつ、ロメロへ連続串刺しジャンピングヒップアタックをお見舞い。ところが、3発目をロメロが両脚キックで迎撃。さらに、フェイント式ニールキックを浴びせるも、田口がすぐに延髄斬りで報復した。
　田中対バレッタの場面。田中がエルボー連打、串刺しジャンピングエルボー、フライングフォーアーム。次のサイドスープレックスはバレッタが抵抗し、逆水平チョップで反撃。だが、田中がカウンターバックエルボーで巻き返し、今度こそサイドスープレックスで投げ捨てる。
　ここで田中がバレッタに逆エビ固めを極めると、田口がアンクルホールドでロメロを分断。しかし、なんとか逃れたバレッタが、延髄斬りで逆転。串刺しジャンピングバックエルボー、スイングDDTで田中に追い討ちする。
　次にバレッタはコーナー最上段からフライングボディアタックを敢行するが、田中が切り返して押さえ込む。これをバレッタが返すと、田中は間髪入れずに首固めで3カウントを狙う。
　だが、次の串刺し攻撃をバレッタが回避し、ロメロが連続串刺しラリアットをお見舞い。それでも田中はカウンタードロップキックでロメロに逆襲するが、ロメロとバレッタがダブルジャンピングニーアタックで黙らせる。そして最後は、合体技ストロングゼロで田中を沈めた。

ロメロ「タグチの尻はなんだ？ 何であんなに硬いんだ。あぁ、カタイ・・・」
バレッタ「あいつの尻は何でできてるんだ？ 鋼鉄か？ 何発も顔面に叩き込みやがって」
ロメロ「何がファンキー・ウエポンだ？ あれはファンキー・ケツだぞ」
バレッタ「でも、だからといってあいつに（タイトル挑戦の）チャンスが与えられたわけじゃない」
ロメロ「そうそう。フクオカで挑戦してくるのはヤングバックスとreDRagon。でも今日はどこにも見かけなかったな。怖気づいたのか？ まぁ、フクオカでは俺たちが勝って、試合後にこう叫ぶぜ。『カンパイ！』」
 
田口「ケツの攻撃はだいぶ読まれてますね。マット上では常にマンネリしないように。マンネリしてレスらないように。ちょっと新しい（攻撃を）思い浮かべてます、『（BEST OF THE）SUPER Jr.』に向けて。いろいろ（新しい）ケツのバリエーションを試してるところで。いろいろあった方がいいんで。これまでドロップキックしてたところをケツにしたり。スワンダイブでもケツにしようかと。（頭の中は）ケツ、ケツ、ケツ・・・」
※田中はノーコメント