INVASION ATTACK 2015

日時: 2015年4月5日(日) 14:30開場　16:00開始
会場: 東京・両国国技館
観衆: 9,500人（超満員札止め）

第1試合 20分1本勝負

小松洋平
田中翔

アレックス・シェリー
田口隆祐

キャプテン・ニュージャパン
獣神サンダー・ライガー

境界線

08分14秒　オートマティック・ミッドナイト→片エビ固め

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　両国大会のオープニングマッチとして行われる10人タッグマッチ。
　
　中西対永田で試合が始まり、中西が逆水平チョップ連射で先制。しかし、永田がフロントハイキック、エクスプロイダーで逆襲。すると、中西がのど輪ラリアットを繰り出し、かわされた直後にマッケンローで永田を倒す。
　続いて中西は野人ダンスラリアットで永田に追撃し、アルゼンチンバックブリーカーで担ぐ。だが、永田が脱出し、腕固めで逆転。さらに、カットへ入った田口の尻へミドルキックを浴びせた。
　KUSHIDA対タイガーの場面。タイガーの風車式バックブリーカーをKUSHIDAが回避するも、タイガーがすぐにタイガードライバーをお見舞い。タッチを受けたライガーが、風車式バックブリーカー、ロメロスペシャルでKUSHIDAへ追い討ちする。しかしKUSHIDAは、ハンドスプリングエルボーでライガーとタイガーを吹き飛ばした。
　キャプテン対田口の場面。キャプテンのジャンピングショルダータックルを田口が簡単にかわし、ヒップアタックアタック連射。さらに、ジャンピングヒップアタックを発射するが、キャプテンが尻へカウンター地獄突きを突き刺して逆襲。しかし田口は、カウンタージャンピングヒップアタックで巻き返した。
　キャプテン対田中の場面。中西組のトレイン攻撃となり、ライガーの串刺し掌底、田口のカウンタージャンピングヒップアタックから田中がアバランシュホールド。しかし、キャプテンはカウンタージャンピングショルダータックルで反撃し、小松とタッチ。
　その小松は、控えの中西にエルボーを連打で見舞い、フライングフォーアームで蹴散らす。すると、田中がドロップキックで逆襲に出るが、小松がカウンターサイドバスターでお返し。
　シェリー対田中となり、激しいエルボー合戦からシェリーがカウンタートラースキック。しかし田中は、シェリーの踏み台攻撃をかわしてコーナーへ激突させ、カウンタードロップキックでKUSHIDA、フライングフォーアームでシェリーを蹴散らす。
　その後、小松が田中へフロントハイキック、田口が小松へジャンピングヒップアタック、キャプテンが田口へ地獄突き。そして、永田とキャプテンが中西へ合体ブレーンバスターを仕掛けるも、中西が反対に2人を投げ捨てる。
　その中西をKUSHIDAがミサイルキックで吹き飛ばし、シェリーとの連携で田中の顔面へ低空ドロップキックをお見舞い。すかさずシェリーがオートマティックミッドナイトで叩きつけ、3カウントを奪った。

COMMENT

——最初から飛ばしていましたが?
永田「それでも全然疲れない。息も上がらない。汗もかかない。力があり余ってしょうがない。このエネルギーどこにぶつければいいんだ。贅沢な悩みだ。まだまだ力あり余りまくりゼァ!」
KUSHIDA「目標じゃない。夢でもない。俺の志は、この両国国技館で、『SUPER Jr.』決勝をやること。もう1回ジュニアで両国に帰ってくること。志は最後まで貫くぞ」
シェリー「新日本プロレスに定着してきて3年以上が経っている。こんな素晴らしい会社にそれだけいるんだ。そんな中で、若い田中翔、新人でデビューして段々強くなっている。日に日に強くなってることは実感している。しかしながら、彼はまだ私のレベルには達していない。自分は世界最強のジュニア戦士のレベルに挑むんだ。だから俺の当面の目標はIWGPジュニアのベルトを獲ることだ。タイトルマッチのチャンスをもらえれば、必ず獲れると信じている。オマエラハ、モウシンデイル」
小松「すげぇ今年充実してさ。心技体、俺の成長スピード今年はハンパないね。すげぇ秀でてるよ」
キャプテン「オッ、ケツに火ついたか、ケツに」
小松「ケツに火、そうっすね。もうケツに唐辛子つめて頑張ってますよ」
キャプテン「私のケツにも火がついたぜ。ケツに火つけろよ、ケツに」
小松「今年は『SUPER Jr.』絶対に出てやるからな!」

※中西、ライガー、タイガー、田口、田中はノーコメント